【マカロニ】セルジオ・レオーネ総合【ウエスタン】
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マカロニウエスタンの巨匠セルジオ・レオーネ(1929-1989)を語るスレです。 フィルモグラフィ 1961年 『ロード島の要塞』 - Il colosso di Rodi (The Colossus of Rhodes) 1964年 『荒野の用心棒』 - Per un pugno di dollari (A Fistful of Dollars) 1965年 『夕陽のガンマン』 - Per qualche dollaro in piu (For Few Dollars More) 1966年 『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』 - Il buono, il brutto, il cattivo (The Good, the Bad and the Ugly) 1968年 『ウエスタン』 - C'era una volta il West (Once Upon a Time in the West) 1971年 『夕陽のギャングたち』 - Giù la testa (Duck, You Sucker) 1984年 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』 - C'era una volta in America (Once Upon a Time in America) 前スレ 【イーストウッド】続夕陽のガンマン【アエアエア〜!】 http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/kinema/1128899570/l50 姉妹スレ 【ブロンソン】ウエスタン【フォンダ】 http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/kinema/1155271971/l50 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 2 http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/kinema/1203582186/l50 >>404 とにかく全シーンなげえ そこが欠点だよな。せっかくいい絵が撮れたのだからと編集で切れない貧乏性なとこが。 ハリウッドの西部劇が大作志向になって、シネマスコープなどの大画面向けに雄大な風景をたっぷり 見せる作風になってから、だんだんつまらなくなっていったのに、そのことに気付かず同じ轍を 踏んでしまってる。 ヴィスコンティやベルトルッチじゃあるまいし、活劇でありエンタテインメントの監督なんだから 革命やなんかは単なる時代背景として置いといて、悪党たちの決闘だけにフォーカスするべきなのに 色々と欲張り過ぎて話が重くなる、そして各場面の長さも相乗して、観ていて長げーなと感じさせて しまうのよね。 小さな脇役陣も含めて全員が全員とも面構えがいいよな。ウエスタン観たけど、レオーネのなかのアメリカってこれなんだなぁと終始にやけてしまい、なおかつその美学がいちいちツボって、一般的な評価は知らんが、俺は素晴らしくいい時間過ごせたわ。 >>407 観たくなったんですけど、これって複数バージョンありますか? 続夕陽のガンマンは、上映時間の長短バージョンがあると聞きましたが。 >>408 ウエスタンにも165分と175分のふたつがバージョンがあるそうだ。 俺が観たのは165分のほう。特に不足は感じなかったけど、長いほうを観てみないと比べられないかな。 だから、どっちがいいかはわかんない。 これも好みだけど、吹き替え版のほうが屋外、屋内のセット、役者のきったなそうな肌質とか、なかんずく、ヘンリー・フォンダの青い目を堪能できるんでおすすめ。 >>407 ウエスタンはめちゃくちゃ評価高い映画だよ 特に同業者からの評価が高いね キューブリック、コッポラ、スコセッシ、ルーカス等が絶賛していたね この人は俳優の魅力を引き出す手腕がピカイチ まだ駆け出しのイーストウッドや端役でくすぶってたクリーフをスターダムに押し上げ 一方で既に(大)スターだったフォンダやブロンソンにスタイガー、コバーンといった人達にも代表作と言える作品を与えてるんだもんね >>409 先日、日本語吹き替えの入った165分DVD見ました。 