ハワード・ホークス
ヒッチコックスレにフランスやイギリスの映画史上の名作とか巨匠ランキングあったけど、 イギリスではホークスはあんまり人気ないのか? 紳士の国、てことでかw フランスではホークス強いな >>26 ジョン・ヒューストンも好きなのはあるがちょっと落ちる。男性派映画の巨匠というならラオール・ウ ォルシュのほうが上だ。ジョン・ヒューストンより切れがある。 ウォルシュもいいね。もっと見よう。 まさかエイゼンシュテイン時代からの人だとは思ってなかった。「大雷雨」を見てみたい まぁホークスもサイレントですでにいい映画とってるけど 仕事初め前の正月2、3日あたりは無性にホークス見たくなるんだが、今年は「ハタリ!」「脱出」に決めた。 スレッド14でもいったとおり『脱出』のローレン・バコールは『大雷雨』のディートリッヒのいただき だし『カサブランカ』がヒットしたので同じ映画会社のワーナーがもう一儲けしようとつくった企画の映 画である(笑)。にもかかわらずその全てが素晴らしい。私はカゼをひいた度に『脱出』を見て元気をも らっているが『リオ・ブラボー』のホテルと『脱出』のホテル・マーキーは規模こそ全然違うが似ている といつも思う。物語の構造も似ていると思う。そこにはいい女が流れて来る(笑)。 なんでホークスはディートリッヒを使わなかったんだろう。 ディートリッヒは戦争へ行く金を得るため、あと戦争から帰ってきて無一文になって、オファーを受けまくったらしい。男性中心の映画にもかなり出てジョンウェインと共演してるし、ドタバタ喜劇もこなした。 魅力的でなかったかというと、ビリーワイルダーの「海外の事件(1948)」なんか見るとノワールな雰囲気プンプンさせて女ざかりだ。 ホークスのインタビュー本に「バコールを見て「あれは10年前の私じゃないの」とディートリッヒに言われた」と書いてあったから、付き合いもあったはず。 本物×本物、のこの2人の映画を見てみたかった。 いやあ、バコールでいいですよ俺は(笑)。 昔の映画雑誌に書いてあった比喩を借用するならフォード映画の女性は女房、ウォルシュは情婦、ホー クスはガール。ディートリッヒがホテル地下の階段降りてきて「あなた誰」「ボランティアNO.2」と いっても似合わないし、ウォルター・ブレナンも含め3人で一緒に脱出するのも似合わない(笑)。ガ ールのもつ軽さが良くも悪くもディートリッヒには欠けている。しかし脚本はジョセフ・V・スタンバー グの『モロッコ』『上海特急』『ブロンドヴィナス』等のディートリッヒ主演映画の脚本家を使ってい るので(クレジットはないがフォークナーも参加しているらしいが)面白い映画にはなったろうが違っ たテイストになっただろう。 ホークス大ファンで「赤い河」見てないもぐりのような俺 他にこんな人いる? なんかあんまりユーモアがなさそうなんだよな 女っ気しなさそうだし 「赤ちゃん教育」「ヒズガールフライデー」「教授と美女」「三つ数えろ」「脱出」「モンキービジネス」「ハタリ!「エル・ドラド」・・・見たものはほとんどほれ込んでるな 「ヨーク軍曹」だけは見直す気がしないけど 「赤い河」は「ヨーク軍曹」っぽい臭いがするんだよなあ 映画史上の評価では「赤い河」がずっと上っぽいけど >>35 『赤い河』はおもしろいことは間違いないが『ヨーク軍曹』と同じくホークスっぽくない映画だと思う。 だからあなたが今まで見た作品と同じものを期待して見ると肩すかしをくらうかもしれない。 もっとも『ヨーク軍曹』は最近見直してみたらおもしろかったけど(笑)。 モンゴメリー・クリフトは、ディーン・マーチンみたいな軽やかさに欠けるな。 ジンネマン監督やSクレイマー監督、カザン監督に使われやすい硬い役者だろう。 ジョン・ウェインは演技に幅がなかったとこを、ホークスが演技開眼させたんだろうが。 有名な話でホークスは『真昼の決闘』の保安官を見て「保安官はそうじゃないだろ!」といって、 『リオ・ブラボー』をつくったが、それに似た比喩でいえば『カサブランカ』を見て「女はそうじ ゃないだろ!」と思いつつ『脱出』をつくったといえると思う。イングリット・バーグマンはホー クスの趣味じゃない(笑)。ベルイマンの映画にでるような人だし(笑)。 バーグマンでも40年代、50年代のロッセリーニやルノワールの映画、「秋のソナタ」と別人 ヘミングウェイはホークスとバーグマン共通の友人 自分も「カサブランカ」より「三つ数えろ」「脱出」の方がずっと好きだが 私は作家主義者ではないので、うーん(笑)。