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一部、報告済みの内容とかぶるが、「新型」出生前診断だけでなく、ついに「従来型」出生前診断も監視下に置いて情報を集める模様。

><出生前診断> 従 来 型 も 登録 日産婦方針 実施機関を 把 握
>6/17(日) 10:00配信 毎日新聞

>妊娠中に胎児の染色体や遺伝子に異常があるかを調べる出生前診断について、日本産科婦人科学会(日産婦)は新型出生前診断(NIPT)
> 以 外 の 羊水検査など従来ある検査について も 登 録 制 にして、実施する医療機関を 把 握 する方針を固めた。
>異常が判明した際に夫婦らは中絶などの重い選択を迫られるが、NIPTのように事前に適切なカウンセリングをせず検査を行う施設も多いため。
> 胎 児 の 遺 伝 情 報 の 扱 い を 把 握 す る 上 で も 登 録 制 が 必 要 と 判 断 し た 。

>国内では羊水検査や絨毛検査、母体血清マーカー検査などの出生前診断が行われている。羊水検査は1970年代に広がった。
>ほぼ100%の精度があり、異常を示す陽性が出れば中絶することが多い。腹部に針を刺し羊水を取り出すため、流産の恐れもある。
>90年代に登場した母体血清マーカー検査は約8割の精度だが、妊婦の採血だけという手軽さと割安な料金で人気がある。
>試料の分析は海外の業者に依頼するケースが多く、胎児の遺伝情報の取り扱いも分かっていない。

>研究者らの推計では、主要な医療機関で2016年に羊水検査は約2万件、血清マーカーは約3万6000件実施されたとされるが、
>実施施設数や件数は正確には把握されていない。日産婦は公表している見解(指針)の中で、遺伝の専門家によるカウンセリングなど
>を求めてきたが、 実 施 状 況 や 検 査 に 伴 う 中 絶 件 数 は 不 明 だ 。

>一方、妊婦の血液から高い精度で検査できるNIPTは、5年前から実施する施設を認定・登録し、カウンセリングを義務付けている。
>日産婦はNIPTの施設要件などを緩和し実施施設を増やす方針で、これに合わせ
> 従 来 の 出 生 前 診 断 も 登 録 制 に す べ き だ と の 意 見 が 医療現場から出ていた。

> 厚 生 労 働 省 の 研 究 班 が 登 録 シ ス テ ム の 開 発 を 進 め て お り 、
>日産婦は専門の委員会で登録を義務付ける検査の種類や登録漏れを防ぐ方法など制度の詳細を詰め、見解を見直す。
>カウンセリングの新たな手引書の作成なども検討する方針だ。

>【ことば】出生前診断
>ダウン症など胎児の染色体や遺伝子の異常による病気の有無を生まれる前に調べる検査。手法によって精度や料金、受けられる時期が異なる。
>確定診断に使われるのは主に羊水検査と、妊娠早期の胎盤の一部を調べる絨毛検査。
>妊婦の血液中に含まれる胎児のDNAを調べる新型出生前診断(NIPT)は、国内で 2 0 1 3 年 か ら 臨 床 研 究 として
>登録施設で限定的に実施され、今春から日本医学会の認定を受け登録すれば全国の医療機関で広く行えるようになった。

やはり、指摘してきた通り、生まれる子どもの障害を恐れて検査を希望する夫婦が激増している実態を無視できなくなっての動きだろう。

高精度で異常を把握でき、陽性の大多数が中絶を選び、新生児数も激減しているということは、異常が多発しつつ闇に葬られているということ。

このため、従来型の検査も組織的な監視下に置くとともに、そこで得られる情報を集約(独占・隠蔽)しつつ、さらには・・・

こうした検査に集まる危険厨夫婦に対して、安易な中絶やそもそも妊娠をあきらめる傾向を改めさせたいという意向もあるのだろう。

なぜなら、こうした検査を希望するほど危険厨であり、結果的に異常と判定されなかった被曝の少ない夫婦は、もはや国家的に希少な遺伝子資源。

ここ数年の「 新生児数 約100万人/年 → 約94万人/年 」という激減ぶりに狼狽していることは確かなようだ。

「見てみろ この慌てぶりを 怖いのだ 怖くてたまらずに 覆い隠したのだ・・・」(敷島大佐@AKIRA絶対零度室)