隅から隅まで、どこまでも美しい映画だった。
化粧しても老いて醜い音楽家と、
タージオの絶対的美しさの対比が良かったな。
ときどき差し込まれる身分の卑しい者たちの歌や死人のイメージも
怖かったけどこの映画全体に厚みを持たせてて素晴らしかった。

ビョルンは、造形の美しさもあるけど
それ以上にあの妖しい目つきが凄い。
あんな目をする少年はそうそういないとおもう。
よく探してあてたなあ、監督。