ざっとしたロジックを書いておくと、

通常の自覚症状があって受診する成人の場合、平均腫瘍系は(40ミリ)程度であり、
全摘率は(50%)程度である。
一方、福島の子どもたちの発見時腫瘍径は15ミリ程度で抑えられ、
全摘率は10%と機能温存に一定の成果を上げている。

福島の検診では1巡目異常なしから、2巡目に手術適応のガンが発見されており、
最低でも年5ミリ以上成長してしていることが確認できる。
すなわち福島の検診は少なくとも成長する腫瘍径の小さい早期に発見し、適切な経過観察ののち
術式が選択できるという機能温存の点から見ると大きなメリットとなっている。

です。