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【話題】 大前研一氏 「こんな所得税や法人税では日本の富裕層は国外に脱出する」
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1289957135/1-2
ttp://www.news-postseven.com/archives/20101117_5956.html

現在、日本の所得税は累進性が非常にきつい。最高税率は国税が40%、
それに地方税が10%ついて50%に達する。一方、海外に目を転じると、
モナコとリヒテンシュタインはゼロ、スイスは11・5%、ロシアは13%(しかも累進課税ではなくフラットタックス)、
香港は15%、シンガポールは18%だ。

所得税の累進性は富裕層の国外流出を招く。象徴的な例はスウェーデンである。
最高税率が72%の時があり(今でも52%)、テニス選手のビヨン・ボルグらがモナコに、
家具販売のイケア(IKEA)創業者のイングバル・カンプラッドらがスイスに移住してしまった。
もし、このまま日本が所得税の累進性を維持したり強化したりすれば、スウェーデンと同じく富裕層は
海外に逃げ出すだろう。

法人税も、日本は実効税率40・69%で世界一高い。一方、他の国々は海外の企業の誘致や、
自国から企業が流出しないように引き下げ競争を繰り広げており、実効税率の世界標準は25%に収斂しつつある。