アメリカ情勢総合スレ222の3
カディロフの夢
彼が自らの宗教王国のアンタッチャブル化を愛し、更にウクライナ侵攻継続に賛同しながらも
更なる出血については嫌がり他に負担を回せと言っている事は有名な話となっている
そうした彼が、この戦争をどう見ているのか?そしてどういうシンパをロシア内に
増やそうとし、その先に何を見ているのか?こうした観点が関心を呼んでいる
中央イスラム共同体の様な新たな大連合の出現
中東の各イスラム国とも連携は模索しているものの偉大な中枢の喪失で中東の宗教学派は入り乱れており、
更には欧米中露との複雑な関係から支援を受けるとしてもとても複雑な経緯を経る懸念がある
各グループは自らの勢力を伸ばしたいという事もあり、取り込みを計ってくるという問題もある
元々の土着文化や流入民族文化、ロシアやソ連時代の影響等が絡まって中央アジア諸国のイスラム教は
ある程度の独自色を帯びている。かつてチェチェン紛争において頼った時にそれは大きな問題となった
彼らが望むのは自らの解釈と教義を大事にするイスラムの復権なのでありその形でなされないのでは意味はない
従って、中東諸国諸派の支配下に組み込まれるのではなく、新たなイスラム独立国共同体な極を生み出す必要に
かられているのだという。それぞれの独自性を守りながら、ロシアや中国やインドに対抗するだけの集団となり、
中東と連携しながらも既存アラブ諸国の下流に組み込まれる事なくロシアやアラブ社会とも対等か、
それ以上の存在として中央アジアを独自のイスラム文化圏共同体で抑えるという発想だ
将来的にチェチェンが独立を果たす時、受け皿として経済協力機構(ECO)の様な構成での強力な軍事同盟が必須という事だ これらの地域は紛争の高まりによってドローン生産や重要軍事兵器の重要パーツの生産や調達など…
また流出するロシア側技術者の獲得等により躍進の原動力を得ようとしている
様々な生産拠点の拡大やノウハウの蓄積、またロシアの調達ルートの首根っこを押さえる事を可能としており、
将来的にはその兵器力とロシアの孤立を以てして、ロシアの介入を実力で排除する事も可能となるだろうと
目論まれているという
ロシアが急激に大きく勝つ見込みに乏しい戦いの泥沼に引きずり込まれ続けるということは、
そうした思惑にとってとても大きなメリットとなる
ロシアは所詮は異教徒であるキリスト教徒なのであり、その支配のくびきは断ち切らなければならない
その為には彼らがもっと疲弊する必要がある。ロシア人のキリスト教徒と欧米のキリスト教徒が潰しあい、
その成人人口を大きく減らしたならば…彼らは人口増加著しいイスラム人に多くの事を頼る事となるだろう
そうする形で、欧州文化圏に近しいロシア人キリスト教徒達は大きく数を減らし国内の主要な労働力、
果ては軍事力の各所をイスラム教徒に頼る様になれば…将来的にはロシアをイスラム教圏へと
引き込む事が叶うかも知れない。そうすればロシアに奪われたイスラムの地は奪還されるであろう
そこまでは敵わなくとも、彼らは中央アジアのイスラム諸国に配慮をせねばいけなくなる筈だ
そうすれば、ソ連の遺産である各種重要技術のアクセス者として中央アジア諸国グループが
アジアのバランサーに躍り出る事も可能となり、中国やインド、ロシア、アラブ諸国、欧米諸国などを絡め、
八面六臂の外交戦術と巧みな提携駆け引きによってユーラシアにおける中心的な地位を確立出来る
可能性すらも秘めているのだとされる 従って、言葉の上ではロシア政権に対する忠義だとか、素晴らしき聖戦の意義等の美辞麗句を並べたてつつも…
実質的にはロシアにとって困った事になる懸念は全て「ないもの」として片付ける方向性を導き、
とにかくロシアと欧米のみが凄惨で愚かな戦いの渦へと身を沈め続け、挙句にその寄る辺を歪ませて、
中央アジアや中東や中国、インドなど…そうした国にこびへつらわねば生きていけなくする必要があるのだ
実際の所、本気で世界を狙うならば、機会と準備を整えねば話にはならぬのだが、むしろそれは困る話だ