ロッセリーニのバーグマンはちょっとよかった。初期の 作品(スウェーデン時代)はまだかわいくてよいのだが最近見たリトヴァクの「さよならをもう一度」 になると肩幅でかいし腕も太いし背も高いし(笑)。ついでにいっておくがバーグマンの「間奏曲」や 「女の顔」の監督グスタフ・モランデルは評判悪いがベルイマンに影響を与えている、と思う。シェー ストレムばかりが持ち出されるが。 「暗黒街の顔役」「群衆の歓呼」「虎鮫」「特急二十世紀」「バーバリーコースト」「無限の青空」 「大自然の凱歌」見たので次は「港々に女あり」が見たい。 「はずれなし」ともいわれるホークス、あえて低調な時期があるとしたら50年代かな 「紳士は金髪がお好き」(53)から「リオブラボー」(59)まで、有名な映画がない気がする 他のことに熱中してたのかな リオブラボー以降の60年代は、年齢の割に傑作が多いな ジョンウェインとのコンビで復活したのかも 「レッドライン7000」(65)ってのはよく知らないが ホークススレは盛況なのにルビッチスレにはレスが付かん。 ホークス好きならルビッチも語れるだろ? レス頼む。 ルビッチ大好きだよ ただサイレント映画は苦手・・・ ホークスとファンが重なるのは、ブニュエル、フリッツラングとかじゃないかな ラングは西部劇もとってるし ブニュエルもそんな感じのとってるよね 時代的にもかぶるし これだけジャンルも作品数もある人なら、ヒッチコックスレみたいにみんなの超個人的ベスト3、ワースト3とか聞いてみたい。 俺はまだ見てないものもあるし、参考にしたいから。 個人的ベスト 1.リオ・ブラボー(批評家の評価が低すぎ。史上ベスト10に入ってもおかしくないほど完璧すぎ) 2.脱出(ボギー&バコールの最高の部分が味わえる感じ。バコールの初々しさがたまらん。。) 3.赤ちゃん教育(ヘプバーンのコメディの才能におどろき。グラントの受けのうまさもいい。脇役もいい働きしてる) 個人的ワースト 1.暗黒街の顔役(俺が期待しすぎた・・・どうもはまれない。どこが見どころなんだ?!) 2.コンドル(これも名作扱いだけど、ホークス映画にしてはテンポが悪いようで眠ってしまった) 3.特急二十世紀(一度はまればベストになるのかも。自分はダレて途中でギブアップ) 1ハタリ! 2男性の好きなスポーツ 3ヒズ・ガール・フライデー >>45 「レッドライン7000」は「群衆の歓呼」に連なるレーサーの話である。昔テレビで放送されたので録画 した。 画像検索すると男優ばりに陰影つけた写真がけっこう出てくるな いい感じだから携帯の待ち受けにした フリッツランングみたいに役者としてのオファーはなかったの? h ttp://forum.quizznblind.net/showthread.php/7944-50-plus-grands-r%C3%A9alisateurs フランスの批評家たちが選んだ、映画史上の監督ベスト50 ホークス10位 アメリカの批評家に選ばせたら、もっと「難解そう」な映画の人たちがベスト10独占しそう エル・ドラド、借りてみたけど、リオ・ブラボー、ハタリ!ほどの流れるようなかっこいい展開はないな テンポがスロー 音楽があんまりないせいだろうか 映画全体の雰囲気は相変わらずよくて楽しかった リズムがなくなった代わりに、重厚さ魅力的だった カメラも絶品 赤ちゃん教育よりヒットパレードの方がずっと良いと思った。 ネット上の感想はどれも逆で,実に不思議だ。 ジャズってこんな感じかなと,学者達(ベニー・グッドマン!以下プロのジャズ奏者) が恐る恐る弾き始めて,そのスイング感で掃除夫たちも集まってきて, 皆で演奏をする所などは,まさに,ホークス得意の場面で我を忘れて見てしまう。 ヴァージニア・メイヨ目当てで見たのですが,びっくりしました。 あの神のような場面があれば,他はどうでも良いとすら思う。 リオ・ブラボーよりエル・ドラドの方が面白いのは内緒 大スターになってからのゲーリー・クーパーは、実はあまりホークス映画向きじゃないと思うな 30年代前半の頃はよく知らない 「真昼の決闘」の件から想像すると、50年代になってからは2人の関係もイマイチになったんじゃないか スペンサー・トレイシーとぜひ組んでみてほしかった 男性映画の監督って呼ばれてるけど、若い女をスターにするケースの方がずっと多いよなあ バコール、アンジーディッキンソン、キャロルロンバート、「モンキービジネス」のモンローもそうかな 男の役者でスターにしたのってモンゴメリークリフトぐらいか? 