先週1週間(〜07/15?)の熱中症による救急搬送は全国でおよそ1万件だったらしい
校庭80週走らせる件、小学校1年生の児童が熱中症でなくなった件が全国ネットで報道
これは人が弱っている現実を踏まえ教育現場での犠牲者を減らすために
教育関係者に慎重な判断を促す効果があると思われる

小学校1年生が熱射病でなくなった件、気温は33℃前後の午前中の活動であったが
校長は判断が甘かったと述べており、マスコミはそれをそのまま報道している
この程度の気温で屋外での活動はそれほど珍しいことではないと思われる
原発事故前から判断基準が変化してきているのは間違いない

「暑さ指数」なるものがあるらしい、25℃以下でも「注意」らしい
冬の暖房設定温度、省エネのために18℃が推奨され、実際には22℃程度であることも多いだろう
どうやら日本人にとってはもはや快適に過ごせる温度帯がないような印象を受ける
熱中症の診断を一般人が信じやすくなるよう設定された指数といえるだろう

「夏血栓」というワードが現れた、症例の説明ではエアコンの効いた室内で座りっぱなしの人が
水分摂取が少なかったために起こったというものだったが、エアコンの効いた室内では
それほど水分摂取は必要ではないのでは、と突っ込みが入っていた
放射能汚染地域では循環器系疾患が激増することは、ウクライナの調査結果が示している

原発事故前:終業式で校長の話が長いと、誰か倒れて保健室送りになる(なお炎天下)
原発事故後:終業式で校長の話が長いと、誰か倒れて病院送りになる(なお体育館)
報道:異常な高温、熱波だ、過去とは大きく違うのだ
屋外での活動を控える措置、過去にないものでこれの根拠として「過去にない高温、熱波」という要素が必要なのだろう

終業式を最近では教室にいるまま行う学校もあるらしい
世界中で起きている異常気象についての特集まで放送されていた
「暑さ指数」「夏血栓」というキーワードの投入

だが気候変動を抑えるためにどういった行動をするか、という視点は皆無だった
※経済活動、国民総生産という数字のために無駄遣いを必要としているから触れられない