所要時間の距離化

距離の定義
d(A、B)は任意の実数を示すものとする
次の三条件を満たすものがAとBの距離である
1 d(A,B)は0以上であり、d(A,B)が0になるのはAとBが等しいときである
2 d(A、B)=d(B,A)
3 d(A,C)≦d(A,B)+d(B、C)

A=神戸駅、B=大阪駅、C=京都駅とし、d(A、B)を神戸駅と大阪駅を移動する間に
かかる時間とする。すると、所要時間を距離として計算できる。

参考資料
堀部和経、林一雄、早苗史『数学の課題研究 テーマ選びのヒント・・第一集』p.52