>>178
>紙数の関係で割愛したなどとよく書かれ散ますが、なぜページ数に
>制限を設けるのでしょうか?
日本では、数学書で一冊あたりに用いる紙の最大の枚数が決まっていることが少なくない。
講座モノとかでよく見るが、本(分冊)の内容ごとに決まる
最大枚数の違いが何故生じるのかは分からない。
それはそれとして、数学書に紙を多く使って出版しても、出版社側での儲けは比較的少ない。
出版社側は数学書を製本した会社や印刷所に対し、数学書による利益を或る程度支払う。
そうしないと、印刷所や製本会社の人達が報われない。
いわゆる、出版社の下請けが製本会社や印刷所になる。そういう関係からだろう。
まあ、本の終の著者について書いてある部分でも見てみると、出版社だけでなく、
一緒に製本担当や印刷担当の会社も書いてあることが分かるだろう。
漢字やカタカナなどで書かれた日本語が読める外国人は少なく、
日本語で専門書を出しても国際的に見ると余り売れず、出版社側での儲けが少ない。
英語が読める人の数は、漢字やカタカナなどで書かれた日本語が読める人の数より遥かに多い。
英語圏の国で専門書を出版した方が、出版社側でのが儲けは多くなる。
主に、英語が読める人の数と日本語の文献を読める人の数の違いから生じているとは思う。