とても良かったです。 興味を持って175分収録のソフトを探したのですが無いみたいですね。 ブロンソン演じるところのハーモニカが冒頭左肩辺りを撃たれたのに普通に活動している辺り、これは亡霊の復讐談のような気がしました。 「荒野の用心棒」のジョーも、鉄板で防御しているという種明かしこそあるものの倒れては起き上がってを繰り返して、半分死んでいるようなキャラだったし。 レオーネではないですが「荒野のストレンジャー」に至っては。。。 レオーネの西部劇はどれも死の影をまとった人物が登場しますね。 >>415 どうもありがとう。面白かったです。 Director’s cut 版175分、amazon itでは2000年、2003年リリースのDVDが175 minuti となっているのでこれらがそうですかね。 紹介いただいたページで言及されている黄色強調画像は、レオーネが本来意図していた色調なのか? それともDVD加工に伴う単なる副作用か? 「続夕陽のガンマン」のBlu-ray版のいくつかでは本来のオリジナル色調に近いとされるyellowishが強調されていましたが、「ウエスタン」Director’s cut版の色調はいわゆるartifactのような気がしました。 それはともかく、この味わい深い映画の最長版もぜひ見たいものです。 The Good, The Bad and The Ugly (邦題忘れた夕陽のガンマンだっけ?)の テーマの演奏(?)シーンの動画を見つけた。 https://www.youtube.com/watch?v=i_Fvuy_lT2w これが映画で使われたものか、同じ顔ぶれの演奏者によるものか、 判らない。動画タイトルはスペイン語だが、善悪醜の順番が違ってる。 すごくおもしろいネットで稼げる情報とか 念のためにのせておきます グーグル検索⇒『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』 CY5WV 何かと思ったら宣伝か。 最近 The Mission をYouTubeで見たけど、音楽はモリコーネだったんだね。 このスレで語っていいのかわからんがミスターノーボディめちゃくちゃ好き。あんなに西部劇への愛と男の夢が詰まった映画はないだろ the good the bad and the uglyのgoodにあたる主人公ってどこが善玉なんだ? ドル箱三部作見たけどなんで名作扱いされてるのかさっぱりわからん 脚本もむちゃくちゃだけど昔はこれが面白かったの?ちなアラサー 続夕陽の最後の決闘シーンだけは好き >>422 わからんなら調べればいいと思うよ 5chの駄文は受け入れられないだろうし ウエスタン見たんですけど、ハーモニカの兄が殺されるシーンでフランク以外の悪役3人くらい(?)はどうなったんでしょうか? 全員ハーモニカが殺したんでしょうか? 「ウエスタン」なげえよ! なんだよこのマイケルチミノ感! よく当時批判されなかったな。 こんな話編集で半分にできる。 誰かmad作ってほしいわ! なげえ! 冗談抜きに昔、日本テレビで昼に一時間半 枠でやってたよ。その後、水曜ロードショーで 二時間枠でやった。昼やったとき劇中に さいはての用心棒の劇音楽が出てきてずっこけたけど 水曜ロードショーでは消えてた。 >>427 1時間半見てみたい。 あれDVDで見ても絵作りは至高の域に達してるのに、話がクソ長くて、セリフ回しも思わせぶりで中二くせえし、全体的なバランスが取れてない。 レオーネにやりたい放題させすぎ。なんか富野のガンダムみたいな生理的な嫌悪感がある。 あらすじだけ最低限わかるように切れば絶対良くなるのは明白。 昔、ゴールデン洋画劇場で「ハタリ!」 って映画、前後編(四時間枠)でやって そのあと同じゴールデン洋画劇場で 二時間枠でやって、さらに昼一時間半枠で やったことがある。「続夕陽のガンマン」も 日曜洋画劇場で初放送じゃ二時間半枠で やったけど、その後は二時間枠。イタリア版は 二時間五十分とも三時間とも言われてるから 淀川さんの解説やコマーシャル除くと オリジナルの半分近くが無くなってる ことになる。 >>429 >その後は二時間枠 それ日曜洋画劇場で見たわ。