女優の男性的な部分というかカッコイイところを描くのが得意だね。 そういえばそうだ。 ホークスの男たちは、中年とか初老の男でさえ少年っぽくて不器用。 そんな男たちを女らしくリードするヒロインたちに引かれるんだよな。 (永遠の夢w) ハタリ! すばらしかった DVDのジャケのジョンウェインが最強だよ 「奉仕を主とする事業は栄え、利得を主とする事業は衰える」 「ほかの要因はさておき、我々の売上は、ある程度賃金に依存しているのだ。 より高い賃金を出せば、その金はどこかで使われ、ほかの分野の商店主や卸売り業者や製造業者、 それに労働者の繁栄につながり、それがまた我々の売上に反映される。 全国規模の高賃金は全国規模の繁栄をもたらす」 奥田 碩(日本経団連名誉会長 元トヨタ自動車会長) ホークス作品でいちばん過小評価されてるのって何だろう 気に入ったのを繰り返し見すぎて、新しい発見がほしくなった ↑の「男性の好きなスポーツ」は未見だけど、けっこうよく聞くからおもしろいかも BS2はホークス作品ときどきやるくせに、ホークス特集はやってくれない WOWOWは昔やってくれたような記憶 無限の青空とか当時ソフト化してない貴重なタイトルがあったやうな やっぱ飛行機モノが多い 「赤ちゃん教育」のヘップバーンが苦手な人、ときどきいますね。 自分はケイリ-グラントとの息が合ってて安心して見てられる。 脇役も充実してる。 「ヒズ・ガール・フライデー」がイマイチはまれない。 スピード感はいいけど、女優(ロザリンド・ラッセル?)が地味じゃないかな。 ソニー・ピクチャーズは早く『ヒズ・ガール・フライデー』の廉価版DVDを出してくれないかな。 ヒズ・ガール・フライデーは10代の頃に初めて見て セリフの掛け合いの面白さを教えてくれた映画なんだよね 個人的には思い出深い作品の一つ もやもやしてるのが嫌で「リオブラボー」レンタルしたんだが、なぜか今回、アンジー・ディッキンソンの脚以外の決闘シーンでも勃ったぞ やっぱり病んでる俺 >>73 「リオブラボー」どこが見せ場かわからない。 ん…もしかしたら、それは見せ場だらけだからではないか。俺も、見る度に印象に残るシーン変わる。 初見で分かりやすかったのは@セクシーな強がり女を前に、たじろぐウェイン。最後に取り乱す女A落ちるとこまで落ちたディーン・マーチンが「ライフルと愛馬」の歌で起き上がる。 かな。最初のクレジットに「リオ・ブラボー」のテーマ曲がかぶるとこから涙腺ゆるむ。 まぁプロポーション最高のいい女、イケメン男、アクション盛り込んだミュージカルということで。 『脱出』見ました。 バコールいい女過ぎる。 ボギーは寸詰まりおじさんにしか見えない。。。 ハワード・ホークスとケーリー・グラントのコンビは素晴らしすぎる 「ヒズ・ガール・フライデー」「モンキービジネス」「赤ちゃん教育」みんな大好きだ ジュネス企画のDVD、言われるほど画質も字幕も悪くないじゃん。 8月11日、『リオ・ロボ』[Blu-ray]発売。 インタビュー集、大学の図書館で借りたけどおもしろい 分厚い評論本より無駄がない 80歳のホークスのダンディズムが顔にも態度にも表れてるのがかっこいい ヒッチコック×トリュフォーの厚い本も面白いけど、自分の最新作さえバッサリ斬り捨てるホークスは痛快だなあ ハワードホークス好きで、ルビッチ、フリッツラング、ブニュエル、ジャンルノワール、ロッセリーニが嫌いな人っているのかな 俺は最近ホークスと並んでアンジェイワイダが好きになったけど 骨っぽくて詩情があって難しくないところが共通してて好きだ 社会派の巨匠の割には退屈させないな。 しかしまだまだ山薩には及ばない。 ハタリ!を環境ビデオみたいに何時間でもくりかえして流してる俺 じっくり見ても、ながら見しても楽しい傑作 映画史上の名作アンケートでもっと上位に来ていい ハタリ!、リオ・ブラボーの60年頃が一番好きだ。次がボギー&バコールと組んでた40年代中盤。次がスクリューボールコメディの30年代後半 オムニバス映画(「人生模様?」)の短編は酷評されてるけど、たしかに見たことすら記憶に残ってない(汗 >>90 60年代の作品はちょっと力をぬいて見れる感じがいいよね! ピラミッドのDVDってないんですかぁ? 探したけど見つからなくって密林見たらすごい値段… ピラミッドのDVDは日本版はないので米版で買うしかない。日本版で発売されるとしてもその値段より 安く買えると思う。 「モンキービジネス」が意外にいい。っていうか、評価高いですか? 「モンキービジネス」、ホークス最後のスラップスティック系コメディだっけ? あの後からしばらく試行錯誤の時代で、「リオブラボー」以後が新しい黄金期 「モンキービジネス」自体は面白いけど、それまでのホークスのコメディと比べるとテンポが鈍いような マリリンモンローがスパイスになっていい感じになって評価も悪くないはずだけどな 好きな作品が多いのに、劇場で観たのは日比谷映画さよなら公演の「リオブラボー」だけだった… 今日「港々に女あり」を見た。 ただひたすら面白かったのだが 細部に関して質問 ロバート・アームストロングが誰彼構わず喧嘩を売る際 喧嘩のネタとして自分の肩に何かを乗せるのだが、あれって何ですか? ジョーンクロフォードの「雨」と同じサマセットモームの原作だろ? クロフォードのは見てすぐやめた けばくて陰気臭い、あの女優 ホークス&スワンソンでぜひ見たい もしかして、つべにあるとか… >>99 ウォルシュの「港の女」とごっちゃになってないか あと「港々に女あり」は実際 youtube にあるね ttp://www.youtube.com/watch?v=nv2dSKgc4Hw ホークスはサム・スピーゲルから「戦場にかける橋」の監督を依頼されたが断った。 スピーゲルから相談を受けたK・ヘプバーンが強く勧めたのがデビッド・リーンの起用だった。 夜のシーンが多いよね。 それでいて暗さを感じさせない。 見事だなあ 「ヒズ・ガール・フライデー」は、どのDVDの字幕が一番いいですか? ヒズ・ガール・フライデーDVD コスミック ピクチャーズ版は画質今ひとつでしたが, ソニー版はどうでしょうか。 ソニー・ピクチャーズ版廃盤でしょ。 『コンドル』の廉価版を出したソニー・ピクチャーズには『ヒズ・ガール・フライデー』も 期待したい。 1930年代、1940年代中盤までの作品はTV画面でも存分に楽しめてると思うけど、「赤い河」以降の作品は映画館でやってくれないと本当に楽しめてない気がする ドラマ性も保ちながらも、ワイドスクリーンの時代にかなりうまく乗った人なのかな ホークス映画を大スクリーンで見たことがない自分だけど、1948以降でも「リオ・ブラボー」だけは例外で個人的映画史ベスト3に入るんだけどね 『ヒズ・ガール・フライデー』はホークスでもベスト5に入る傑作だよね。 1940年の作品にしてあのトークとギャグのスピード感は凄い。 ホークス映画は音楽が欠かせないな 俺のベストは「赤い河」「赤ちゃん教育」あたり エル・ドラド 走る馬の足元にジェームズ・カーンが飛び込むシーン 映像つないだの丸出し 作り方が雑 他の撮り方無かったの? ホークスは天才だからいいんだろうけどね 他の監督ならボロカス >>112 飛び込むのはカーンだけど、馬が飛び越すシーンは「リオ・ブラボー」で 撮っておいたのを使ってるんだよ。 112のモンだけど マクブライドのインタビュー本で読んだ 今回改めて確かめてみたけど なんと、ホークスは「非常にうまくいった。」と言ってる 確かに巧くつないだといえば、巧くつないだといえるけど(贔屓目にみてだぞ) それでも見ればすぐ気づく もともとこんなつなげ方、無理があるんだよ そもそも、どうしても必要なシークエンスでもないし ホークスは天才だからいいんだろうけど(2回目w) 「先生のお気に入り」ってコメディ見たけど晩年のCゲーブルすごくいいね なんでホークスはGクーパーやJウェインばっかりでゲーブル使わなかったかなぁ 暑苦しい=喋りすぎってことだろう。 クーパーやウェインは背中で演技できるからな。 ゲーブルは口が臭かった。なざなら入れ歯だったからだ。 そろそろ三つ数えろとリオ・ブラボーのBDくらい出してくれ 年末年始の映画特集にホークスってベストチョイスだと思うけどTVで見たことないな 年末に「赤ちゃん教育」「僕は戦争花嫁」みたいなスクリューボールコメディ、 年始に「リオ・ブラボー」や「紳士は金髪がお好き」みたいなミュージカル風ドラマ NHKBSとかでやればかなり実況盛り上がるはずだがな 追加 ハードボイルド系は年末年始どっちでもよさそうだ read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる