再現性のない捏造データを引き継がされて苦しんでいた時期は、金曜の夜や週末に西川口に行くのが習慣だった。
水をうったように静かなセミナー(大型予算のネタに再現がないことを報告)の後、西川口へと向かう。
論理が大事だと研究室では良く言われたけど、店員や女の子と話す会話の方がよっぽど論理的だった。
風俗の店員や女の子の方が大学の教員よりよっぽど信頼できたし、社会貢献もしているように感じた。
大学院で学んだことより、西川口で学んだことの方が多かった。
学力が低い高校の女の子は大半が風俗に流れているという社会状況も知った。世の中を良くしなければいけないと思った。

しかし、西川口は潰れ、東大医学部は残っている。
警察は潰すところを間違えていると思う。