ロシアは欧州と組む余地も残しながら、欧州の重要な生命線を握り…うまくすれば欧州の手綱を奪う
そういった危険なポジションになりかけていた。これは彼らの将来覇権構想にとっては最悪の事態となる
ロシアが欧州の重要資源供給ラインという生命線的立場を完全に損ね、それらの旨味を全て奪い去り、
表面上の取引価格のうちに隠された中抜きを欲しいままにする関係を不可逆のものにせねばならない
ロシアは二度と欧州に頼る事が出来ず、中国や中央アジア諸国に切り取られるとも
それは世界平和にとってはむしろ素晴らしい事であると、そういった世界的なコンセンサスすらも
導ければ至上の展開となるだろう。ロシアは戦っている欧米に負けるのではなく、内から後ろから刺される事によってのみ倒せるという考え方だ なんとも夢見がちな話ではあるものの…いくつかの面では達成の可能性も孕むのかも知れない
ロシアとソ連の長きに渡る支配体制は保身を最優先とする土壌を生み出している
この麻薬の様な社会現象は、国家のバランスを大きく損ねかねない瀬戸際においても貝の様に口を閉ざし、
実につまらない意地を賞賛する事で暴風雨の過ぎ去るを待つが如く耐えしのがせ得る
国家としては多くをうち捨ててしまっても…今処刑されるよりは、出る杭として打たれるよりは、
そして政敵に出し抜かれ永遠に虐げられるよりは遥かにマシだ。先に政敵をその目に併せるべきだ
一度政権として破綻してしまって、それを再構成する時に新たな出発を計ればよいのだロシアでは手順を間違えてはいけないという…
問題があると分かっていてもセルゲイ・ラブロフの如く、あらゆる政権、国体が変わる程の劇的政変を経ても生き延び発言を変える
そういったロシアの流儀を徹底的に理解し活用出来るのならば、周辺国が完全に絶縁を思い至るまでの数年間ロシアを自制なく
踊り狂わせ続ける事も可能なのかも知れない ロシア情報部の暴走
かつて彼らには強いイデオロギーがあった。その御旗の元で彼らはあらゆる事が許されていた
そして、多くのものをそそのかす事にも都合の良い魔法の様な時代であった
時代は移り変わり、共産主義幻想は希薄となった。お題目なだけで実現する気がない、
もしくは現在の人類には当面は実現可能な概念ではないという事が多くの者たちに考えられる様になり、
より妥協的、現実的な様々な政策により、まだその方が共産的とすら言われる様な時代へと至った
更にはロシアという政体もとてもではないが共産主義的な色彩から縁遠いものとなってしまった
従って、彼らは当時から見て活動の根本が欠けた状態にあり、これは早急に補強せねばならぬ懸念となったとも
そうした中で多くの試案を重ね、彼らが目を付けたのは宗教と民族イデオロギーの喚起であったという
組織の要人のみを宗教の枢要へと至らせ、心地よい民族大連帯というテーゼをかざす
その元に、かつての共産主義時代の様な…その為ならば刑法を憲法を人としての禁忌をも冒しても
全ては神の御心、その使徒のご指導の元、民族の悲願の元に全ては許されるむしろ現状はすべてが
それらを冒涜する悪逆たる代物であるという大いなる原動力が得られ、また無知蒙昧な若者たちをそそのかし、
各国の極右極左を煽り、これらを狂奔の元に手足の様にその攻撃性を利用する事すらも可能であろうという
確かにこれは便利であろう。しかし、彼らはここで一つの思い違いもおかしてしまったともいう
これらは思考暴走上のねずみ講の様な代物でもあるという事だ。彼らはコントロールする為にこれを仕掛けた筈だ
しかし、これは迷走の掛け算を野に放つが如き所業なのであり、途中からはオウム真理教の様な…
ある理由を元に目に見えた死を目指すレミングスの群れの様な行動を御し難くするという副作用をも孕んでいる
清算はありえない様なご都合主義的なドミノを織り込んだものとなり…それをとがめる事は危険である為に難しくなっていく ソ連には問題も多かったが、彼らの一部はとても優秀でもあり、ソ連はその後継者が引き継げるだけの
