英語のテストについては、中学のみならず、高校でも、とてもおかしなものがある。
数学みたいに、経験則抜きでの正解が出せるわけではないからもあるが、テスト作成者の英語スキルが足りない。
例えば、英作文「野菜をたくさん食べなさい」で、"Eat vegetables a lot."が不正解にされた例がある。
生徒が英語教師に不正解の理由を尋ねると、「正解"Eat a lot of vegetables."だからだ」というものであった。

こういうのは、どう考えてもマズい。穴埋め問題だと、どっかから英文を一文だけ切り出してきて、前置詞などを空欄にする。
それはいいんだが、一文だけのため空欄にいろいろ埋められる問題になってしまうものが時折出てくる。
だけと、原文と一致する単語しか正解と認めない。テスト作成・採点する者が、英語が分かっていない。

しかし、これは英語という自然言語ゆえのことだ。曖昧、多義といったことが生じて当たり前なのが自然言語。
でも、このスレで問題にしているのは、算数、数学だ。1文字でも違うと全く違う意味になる世界だな。
英語のテストで問題があるからといって、算数、数学でも問題があるはず、という論旨は認められるはずがない。
他の教科を例にしたくなったら、算数、数学は語れなくなっていることを自覚すべきだろう。教える側は特に、だな。

教わる側は、勉強嫌いは屁理屈を延々言う奴が必ず出る。まあ、相手にする必要はない。世間で揉まれたいならお好きにどうぞw
崖に向って突進するロバをどうしても鎮められないときは、手を放して崖から落ちるに任せるのがよい(by イソップ)。