最初に見た「続 夕陽のガンマン」だったけど面白かったなあ。 翌日の教室、「俺イイヒト」が大流行! ウエスタンは確実に尺長すぎなんだけど、その一因として、ブロンソンの顔じゃ持たないというのがある。 イーストウッドの顔なら持つ。当時はブロンソンもイケメン扱いされてたのは知ってるが、ありゃやっぱりただのおっさんだ。 ブロンソンの顔は最早風景だからね イケメンとかいう次元ではない しかし当時リアルタイムで観てた人らはマカロニウェスタンにほんとに熱狂してたようだが、今見てみるとどれもこれも面白くないな。 レオーネ3部作と、イーストウッドがハリウッドで監督したやつ以外なにもかもうまらん。 暴れん坊将軍見続けさせられてる気分。 じゃ荒野のストレンジャーも面白かった? 自分が知る限り批評家の評価はさんざんだった。 因みに自分も好きじゃない 荒野のストレンジャー好きだよ。 批評家を論拠にしようとするおまえは痛いよ。 荒野のストレンジャーは、生きてた頃の主人公をジョン・ウェインに依頼しようとしてたらしい。 それは見てみたかったな。 > ドル箱三部作見たけどなんで名作扱いされてるのかさっぱりわからん > 脚本もむちゃくちゃだけど昔はこれが面白かったの?ちなアラサー > 続夕陽の最後の決闘シーンだけは好き > しかし当時リアルタイムで観てた人らはマカロニウェスタンにほんとに熱狂してたようだが、今見てみるとどれもこれも面白くないな。 > レオーネ3部作と、イーストウッドがハリウッドで監督したやつ以外なにもかもうまらん。 > 暴れん坊将軍見続けさせられてる気分。 荒野の用心棒 →用心棒 夕陽のガンマン →椿三十郎 続・夕陽のガンマン →隠し砦の三悪人 素朴なギモンなんだけど、リアルタイムで当時、西部劇がイタリア語っておかしいだろ、という批判はなかったの? 本国アメリカの客とかどう思ってたんだろう? レオーネ作品ではないが。 続夕陽やウェスタンなんか、 テレビの大幅カット版のが すっきりしてて観やすい。 って言うか意図的に長くしてるような。 単に長いと大作になるみたいな。確かに 長いという意味じゃ大作だけどw必要もないのに 長くするなら夕陽のガンマンが限度w イーストウッドが全く逆の作風でとにかく短い。 撮影期間も短い。 そして西部劇でもセットがショボい。 監督レオーネ、編集イーストウッドが見てみたい。 全体にテンポがスローでやたらと諄いのが特徴だろ。今の時代だと見ててイライラする。 ブロンソンが低身長と知ってからは、ブーツの上げ底が気になって仕方ない。それと比べると確かに東木やホンダは背高いね。 あー許されざるをレオーネが撮ってたら確実に失敗してたな。 続夕陽のイーライ・ウォラックは確かに良い役したと思うけど、やっぱりクリント、クリーフ、ボロンテの夕陽が1番好きだな マカロニ的な見せ場(クリーフの銃器コレクションや帽子の撃ち合い等)もしっかりあるし、何よりラストの決闘でクリントがクリーフにガンベルト貸すシーンが堪らん 用心棒→用心棒 夕陽→椿三十郎 続・夕陽→隠し砦の三悪人 だろうな。 ワンスのシーンで出てくるブルックリン橋の下に 行ってみたい。行ったことある人いますか? 勝新&健さんの『無宿』って日本版『冒険者たち』とよく云われてるけど 実際はあの映画の二人の関係性の元ネタは『夕陽のギャングたち』のスタイガー&コバーンだよね ワンスアポンアタイムインアメリカを初鑑賞 なんて名作だ! 今まで見てこなかったことに反省します… そうなの? ワンズアポンとセットプロジェクトになってる「ウエスタン」はどうしようもない愚策でした。 夕陽のギャングたちも面白いぞ 世間での評判はイマイチだが…… 「夕陽のギャングたち」なら「群盗荒野を裂く」のが好きだって人は多そう https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/kinema/1555852867/94-95 「用心棒」(1961年、日本) 2020年1月6日月曜日13時0分〜14時52分 NHKBSプレミアム 監督 黒澤明 俳優 三船敏郎 仲代達矢 東野英治郎 渡辺篤 山茶花究 加東大介 河津清三郎 山田五十鈴 太刀川寛 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/kinema/1555852867/94-95 