大きな策略資産を多く残す事が出来ていた。あと数年我慢すれば欧州はより大きな罠にはまりこんでいただろう
移民問題や社会格差、米国の極右派への懸念、資源の調達バランス、躍進する中国への不安、
そして麻痺しつつある軍の体制等は欧州をむしばみ始めており、ロシア政府に対する妥協の可能性を広げていた
しかし、彼らの麻薬的思想と、聖人として指定された存在の寿命の不安はこれを投げ捨てさせるに至った
ハッキリというが、ウクライナを攻めるにしてももっとうまくやれたし、仮にこう攻めるしかなかったとしても、
政治的な失策で完全に欧州との決裂を早め、挙句に疑心暗鬼に陥らせてパニックに陥らせる意味が真逆に…
警戒心を最大にまで至らせるというのはまったくもって必要はなかった
ロシアはウクライナと戦っているつもりで、政治的には自滅を繰り返し続けていたのだが、それらは
こうした麻痺を伴う思考暴走の連鎖によって引き起こされたとも見られている
そもそもだが…欧米とはノイローゼにもなりかねない程の癖があるのであり、刺激し過ぎれば苛烈な反応を
引き起こしかねないというものは、ロシアやソ連の時代から要人達によって確認され、警戒されてきた事なのであり、
その後継者たる彼らが愉快な鳥違いをした事は、彼ら自身も思考上の迷宮へと入り込んでいたからなのかも知れない
グレートゲームの形をもってして、彼らが自らを賢い打ち手であるかの様に調子に乗らせ、
その間抜けな平和を持ち帰る祝報を打たせ勝った気に浸らせてやる程の余裕が現ロシアにはなくなっていたのかも知れない 高らかに歌われた間抜けな戦後政策
現状の彼らは思想の迷走によりひどくせっかちになっており…それは領土と民族問題の最終的解決を
ひどく焦らせてもいる。支配というものは真綿で締め付け、その反発を周囲の別の民族に向けさせ歪め、
挙句には侵略者に媚びさせあれこれ頼らせる様な代物だこれは伝統的に獲得してきた手法であった筈だ
しかし、彼らは中国のチベットやウイグル自治区の様な…ウクライナ人の大多数を思想犯として指定し、
宗教の自由を奪い書き換え、少しでも不満を言うものを強制収用し思想再教育や強制移住、
就労年齢にあるものは戦地で膨大な塹壕を掘らせたり、果ては最前線の兵士として欧米の強力な砲爆撃の元に
敵の堅固な要衝へ走らせるべく後ろから銃で脅して進ませ、残った妻や娘にはロシア人の子を産ませ、
民族浄化を果たし不可逆な最終的解決をなし…
そしてロシアの過激な男がウクライナ大統領として圧倒的票数をもって就任し、圧政を正当化して
ロシア侵略地支配の模範として見せ、その行進は更に東ヨーロッパの隅々へと…
東ドイツすらも含むかつてのソ連の最大影響範囲のみならず、更にそれを超える中庸の祖となる英雄的な
史上を更新する躍進をもって欧州をロシアの庭とするその日がやってきたその次はユーラシア全土の支配だの…
そんなことを言ってたら収まるものも収まらなくなるだろうという様なわざとやっているのか?
ひょっとしてびびってやめてください降参しますとでも言うと思ったのだろうか?という様な
耳を疑う様な事を関係各位の各々が吹聴をしてみせるという暴走を繰り返してしまっていた
今となってそんなことはやらないよ誤解だよ誰も言った事なんかないよ!と言ってはいるものの、
余計に不気味で怖いという様な話ともなっており…
ロシアは一体全体どうなっているのだ?という更なる不安を更に掻き立てるというよくわからない状況を齎している かの様なよくわからない言動を見せつけられるにいたり、敵が街へ近付けばあらんかぎりの砲爆撃を撃ち込む
(遠い場所は投下総トン数が足りないので非現実的で手控えているに過ぎない)という様な荒野と化した
都市の数々も見せつけられては…
ウクライナ市民が戦う理由とは、降参すればより悲惨な戦いに追い立てられ、妻も娘も友も親戚も知人も…
すべてを恐るべき欲望の中へ捧げ乱暴狼藉を受け入れるか、強く拒む為に戦うかに至ったからであり、
そして君たちは周辺諸国にいる親戚友人たちを襲う暴徒として駆り出され、世の恨みの一切を背負わされたいのか?
