無限の苦しみについて意見を聞きたい

いくら非現実的だとしても、無限の苦しみを想定すると、それが人類にとって最も切迫した問題になるという話。

普通に考えれば苦しみというのはいつも有限で原理的に無限にはならない。
ただ無限にはならないという確実な証拠が今のところない。
だからとりあえずは無限の苦しみが起こる確率を、限りなく0に近いが0よりは大きいとみなすことができる。

ここで
A=(苦しみの値)×(その苦しみが起こる確率)
というのを考える。
私たちは多かれ少なかれ、このAの値を考慮しながら生きている。
Aの値が大きいほど私たちにとってより切迫した苦しみだといえる。

いくら苦しみが大きくても、その苦しみが起こることが非現実的だとしたらAの値も小さくなり、日常的に気にも止めない。巨大隕石が堕ちてきて地球が破壊されることなんてほとんどの人はどうでもいい。

ただ無限の苦しみの場合は全く別だ。
いくら確率が小さくても、苦しみが無限大だから、Aも無限大になる。