紛失か、盗難か 県職員に配布のノートパソコンの予備分9台なくなる 静岡県が9日発表

静岡県は、職員1人1人に配布されているノートパソコンのうち、予備分の9台が紛失していたと8月9日発表しました。

紛失が明らかになったのは、県がメーカーから納品された約5300台のノートパソコンのうち、予備として使用する予定だった9台です。県は2021年4月から在宅勤務に対応することなどを目的に、県庁や総合庁舎など12か所に所属する職員約5000人に配布していました。

県はメーカーから納品を受けた後、委託事業者のNTT西日本がセットアップをしたうえで順次、各所に配布していましたが、2021年3月に2台、2022年の点検で7台が無くなっていることが明らかになったということです。

県は、紛失と盗難のいずれかの可能性があるとして、9日公表しました。県によりますと、パソコンは1台約9万円ということです。

無くなったノートパソコンには、個別のデータが保管されておらず、情報の流失や業務への影響はないとしています。