という様なひょっとしてウクライナを奮い立たせて双方が激しくしのぎあう戦闘シーンの数々を
記録映像ででも楽しみたかったのか?と怪訝にすらなる様なまったくもってよくわからない状況を
もたらしてしまっているのだという
ウクライナ側としても事ここに至ったからには、戦う意義はこの様に切羽詰まったものであり、
降伏する事は新たな戦いや蹂躙を延々と受ける恐るべき運命が待っていると明確化せざるをえなく
そして、都市から遠ざける事で無差別な破壊殺戮から守っているのだという…
そして今は平和な後方都市も彼らがひとたび迫ったならば、もはや容赦なくマリウポリの様な惨状が
待っているのだと…これでは思った様な厭戦ムードも確定しにくいだろう
ただでさえ、思い出した様にたびたびミサイルが降ってくるというのに
仮に勝てたとしてもロシア軍に支配されるのを嫌がり逃げ去ってしまいかねない状況を齎して、
彼らは一体、何の助けになると思っていたのだろうか?まあ、言っている最中は気持ち良かったであろうし、
極一部のお偉方には言ってやりましたよ!みたいなポーズを示す事が出来たのかも知れないが
ひょっとして、未だに彼らは今自分たちが何を言ってやっているのか、全く理解出来ていないなんてことは… ちなみに、中国の支配が一定で成功したのは当時まで後ろ暗かった人権に乏しい時代背景と、
チベットやウイグル地域が特殊な奥地にあった上に、政治的に弱いグループであったり、
所詮は彼らは白人や聖書関連からは縁遠く、また中国市場も魅力的であったからであり…
そのやり方に感心したからといって、そうした手法がヨーロッパの目の前の人たちで再現可能だとか、
挙句二大国に世話をされ韓国が併合を躊躇する北朝鮮的な主体主義みたいなものが
巨大かつ多くの民族や派閥を抱えるロシアでも簡単に適応可能で、ロシアを永遠のものとする筈だ
という様な事を安易に考える様なものはかなり危険な代物であり…
というか、北朝鮮と中国ですらもうちょっと体面はつくろっているし、もっと時間をかけてやっていて、
未だに作業の途上だという事を理解出来ていないのではなかろうか?ともみられている
特に北朝鮮で見られているのはプーチン大東慮の様な偉大な存在が消される様な推移の真っただ中であり…
ああいった政体がなったならば、後継者はどれだけの事が出来るのかをもっと考えた方が良いのかも知れない 新しいイデオロギーにおける古い戦略の復活。ロシアの思い描く世界各地での暴力テロの広まり
ロシアでは新しく宗教、民族的、そして対立軸を煽るイデオロギーを活用する事によって、
かつて共産テロが吹き荒れた時代に世界を巻き戻す事を計画しているとも言われる
これらには権利…移民や労働問題や人権は元より、環境や国際間取引への不満反発等も全て利用して、
その全てを暴走させ破壊行為や政治不安、物流停滞等に結びつく様に利用する事が考えられているという
従って、どんな些細な理由であろうとも…とにかく、暴走に繋げさせてはならない警戒が重要であるし、
他の権利を奪う事や破壊暴行を容易く肯定させてはならない苦境へと追い込まれる懸念が強まっている
破壊的行動や妨害、バッシングキャンペーンの発生がまず先にあって、理屈や過程は扱い易いかどうか
その程度でしかない。従って、なんなら反ロシアキャンペーンや敵対政治家の当選運動ですら構わない
そこにあらゆる扇動情報や、ツテ、資金…あらゆるものをつぎ込む事によって主目的の為に利用出来るものは
なんでも活用し、なおかつそれらと連携する犯罪組織や過激派組織が製品や金庫から資金源を得られる
チャンスをも与える事にも繋がるのだという。旨味があればこうした組織は率先して参加連携を増やすだろう
直接に資金を投下する必要はなく…その外側で本来大きな影響力や資金がなければなせないうねりを作る形で
それを成せば良い。そして、強い影響を発揮できる人物を扇動するか、強いパイプで操るかすることで、
頑迷な抵抗をしつこくやらせる。そうする事でかつて各地で猛威を振るった共産テロ運動の様なものを
世界中に…それこそアフリカや南米諸国やインドや中国やイラン等でも起こし、政治的優位を勝ち取る
ロシアは既にそうしたものを力で押さえつける体制を整えているので、それによって優位に立てる
ロシアに反発する者、ロシアを下に組み込もうとする者、ロシアの思い通りに動こうとしないけしからん者
それら全てを混乱の渦に叩き込み優位を得るべき。そうした提唱が強く行われている事が問題となってきている 中国人を標的にさせよ
また、欧米との関係がそこまで深くない地域…本来中国やロシア等が影響力が強い地域において、
中国人をターゲットにした攻撃があいついでいる
既に中国による中央アジアやアフリカにおけるロシアを軽視した主導権の奪取の動きは始まっており、
それに反発した流れがあるのではないか?とする見方も出てきている
元々中国政府や中国企業のやり方にも大きな問題があるのだが、中国人そのものを過度に敵視させ、