「荒野の用心棒」”A Fistful of Dollars”(1964年、イタリア) 2020年1月7日火曜日21時0分〜22時54分 BS-TBS 監督 セルジオ・レオーネSergio Leone 音楽 エンニオ・モリコーネEnnio Morricone 俳優(日本語吹き替え版の声優) クリント・イーストウッドClint Eastwood(山田康雄・多田野曜平) ジャン・マリア・ヴォロンテGian Maria Volonte(内海賢二・屋良有作) ホセ・カルヴォJose Calvo(富田耕生) ヨゼフ・エッガー Joseph Egger(清川元夢) アントニオ・プリエートAntonio Prieto(加藤精三) ジークハルト・ルップSieghardt Rupp(羽佐間道夫) ウォルフガング・ルスキー Wolfgang Lukschy(島宇志夫) マルガリータ・ロサノMargarita Lozano(公卿敬子) ブルーノ・カロテヌートBruno Carotenuto(石森達幸) DVDで続夕陽完全版が出た時狂ったように毎日観たもんだ その後吹き替え完全のブルーレイも買った また、更に綺麗なリマスターや未公開場面が見つかった!と再販されるかなと 思っていたが、さすがにそれはないようだな ただ、どこかの国の予告編ではトゥコが大砲を撃つシーンがあったらしいから そのようなシーンが見つかり、また完全版が売られないかと期待している >>465 ブルーレイの吹き替え完全って、山田康夫の完全ってこと? >>465 kinoの4k restoration版は観た? 俺も色々買ったけどこれが一番気に入っている。 >>466 まさか!多田野曜平追加版だよ >>467 知らなかった、観てみる、ありがとう >>468 追加版って、声優の声がところどころ変わる感じ? そう。変わる。 でもイーストウッドの多田野曜平の追加はすごく似てるから不自然さは感じなかった ワンスアポンアタイムは古い映画だと思っていたけど 中学高の時に日曜洋画劇場で2週に話かけて放映されていたのは 公開直後だったわけだな いまDVDを見返すとイベントの順序が記憶と違ってて みたのはどうもアメリカ公開版だった気がするな >>472 ウエスタンかアメリカきまでちゃんと言えニワカ 2週に分けてって ちゃんと言ってるのにね 長い方に決まっとろーがいね 二週わけは大脱走と風去りしか知らないなあ、ベンハーもそうか。 2週どころか70分にカットして放送されたウエスタン… 俺ニワカだけど ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ウエスタンなんて聞いたことないな? ひょっとしてウエスタンのことかな? ひょっとするもなにもウエスタンそのものじゃね? 通ぶってるバカからおめーPer qualche dollaro in piuも知らねえの? とマウント取られてもな 挙句wiki見ろとかさ。。。 もう負けてるねw おめえの人生最後のセリフがwikiをみなさいとか 悲しすぎるわw >>478 押井 各年から1本ずつ選んで50年50本リストを作る。かねてから時代と映画を絡めて語ることには 興味があった。だから今回の話に乗ったのだけど、いざ映画リストを見始めたら「意外に難しいぞ、 これ」と頭をかかえた。「こんなの3分で出来るじゃん」と思っていたのだけど、とんでもない。 ──と言いますと? 押井 初っ端の1968年がけっこう困った。いきなり悩んだ。普通だったら『2001年宇宙の旅』が ダントツに決まっている。自分が作っている映画の傾向からして。たしかに『2001年宇宙の旅』 という映画は自分にとってとても重要な映画だったんだよ。もしかしたらその後の一生を、 当時は決めたと思っていたわけ。「こんなすげえ映画見たことない」と思ったもん。 でも「当時の自分」と「いまの自分」はちがうわけだ。もちろん映画史的には スタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』が最重要だけど、いまの自分を基準 にして1968年の映画を選ぶのなら、 セルジオ・レオーネの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』をセレクトしたい。 公開当時は『ウエスタン』という邦題だったのだけど。 