【社会】日本で爆増する梅毒患者と「出会い系アプリ」のヤバい関係

1 しじみ ★ sage 2018/06/26(火) 16:07:12.08 ID:CAP_USER9
■目を見張るほどの急増

私は福島県の病院に勤務する医師だ。
地元・福島で、ある異変が起きていることに気づいたのは少し前のことだった。
性感染症の一つである「梅毒」が急増しているのだ。

昨年1年間で報告された梅毒患者は26名だったが、今年は6月10日の時点ですでに45名が感染したと報告されている。

もっとも、この異変が始まったのは今年からではない。
もともと福島は、全国40位以下と梅毒の患者数は少ない県だった。
それが、2015年から患者数が急増し、2016年には人口10万人当たり3.63人と、
全国平均の3.56人を上回り、東京、大阪に次いで3番目に梅毒患者が多い県となったのだ。

初めてその数字を見たときは目を見張ったものだ。

■全国的にも増えている
さらに調べていくと、こうした「梅毒増加」の傾向は全国に共通していることがわかった。

厚生労働省の性感染症報告数によると、梅毒の新規発症報告数は2003年には509件だったのが、
2015年には2690件に、そして2016年には4575 件にまで増加した。
2015年から2016年にかけてだけでも、約1.7倍の増加だ。

ちなみに、2017年は暫定値ではあるが、5820人、とさらなる増加が見込まれている。

特に妊娠可能な15歳から24歳までの若年女性において増加傾向が見られているというから恐ろしい。
後述する通り、性感染症は不妊のリスクを高めるからだ。

福島で、そして日本で何が起きているのか――私は独自の調査を開始した。

■出会い系アプリの利用率と性感染症の関係

実は、梅毒の急増に関係していると考えられているのが、
SNS上でもよく広告を目にする「マッチングアプリ」や「出会い系アプリ」だ。

そのことを示唆する研究を、帝京大学ちば総合医療センター産婦人科の鈴木陽介医師が実施している。
研究では、都道府県別に、ある3つの出会い系アプリの人口あたりの利用率と、
人口あたり新規梅毒発症者数との相関関係を調べている。

すると驚くべきことに、各々の出会い系アプリの利用率が高いところでは、梅毒の患者も多くなるという、
「相関関係」が見られたのである(ちなみに「相関係数」はそれぞれ0.76、 0.74、 0.69。
この数値が1に近くなるほど正の相関関係が強い)。

「出会い系アプリ」が原因で梅毒が増えた、
と言い切れるハッキリした「因果関係」はまだ実証されていないが、両者に関係がある可能性は高そうだ。

研究を行った鈴木医師も、「まだまだ調査は必要ではあるものの、
日本においてもマッチングアプリ(出会い系アプリのこと)の普及が、
性感染症の一つである梅毒を増加させている可能性は高い」と言う。

実際、私の知り合いにも、こんな男性がいる。横山慎一さん(仮名・26歳)がその人だ。

続きはソースで
http://gendai.ismedia.jp/mwimgs/c/7/-/img_c7e517bc365126c9c322271658db7bbc328116.jpg

現代ビジネス
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56165