ドキュメント番組で、民間船員の予備自衛官補としての登用について放送していた
過去、湾岸戦争時に実際に行われた民間船舶の登用事例について紹介していた
米軍の指示にしたがい、危険とされる地域まで物資を輸送する仕事だったが
目的地では実際にミサイルが飛んできて、パトリオットが撃墜する状況に遭遇したらしい

そういえば、韓国軍は有事には米軍の指揮下に入るという報道があった
日本の自衛隊も有事になれば同じ状況だと思うが、報道ではまったくそのような
そぶりは見せていなかった、むしろ違うかのような印象を与える放送であった

放射能被曝に伴う健康問題も、核兵器を兵器として利用できる状態にしておくために
クラスター爆弾のように非人道的だとして利用できなくなる状況を避けるために
健康被害はないと主張し続けなければならない、という米軍の意向もあることを理解してほしい

官僚は「米軍の意向」があれば国会議員よりも優位に立てる、裁判も及ばない(砂川裁判参照)
この権力を手放さないために、ひたすら米軍の意向に従う道を選び続けている
国同士の関係は交渉で変えていくことができるはずだが、そういった動きをする政治家は
スキャンダルで葬り去られてきた
政務活動費の使途を詳細に見ればネタは何か見つかる可能性が高いし、それができるのは官僚だ
放射能汚染問題に国を挙げて対応するためには、こんなことまで考えなければならない

北朝鮮に対する日米の意見一致というのはつまり、アメリカの意向に従いますという宣言に
他ならないんだが、それは好意的に報道され、内閣支持率の上昇までつながってしまう