>>19 つづき

因みに、「大学制度が成立した当時唯一の大学であった東京大学では理学部には8つの学科が置かれていたが、その内容は数学科、物理学科、化学科、生物学科、星学科、工学科、地質学科、採鉱冶金学科と今では工学部に相当するものも含み、いわゆる理系的分野を網羅するものだった。」と
だから、日本ではスタート時点では、工学も理学の中だったんだ(^^
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%86%E5%AD%A6%E9%83%A8
理学部
理学部(りがくぶ、Faculty of Science)は、大学の学部のひとつで、理学(自然科学)の教育、研究を行うための学部である。

(なお一部で誤解している人がいるので解説しておくが、理学部では数学を教えているが、だからといって数学が自然科学というわけではない。数学は自然科学ではなく、あくまで形式科学である。
物理学を記述するのには自然言語や数学という一種の"記述言語"が必要で、どちらも必須で大切なのだが、不足していると考えられる数学的知識を学生に習得してもらうべく、理学部のカリキュラムとして組み込んでいる、ということである。
本当は、社会科学でも数学は頻用しており、数学は自然科学だけで使われているわけではない。だが「数学科」を複数あちこちに設置するわけにもいかないので、便宜上「理学部」内に設置している大学も多い、という関係になっている。(なお、ケンブリッジ大では、Faculty of Mathematicsとなっていて、数学・学部が単体で独立した学部になっている)。

進路
卒業・修了後の進路は様々である。多くが理科や数学の教員になるという選択をするが、理論系の研究者になる者や、また工学を自学し技術者となる者や、経済学、心理学など人文科学・社会科学系の分野を専攻する者や、文化・哲学に携わってゆくことになる者も多い。
教員免許に必要な科目を履修することで、数学(数学科)、理科(数学科以外)の高等学校一種教員免許を取得できる大学が大半である。

類型

大学制度が成立した当時唯一の大学であった東京大学では理学部には8つの学科が置かれていたが、その内容は数学科、物理学科、化学科、生物学科、星学科、工学科、地質学科、採鉱冶金学科と今では工学部に相当するものも含み、いわゆる理系的分野を網羅するものだった。

つづく