>>202 仰るように、櫻の木の下でよく見かけるという話もあるのですが、アミガサタケは基本的には菌根
菌ではありませんので、実際には木の種類どころか有無とさえ無関係に発生します。
上記の高台プールの駐車場は広葉樹の定灌木、コナミ駐車場はカラマツの若木ですが、水源地南線の道路
脇は崖になっており、木とは無関係な場所でした。
また、土の硬さ砂利に関してですが、これは例外的事象かもしれませんが、平岸天神山の相馬神社境内、
硬い土に砂利を敷き詰めた建物の玄関先に大型の無印アミガサタケが菌輪を成し発生しているのを見たこ
ともあります。
しかしまあ極端に日当たりの悪い場所で見かけないことは確かだと思います。

少し前までアミガサタケはアルカリ性土壌に発生すると云われていました。
実際私が初めて採取したのは、実家の庭、石炭ストーブの灰を捨てた崖の斜面でした。
また平岸霊園のゴミを燃やした穴の側面に菌輪状に発生していたこともありました。
しかし近年、酸性土壌を好む土筆/杉菜に混じって採取されていることが指摘され、アミガサタケの発生は
土壌ペーハーとは無関係との説もでてきました。
また、アミガサタケは菌根菌ではないと上記しましたが、実は菌根を作る事も有るとの報告もあります。

とりとめのない長文申し訳ありません。ようするにアミガサタケの発生条件は『学会においても統一見解は
無い』というのが現実のようです。
しかしながら、これではあまりに無責任ですので、私自身がどのように採取しているかについて、次レス
から、少しずつでも書かせていただこうと思います。