代数学全般を独学で勉強しようとして、もっとも苦労したのが、群と表現論だった。
群論は、それぞれの定義は簡単。でも、つかんだと思ってもいつの間にか手から抜け落ちる。

そんな日がしばらく続いてあきらめかけていたところ、ふと理解の糸口が
見えてきて、やがて個別の議論のさらなる化整理とともに全景が見え始めたのが
2年ほど前、それからは鈴木、伊藤、原田の本を時々眺めて自分なりに整理簡易化
している、環、体、加群、多元環の構造の理解が深まり、もっと早く群論を
勉強しとけばよかった、と思っている今