電気事業について | 電気事業連合会
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電源のベストミックス − 安定供給に向けた取り組み | 電気事業連合会
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日本のエネルギー自給率はわずか6%。この脆弱なエネルギー構造のもと、国内の電気事業は、伸び続ける需要や昼夜間における需要格差の拡大といった多くの課題に対応しながら営まれています。

かつては水力発電が主流だった日本の発電。やがて豊富で安価な石油を使った火力発電へと移行しましたが、オイルショック以降、発電方式の多様化が求められ、原子力や天然ガスなど石油に変わるエネルギーの開発と導入が進められてきました。

特に、確認埋蔵量の約5割が政情が不安定な中東諸国に偏在している石油と違い、原子力発電の燃料となるウランは、世界各地に分布しているので、安定して輸入できます。

さらに原子力発電は発電時にCO2を排出しないという点で、地球温暖化防止に寄与するとともに、他電源と比べ発電コストが安く、発電コストに占める燃料費の割合も低いため、安定したコストで発電できます。

こうした背景の中で、将来にわたって安定かつ経済的に電気をお届けするために、原子力をベースロード電源と位置付け、火力、水力など、それぞれの発電方式の特性を活かし、組み合わせる形が日本における「電源のベストミックス」と考えています。

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需要の変化に対応した電源の組み合わせ

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電源別発電電力量の実績
2011年度以降は、東日本大震災の影響による原子力発電所の長期停止等により、火力発電量が増加しています。

私たちは、エネルギーセキュリティを確立するとともに、地球環境に配慮しつつ、電気を安定して経済的にお届けするために「電源のベストミックス」を進めています。