中国人がロシアの仲介を必要としたり、ロシア人やそれらの息がかかった武装勢力傭兵等の
保護下でないと満足に動けないという形に陥るのはとてもメリットが大きい
別のグループ同士を争わせ、そしてその仲裁をするていでもって貸しを作る形で双方を支配するという
ロシアにおける基本戦術とも合致する流れがあるとも指摘されている
こうした動きの余波が見た目が近しく誤解される懸念がある韓国人や日本人等の東洋人の来訪者にも
事件として影響する可能性があり、注意が必要にもなってきている
アフリカなどで行われている欧米へのバッシングキャンペーン程派手なものではないが…
これらのアクションは着実に広まりをみせており、中国政府の計画を麻痺させ始めているという 世界各地で暗躍する各ロシア系組織の裏の思惑
これらは一見、現ロシア政府に忠実かつ、新たなイデオロギーに従った行動であるとされてはいる
しかし、実際の所、こうした外部介入の組織と予算の肥大化は、ロシア内の政争の余波であるともされる
ロシア政界では民主活動家が勝つ可能性はまあそんなに高くはないのだが…個人的な敵対派閥が勝利したり、
そうでなくとも既得権益に対して新たな寡占グループが出現する可能性が極めて高い状況にある
狡兎死して走狗烹らるどころか、役割が残っていても走狗はあらゆる都合によって潰されるやも知れない
従って、ロシア以外の場所に影響力を行使出来るセーフゾーンを各グループが作る必要がある
そうする事によって、それら地域への繋ぎとしてはまだ使える人間であるという事で保身を売り込む事も
可能であろうし、場合によってロシア内で大きな混乱や政治変動が起こった時に外に力を残したり、
時には国外へ脱出して再起を目指す事も容易となるだろう
こうしたグループはとても攻撃的かつ独占欲やアピール自我の強い活動になる事が指摘されており、
各地で勢力や収益を増す為に麻薬や人身販売、密輸や密入国斡旋、武装組織育成や武器供給ルートの開拓等に
躍起になり、そこを保身の源泉であり新天地として聖域化する事を目的に親露地域での紛争をも
起こそうとするのにも躊躇がないという
既にアフリカなどで強まっている様な行動が、公的な仮面を被った個人的な野心で苛烈な欲求により、
ロシアの敵国ばかりか友邦にすら広がっていくという事が懸念されており、
これらはロシア中枢の思惑すらも超えてなんらかの悪影響を各地域に齎すのかも知れない 自らの躍進に邪魔ならば習近平政権を揺るがす事すらも視野に入るとされる
現在のロシアは地政学的に大きな劣勢にあり…優勢なグループを脅かす事はとても重要な事となっている
たとえ欧米に負けなかったとしても、中国に負けたのでは意味がないのだ
新たな中国の盟主がソレを借りに思い操縦し易ければなおよいし、それがなされなくとも諍いに付け込めば良い
中国が国内問題に忙しくなれば計画の妥協や、更なるロシアへの協力に傾く可能性も増すだろう
その時々で都合が良いのならば、どちらかを切り捨てても良い
そしてこうした介入は欧米だけの仕業とでもすればよい欧米への敵視を煽り、またそれによって欧米の中国への敵視も煽る
苛烈なグループを煽るのも良い中国が猫の額の様な狭い場所の争いで国際的立場を失うのはロシアにとってはとても素晴らしい事だ
ロシアが何も企まないなど…いや、どんな国であろうとも清廉潔白などはあり得ないのだが、
経験の浅い中国の二世層はそうした事では騙しやすいという。従って、中国の一部のグループはロシアに対し異様な程に警戒が薄いともいう こうした考え方から分かる様に、ロシアではイデオロギー精神的、政治体制的、計略的有利といった
捉え方が強く展開されている。翻って人口的、技術的、予算的、広大な係争地を抱えた包囲的な面では不利だ
いや、むしろその不利を妙案でもって都合よくどうにか出来ると思ったからこそこうした珍妙な状況へと
陥ってし合ったという指摘もあるのだが…
欧米中印はイデオロギーや政治体制的脆弱者であるので戦い続ける事が出来ず最終的に上回る事が出来る
中東はバラバラで一枚岩にはなれないし、なろうとしても他と協力してでも潰すので問題はない
人口問題は相手を乱し互いをいがみ合わせたり、次々に周辺国を併合して強制動員すれば問題はない
それらの国々の政治家には間抜けや欲張りしかいないので簡単に騙し通せる
死をも厭わず命をささげる勇気あるものだけがロシア国民であるので、ロシア国民が死ぬ事は崇高である
いざとなれば核で自殺すれば敵や裏切者だけが地獄へ落ちて我々だけは天国へ導かれる
こうしたロジックが暴れる事でロシアとの交渉はなかなかうまくいかない
一応、これらロジックを利用している層は自らの楽園が損なわれる懸念を有してはいる
しかし、これらについても高齢である事や、ロシア内での不安定さなどから矢面に立つ度胸があるかどうか
もしくは、狂気に身を任せてしまう懸念もある
ロシアの戦勝記念以降に彼らが現実的なかじ取りをする能力をそもそも有しているのかどうか?
という事が見えてくる事になるのかも知れない ウクライナへの支援はテーブル上の可決で安堵して終わっていてはいけないという指摘
ロシアや一部の加盟国主脳、反発組織等はこの支援を遅延させる事を狙っているという指摘が出ている
従って、実際にウクライナに手渡されて配備に至るまでは支援の為の取り組みは何一つ進んでいない
そう捉えるべきだという。彼らは持ちうる限りの妨害手段のツテを最大限に活用して、
検査や工事規制、デモ等の理由を付けて物資の発送や輸送を妨害するだろうとみられているからだ
支援を発送しました、途中で妨害にあって鉄道やトラックが立往生しました。我々は関係ありません
こうした状況を狙い続けられるとロシア側は期待していて、またロシアに恩を売って便宜を得たいグループも
どれだけの妨害行為をして得点を稼げるのか、稼いだ日数でロシアが何を与えてくれるのか?について
そろばんをはじこうとしている
従って、今回の輸送作戦については軍や警察、裁判所等による強力な支援を背景としたモノとする必要がある
あらゆる理由をもってしても、絶対に妨害させてはならないだろう
空路についても緊急的に予算度外視で、戦場手前の拠点まで運べる小型機も活用するべき物資も出るだろうとも
また、輸送中に物資をまとめて破壊を狙う事も可能性が高い為、どの輸送が本命かを散らす必要もある
更に言えば、受け渡す迄は欧州側の監督下にあるという前提から、国境付近での飛翔ミサイルの迎撃等について
これら往路の輸送系の爆撃に対する護衛を考える必要も考える必要があるだろう
リスク分散や情報秘匿についてはともかく、爆撃阻止行動については対応可能なひねり技的な
解釈見解が必要かも知れない。問題がある場合はウクライナ側の国境付近の部隊に優先的に対応可能な
迎撃手段を貸与をする事によって、攻撃が無かったら返却するという形でひねり出す事も出来るかも知れない ロシアの迷走
ロシアは交渉を匂わせつつ、更にはウクライナがもう敗北するから支援しても無意味だという脅しも加え、
揺るがす形を以て動揺を誘おうとするだろうと見られている。実際の所、ロシア自身が今後どうするのかを
全く考えられておらず、微かには案自体はあってもそれを実現出来るだけの覚悟も掌握も出来ていない
といった指摘もあり、考える脳の停止した身体は両面恫喝をすることで当面、決断を考えない理由として
その時間的安堵に縋りつこうとするだろうとも見られている
これは計略というよりも個人的、組織的な保身だけが目的な意識の表れともみられており、
こうした状況が続く限りは戦争継続にも交渉にもどちらの状況にも中途半端な形に陥るだろうとも
こうしたグループは国内での安堵を得る事を最優先にする為にいくつかの墓穴も掘ってしまっているともいう
例えば、欧州が既に参戦したとみなすという恫喝は実際には「本当に欧州が参戦してくる藪蛇となる」事でもある
また、外交戦略や軍略的に見て、軍備増産計画は対ウクライナに制限されたものであるべきであったのだが、
度重なる無駄撃ちと損害を垂れ流す戦い方を誤魔化す為だけに過大な生産拡大による戦時体制を広げ、
更にバルト三国やフィンランド付近への部隊や装備の大規模強化をも喧伝してみせてしまった為、
それをされたくないからウクライナに色々と手控えさせ我慢をさせるというロジックを自ら破壊し、
仮にウクライナが負けるとしても出来る限りロシアにも打撃を与えさせねばならないという
まったく逆の面での妥協を引き出してしまった
ラブロフらは気付いていたというが、彼らは政変を生き抜く名手でもある為、もはや強い指摘や反発もしない
どうせ言ったとしても自分の首を絞めるだけだし、政権を牛耳っている強硬派はプーチンをそそのかし
結局はそうするであろうから…本当のチャンスに動ける様にそれまで自らを守る方がロシアでは適切な判断となるのだろう こうした状況の推移は下手をするとウクライナが敗北する懸念を逆に作用させかねず…
ロシアがもはやウクライナで止まらないのは彼らが何を言って誤魔化そうとしても明白だという
最悪な印象に確信を持たせてしまう強烈なメッセージともなりえず…
その結果、ウクライナが負けてからあちこちで泥沼の様に戦うのか、ウクライナが負ける前に戦って
ウクライナの枠内で収められる可能性に賭けるのかの二択しか残らなくなる懸念を齎しつつあり、
ロシア側が考えなかった様なあべこべの政治的状況を生み出してしまう懸念ともなりえる
そもそも、実際的にはロシアが仮にウクライナより先に進むとしても、実際には大きなインターバルが必要である
ウクライナを下した後に消化する作業と最前線を構築し、欧州を襲撃する準備作業の期間が必要だ
