福島県では事故当時18歳以下の人を対象に甲状腺癌の検診をしてきた。
対象者約37万人のうち約30万人の検査を終え117人に甲状腺癌が見つかった。

<評価>
福島県の甲状腺癌については放射線の影響は「考えにくい」が「現段階で完全に否定できない」

<評価の理由>
・将来的に診断されたり、死に結びつかなかったりするがんを多数診断している可能性がある
・チェルノブイリ事故に比べ被ばく線量が少ない
・当時5歳以下からの甲状腺癌の発見がない
・県内の地域別発見率に大きな差がない

http://mainichi.jp/articles/20160216/k00/00m/040/088000c