>>314 つづき

上記を踏まえて、>>301 に戻る

>まさか99/100の計算だけを否定したいわけじゃないよね?

ここ、条件付き確率じゃないでしょうかね? 99/100の計算は?

条件付き確率については、>>222の原隆先生 確率論概論 I http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/~hara/lectures/02/pr-grad-all.pdf
P4「定義1.3.2 (条件付き確率) 確率空間(Ω,F, P) 中の事象E,F ∈ F を考える.P[F] not= 0 の場合に,
P[E | F ] ≡ P[E ∩ F]/P[F]    (1.3.2)
をF の下でE が起こる条件付き確率と言う.」とあります

つまり、ある決定番号100個の組み(d1,d2,d3,・・・,di,・・・,d100)に対して、max(d1,d2,d3,・・・,,・・・,d100)>= di の確率が99/100だと
だから、「ある決定番号100個の組み(d1,d2,d3,・・・,di,・・・,d100)」となる確率を計算しなければ、いけない
(ここで、max(d1,d2,d3,・・・,,・・・,d100)は、(d1,d2,d3,・・・,,・・・,d100)の最大値を取る関数とする)
普通ここは、条件付き確率という意識が、ないだろうなと(錯覚その2)

あるいは、無意識で証明なしに、「任意の決定番号100個の組み(d1,d2,d3,・・・,di,・・・,d100)に対して、かならず、max(d1,d2,d3,・・・,,・・・,d100)>= di の確率が99/100だ」と(錯覚その3)
で、実は、このレスの最初(>>314)に論じたように、決定番号kがいかほど巨大であろうが、必ず次の決定番号k+1があり、後者の場合の数が非加算無限倍多い
で、”非加算無限倍多い”というところが、σ-fieldと相性が悪いように思う

そして、これが無限に繰り返される。
ここも、すーと流すと「これで良いのだ」錯覚するところだ。(錯覚その4)

つづく