こういうことだね いまでも、レンタル屋でもアマゾンでもウエストだよ←結論 >>483 なんだろう、最初に結論言わないでもったいぶった言い回しで くどくど理屈こねられるとイライラしてくるな 風と共に去りぬをゴーンウイズザウインドーと言って通じるべきと思うのは よっぽど意識高い系バカ ええ〜いつから邦題もワンスになってんの? パッケージもお洒落だな まあ原題に拘る人がいるのは仕方ないが 公開当時の邦題がしっくりくるって人多いんじゃないのかな、洋画って こないだあった再上映(にしてオリジナル版国内初上映)の時ワンス〜になってた ttp://onceinthewest2019.com あと50年ぐらいこの映画が生きたらこういったくだりも昔話になるのかな 『夕陽のギャングたち』(原題:Giu la testa、英題:Duck, You Sucker)は 1971年製作のイタリア・スペイン・アメリカ合作の映画 監督はセルジオ・レオーネ。本作品と同じくレオーネの監督作品である 『ウエスタン』と『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』を併せて 「ワンス・アポン・ア・タイム三部作」と呼ぶこともある。 わかった?いまだにウエスタン ウエスト アメリカ ハリウッドとあわせて 「ワンス・アポン・ア・タイム三部作」 でもなんかふざけんなよって感じがするな ウエスタンの原題がウエスタンじゃないのは、公開当時から わかりきってた事だろうし。日本側が一生懸命当時の世相で考えた結果が ウエスタンだろうしな。 「地獄の黙示録」も「死霊のはらわた」も「沈黙」シリーズも、チャックノリスの映画もw やっぱり日本公開タイトルのまんまがいいよ。安易にワンスに変えるかね。今の世相だとワンスが カッコいいのはわかるけどさ いまだに夢落ちとか言ってるバカがいるんだ? 10時間で公開しようとしていたものを4時間にして 挙句、辻褄が合わないことだらけになったから 夢落ちってことにして胡麻化したんだよ 監督の本意ではない 本気で10時間で公開しようとしていたとしたら監督の方がバカだが 10時間を8時間にして ゴッドファザーパートT、Uみたいにできると思ったらしいが 流石に折れて、もう半分にした 押井 ストーリーとは別物。映画としての豊かさ。僕の言葉で言うと「艶っぽさ」かな。当然レオーネ のほうが艶っぽさがある。スケール感で言えば、両方ともスケール感を撮った映画ではあるんだよ。 レオーネのテーマは常に「歴史」だったから必ずスケール感をともなっている。 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』という題名がまさにそれを示しているし、晩年に撮った 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(84)もそうだよね。 もっと具体的に言うと「歴史を語りたい」という欲求だよね。歴史のパースペクティブというものが、 映画には不可欠なんだと思っていたはずだよ。 快感原則にものすごく忠実に作られている。それも映像と音楽の相乗効果による快感原則。 レオーネとモリコーネの得意技だよ。得意中の得意。この2人がコンビを組んだ最大の理由でも ある。アクション映画をオペラにしちゃった。歌い上げた。アクション映画を祝祭にしたんだよ。 こんな人たちほかにいない。僕が川井(憲次)くんと組んでいる理由とほぼ一緒。パトスなんだよ。 極端に言えばそうなる。「(映画の)半分は音楽だ」といつも言っているけど、これは謙遜でもなん でもない。自分が作った映画なんて、川井くんの音楽がなかったら、屁みたいなもんだよ。それで 言ったら、僕はレオーネの直系だからね。自分のことを「わたしはレオーネの直系です!」と言ってもいいくらい。 これはレオーネの一連のマカロニウェスタンのなかでもちょっと別格というか、あきらかに「叙事詩」と してやっているからね。もちろん、チャールズ・ブロンソン演じるガンマンの個人的な復讐物語という 縦軸があるにはあるのだけど、どう考えてもブロンソンの物語には見えない。 「西部開拓」という叙事詩だよ。 >>500 ロードムービーじゃん ざっくり言えば隠し砦と言える。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる