>>503 関連

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/20944?page=5
世の中、上には上がいる 私が見た「大秀才」たち?本当に頭がいいとはこういうことか(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(5/7): 20120806
(抜粋)
大学は東大法学部。3年の時に司法試験に合格、翌年には国家公務員T種にも合格。学業成績は東大4年間を通じてオール優で、4年のときに「法学部における成績優秀者」として総長賞を受け、'06年に首席で卒業すると、財務省に入省。主税局勤務ののち、'08年に退職し、翌年、弁護士登録して現在にいたる---。

 ため息も涸れそうなこの経歴の持ち主に会ってみると、カラリと明るいスレンダー美人であった。

「私の勉強法はこうです。たとえば、教科書や副読本などは7回読みます。7回読めば、だいたい覚えられるものです。ことさら暗記しようとせずに、7回読めば、最後は本を見なくても思考をたどれるようになります。

 ただし、司法試験の勉強では40回は読みました。勉強というより精神修養ですね。一日に19時間半勉強しましたから。睡眠は3時間。食事は一回20分が3回で、入浴が30分。洗面器に水を張っておいて、眠くなると足を入れて眠気を吹き飛ばすんです。幻聴を経験したのもそのころでした。努力では誰にも負けません」

 確かに、ここまで努力のできる人はざらにはいない。「努力」にも、才能があるということか。そんな山口氏も一目置く人物がいたという。

「高校のクラスメートだった岡林美紗子さんという女性です。全然勉強しているようには見えないのに、数学で解けない問題はありませんでした。エリートコースを歩もうとか、人に評価されようとか、少しも考えない。他人をライバル視することもない。私みたいに『秀才でいなければ』というしがらみにとらわれてなくて、その自由な精神に憧れていましたね」

 岡林氏は、現在は研修医として都内の病院で多忙な日々を送っている。
(引用終り)