>>219 つづき

著者について
鈴木智秀(すずき ともひで)
都立西高等学校・数学科教員。(株)日立ソリューションズの協力のもと、電子黒板を使った授業実践を行ない、その動画をWeb(http://suzukitomohide.com/index.html)で公開している。
2011年の「東京理科大学数学教育研究所 第4回 《数学・授業の達人》 大賞」において、〈「虚数の誕生と現代社会での役割」〉(都立小金井北高等学校時代の実践)で優秀賞を受賞。
また、東京都高等学校数学教育研究会(都数研)大学入試分科会において、長く大学入試問題の研究活動を仲間の高校教師とともに行なってきた。ほかに数研出版の入試問題集の解答作成にも携わっている。

トップカスタマーレビュー
(抜粋)
5つ星のうち 5.0

高校の先生が書いただけあって、授業のネタに使えそうなことがたくさん載っている。
投稿者 さわ 投稿日 2017/2/23
形式: 単行本
数学の教員をしています。

理解が難しい「ガロア理論」を図を豊富に載せて説明し、直感的に理解できるよう工夫して書かれてます。
驚くべきところは全ページに解説動画につながるQRコードが載っているところです。
著者の方が2011年から授業などで行ったものを撮影したものだそうです。
内容が難しいところは動画とセットで学習するとよいと思いました。

著者の動画について調べてみたのですが、YouTubeに「デデキント切断」や「微分積分学の基本定理」など様々なものをアップしているようです。

またが日頃から高校で教鞭をとっている方なので、本書には明日からの授業のネタになりそうなことがたくさん書かれていました。

授業で正の整数、ゼロ、負の整数、小数、分数、平方根の歴史上に出てきた順番の話をしてみると結構盛り上がりました。