このガウクって人物、実は単なる「保身の人」ではないのか。共産主義の抑圧がどうこうでと米国に媚び、
ナチスからの解放がどうたらでとロシアに媚びてと、実に処世術が達者な人だ。
出身も教会の牧師さんとかで、ソ連崩壊寸前のところで民主化運動してたりとかもそう。

中東欧の平和革命とベルリンの壁崩壊から四半世紀を経た今年、10月3日のドイツ統一記念日を迎えるにあたり、
ドイツ統一は、決して降って湧いた幸運な巡り合わせというわけではなかったのだと改めて感じさせられます。
抑圧されてきた側の人々の自由を求める意志こそが、共産主義独裁体制の国々において、
抑圧してきた側の権力を奪う原動力となったのです。グダニスク、プラハ、ブダペスト、
ライプツィヒのたくさんの人々の勇気こそが、ドイツ統一や欧州統合という奇跡を可能にしたのです。
http://www.japan.diplo.de/Vertretung/japan/ja/05-politik/055-politik-in-deutschland/bupra-reden/20141003-Grusswort__BP-TdE.html

>共産主義独裁体制の国々において、

ガウク大統領は、次のように強調しているー
「1945年5月8日、我々は解放された。我々を解放したのは、ソ連の諸民族の代表者達だったが、そればかりではない。
それゆえ、我々は、感謝と尊敬の念を示さなくてはならない。戦後ドイツが、ベルリンの壁により長い間分断されたという
事実でさえも、そうした気持ちに影響を与えるべきではない。一部の観測筋は疑っているようだが、私には、
ロシアにもロシア人に対しても問題はない。」
http://jp.sputniknews.com/europe/20150502/284616.html