面白く無かったらすまぬ
空中回廊
びゅうびゅうと風の音か響く
兵長「ここが敵陣に続く空中回廊か~」
伍長「気を引き締めろ!仮にも敵陣に続く道だ。罠があるかも知れない」
兵長「了解」
伍長「まぁ罠の心配より道から落ちないように気きつけないと」
石垣の道は横幅1.5m位しかない
目の前が光る
兵長「伏せろ!」
頭の上を閃光が走る
伍長「罠か!?」
兵長「機関銃陣だ!主力武器は使うな十四年式拳銃で代用しろ」
伍長「了解」
バンバン
機関銃の銃声が止む
機関銃陣に近づく
兵長「気をつけろ」
警戒しながら両脇から攻める
機関銃兵に命中し2人の敵兵死亡していた。
伍長「一安心と言うやつか~」
兵長「さぁ前進だ」
伍長「了解」 伍長「何もねぇ」
兵長「これも任務だ」
ぐぅ~
兵長「昼飯にしよう」
伍長「しゃぁぁ」
伍長は小型ガスバーナーコンロを取り出す
兵長はトマト缶とウインナーを取り出す
缶詰ごどガスコンロの上に置き、トマトを潰しウインナーを短刀で切り入れる
いい匂いが漂う
トマトスープの表面にプツプツと泡ができる
兵長「できたぞ」
リュックを椅子の代わりにし
伍長「いただきます」
トマトが香ばしい
あっという間に食べ終えた
兵長「腹も満たしたことだし先に進むぞ」
伍長「了解」 石垣がコツコツと音を立てる
伍長「この音も聞きあきた」
兵長「段々石垣の音が軽くなってきた様な」
ガラ…ガラガラ
伍長「!?」
伍長が歩いていた石垣が崩れていく
兵長「な、何でもいいから何かに掴まるんだ!」
伍長は三八式の銃剣を石垣に刺す
ギリギリ…止まった
後少しで雲の下だった
伍長「危ねぇ…引き上げてくれ」
兵長「あぁ待ってろ」
リュックからロープを取り出す
兵長「しっかり掴んだか?」
伍長「掴んだかぞ」
兵長「いくぞ」
ロープの軋む音、千切れないかと心配になる
伍長「はぁはぁ」
兵長「はぁはぁ」
伍長「これ落ちたらどうなるんだ」
兵長「知らなくていいこともあるんだよ」
兵長「さぁ行くぞ…ん?」
片に光の玉が当たる
兵長「ギャアアッ!痛てぇ」
片にから血がながれる
伍長「大丈夫ですか」
兵長「あぁ大丈夫だ。見ろ目の前に亀車だ」
伍長が双眼鏡で確認する
伍長「30㎜機関砲が一門です」
兵長「主力武器の使用を許可する」
伍長「了解」
兵長「俺が援護するから左前の瓦礫に進め」
伍長「そこまで行って何するんですか」
兵長「爆発する」
伍長「了解」
兵長「いまだ、行け!」
兵長が百式を打つ
兵長がいた瓦礫に敵の30㎜弾があたり飛び散る
伍長「着きました」
兵長「投げろ」
亀車の首もとに手榴弾が入る
バン
爆風と血渋きと共に亀車の首が飛び散る
亀車の動きが止まる
伍長は瓦礫にもたれ掛かる
伍長「兵長大丈夫ですか?」
兵長「あぁ…大丈夫だ‥だがこれ以上は進めそうにない」
伍長「撤退ですか」
兵長「そうだ」 【ハルキスト】 才能もないくせにノーベル文学賞w
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