なんなら、ウクライナは中途半端な形で手打ちして先にバルト三国やポーランド、モルドバを狙う
そういったプランも出来ただろう。そこを落としてしまえば、ウクライナを包囲せしむる事も可能だった
その時に必要な本格的物資は停戦、終戦中に静かに行われるのが理想で、欧州がそれを止めさせようと
無駄な努力をしている合間に有利に作ってしまえば良かっただけだ。逆にウクライナ戦中にこれをやってしまうと、
欧州側はそのまま対抗的な増産に入り政治的な隙をむしろ伺えなくなる政治的失態になりかねないのだ
従って、プーチン大統領の側近たちが自慢げに報告している内容は実際には戦略的行動としては下策といえる
メリットよりもマイナスの方が大きい行動を保身の為の貢献報告に勤しんだ結果なのだろうか プーチン大統領はまだ言葉遊びで済ませられる筈、欧州の臆病者たちにそんな度胸などないと、
軽く考えている様だが…臆病者故に何をしでかすかわからないという事を忘れてしまっている
ロシアでソ連で、世界の歴史で、臆病者たちがどう反応してきたのか良く知っていた筈なのにだ
それは老いからくるものか、投薬や洗脳じみた、時に恫喝も伴う耳打ちによるものなのかは分からない
そうなった場合は、欧州側が「ロシアに連れ去られた未成年を取り戻す特別軍事作戦」とでも言う様な
ものを展開するかも知れないこれは戦争ではない。人道に対する特別軍事作戦であると…
ロシアと全く同じ事をやった時にロシアはなんというのだろうか?
それでロシアが攻撃するぞと脅したとしても、もとからバルト三国やフィンランドやポーランドに
侵攻してくるつもりじゃないかもうやるしかない受けて立ってやるさあお前はどうするんだ!と…
いう様な泥沼になる懸念があるという事だ。もっとも、そうなるとしても最初はフライングタイガースや、
中国の義勇軍みたいなものから始まるだろうとは思われるが
ロシアは世界各地でロシア兵出身者によるフランス軍や米軍への攻撃を繰り返しているが、あれはロシア軍ではない
という事にして全く関与していない事にしているそれと同じ状況となる
そこでの批判応酬の対応を誤れば返す刀でロシアは最初から兵隊を用いて各国を先制攻撃していたとされかねない
果たしてロシアはそういった事を考えて行動しているのか、それともそれをむしろ願っているのかどうか 巡航兵器が敵国のSIMを積む理由
最近ロシアがウクライナのSIMを搭載した兵器を飛ばしている問題が指摘されている
これらは遠隔誘導手段の多様化も指摘されるが、もう一つの懸念として、
通信基地局が誘導ビーコンとしても活用されかねないのではないか?という懸念を齎してもいる
基本的に基地局の位置情報は非公開である場合もあるが、実際にはビッグデータによって
基地局の位置情報は一般市民ですらある程度は容易く把握が出来る事が知られている
協力員を大量に抱えるロシアからすれば民間の公開サービスを頼らずとも、
こうした基地局の固定ナンバーに基づいた位置情報マップを作成する事も可能であろう
つまり、基地局と基地局をまたぐ移動はGPSに次ぐ重要な現在地確認手段ともなりえるという事だ
こうした手法が使われた場合、誘導の妨害がより難しくなる懸念がある
また、工作員による違法な簡易基地局を各地に埋め込まれる懸念もあり、それらの摘発も必要となるだろう
当然、基地局だけでなくあらゆる発信源も利用される懸念がある
従って…今後は爆撃接近時にこうした基地局の発信をカットしたり、固定情報発信を消したり、
固定されたナンバー編成を数パターン切り換えたり、もしくは意図的に偽の基地局情報を展開して
ルート選定を狂わせたりする様な対抗手段を考慮していく必要が出てくるのかも知れない
次世代通信規格選定にもこういった位置情報の緊急取り扱い的な考え方が新たな国防の観点から
議論される可能性もある
また、基地局勘と通信している物体があきらかに異常な速度で基地局を移動している場合
それがそうした移動目的で登録されたSIMによるものでない場合は通信をカットしたり、
その通信を乗っ取って偽情報をドローンに送らせるという対抗も必要となるかも知れない チキンレースだと思われているもの
ロシアは未だにこのゲームがチキンゲームな遊び場と何か勘違いをしているとも言われる
ロシア側が仕掛けた過激なカルト宗教的主張の領土拡張ゲームのボールは常にロシア側にある
ロシア側が放り込んだボールを下げない限り、相手側は折れたら襲われて全てを無茶苦茶に
されるという生存の危機レベルにまで達している懸念がある
また、現状認識についてもかなりの齟齬がある。ロシアは今が有利だと言い張っているが…
多くの関係者から見た場合、今がむしろ欧米がロシアに勝つチャンスなのではないか?
とすら受け取られている面がある
つまり、どちらにせよもう狂ってしまっているロシアが、エスカレーションを抑止する気など全くなく…
やりたい放題を戦力の再拡充後にやるのならば、ロシアからの攻撃を合図として全面対決をしてしまった方が
問題を先延ばしにしてロシアに更なる準備をさせるよりもマシかも知れないし、
むしろその判断の為の基準点とみなされるとすら考えられる恐れがある
そういった疑心暗鬼すらもまき散らし、元々の欧米側の聖戦対決待望派等にも宜しくない影響を与えてうる
中国との交渉を前にこうした態度をエスカレートした事も中国側の硬化を招く懸念もある
ロシアより後に更に圧倒的有利になる可能性のある中国が現時点でのロシアの火遊びに付き添って、
一蓮托生を考えるだろうか。中国訪問を前にロシア側は中国政府の顔に泥を塗ってしまった可能性もある
それを言うにしても高度な会談プロセスが必要だったろう問答無用で巻き込む行為を好ましく思うかどうか これからロシアは欧州領土内にある目標を攻撃するぞだとか、核を撃つぞだとか更なる強い態度を
繰り返しアピールして見せるのかも知れない。しかし、それはとんでもない藪蛇になる可能性もある訳だ
ロシアが各地の武装勢力や反欧米諸国に武器を渡して欧米を攻撃させるのと、ロシアが直接攻撃に出るのは
全く事態が異なってくる。元よりロシアがそうした迂回攻撃や直接の電子戦を以前から行っていた事の批判が
更に高まることにもなりかねない。更には攻撃するとなれば中途半端では結局直接の反撃を受ける懸念も孕む
大規模になれば当然コントロールも効かない
そして、何度もそうした発言を繰り返したならば、結局は撃つ側はプーチン大統領の命令である為、
ロシア国内で「欧米露が滅亡する程の殴り合いをする事を好む」勢力が大統領を陰で腰抜け呼ばわりして、
焚きつけたり、主導権を奪おうとしてくる懸念もある
度を越した宣言や主張を繰り返し、完全に相手を想定を超えたパニックに追いやった状態で…
想定外にパニックとなっている事が分かっている集団相手にブラフ遊びをしようと持ち掛けたとして、
それが本当にコントロール出来るのかどうか?そして、ロシアの体制は本当に将来よりも今すぐにでも
核も交えてでも開戦した方が圧倒的に有利な状態なのか?これに対してロシア国内の各勢力が
より自分に美味しく有利にする様にどう動くべきかという問題をも擡げさせてくるのかも知れない
プーチンと一緒に仲良く不利な状態を分かった上で自殺に付き合うべきか、プーチンを切り捨てるべきかまで、
ロシア内の政権の裏側で話が行きつく懸念もある
東欧を席捲しまくる大戦略を展開しているならばまだしも、こんないつでも後々再開出来る程度な
だらしなくしょうもない小競り合い紛争で…せっかく掴んだ国を牛耳る栄光の座と、
ロシア国民を好き放題に導く立場として、将来の大戦争を行う準備計画も投げ捨てろと?
これはこれで、プーチン大統領によるロシア国内へのチキンゲームの投げかけともなるのかも知れない
カディロフやドゥーギンらは別の意味で喜ぶのかも知れないが