【バンドワゴン】フレッド・アステア【コンチネンタル】part.2
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20世紀最高のミュージカルスターであるアステアについて語るスレです。
優雅という言葉は彼のためにあります。
緻密なステップ、正確なリズム、彼の魅力はそこだけではありません。
映画の中のちょっとした会話シーンや歩いているだけのシーンでも、
軽やかな彼の世界に観客を引き込んでいきます。
踊るように歩き、歌うように話す彼は、存在そのものがダンスでした。
またダンスだけでなく、歌についても高く評価されています。
前スレ
http://bubble4.2ch.net/test/read.cgi/kinema/1107612617/ この映画の衣装は、他の映画とちょっと違う。
珍しく、二人が金持ちじゃない設定だったし。
Let yourself goだっけ。歌ってるジンジャーの服が可愛いね。
いつもお上品な格好をしているから、かえって新鮮だった。
しかし、アステアの水兵服ってのはどうも…
細身すぎて、ちょっと似合ってない気がする。
水兵さんは、ケリーのように上半身がガッチリしている方が似合うと思う。
(その代わり、礼服はアステアの方が似合うが)
この映画はどのダンスナンバーも良い!
I'm Puttin' on my eggs〜の振り付けは自分も好きだ。コミカルな感じでさ。
アステアのピアノシーンが見れるのも嬉しい。
ラストのLet's face the musicは圧巻。
やっぱりアステア&ジンジャーはこうでないと!と思わされるよ。 そうそう。踊る大紐育のジーンケリーを見てしまうと,
アステアの水兵服はちょっと・・・って感じ。
逆に,ジーンケリーの礼服姿はあまりにがっちりしすぎてて
上品じゃないなって思う。
ドナルドオコーナーは両方似合いそう・・・。
>40 ダンシング・レディを見たいな。この映画ではアステアは酷評されたらしいので・・・。
シドニー・シェルダン氏のご冥福をお祈りいたします
「イースター・パレード」の脚色はまだ30歳そこそこの
ときの仕事だったんですね それだけの才能あるジンザイを抱えられていたのだから当時のMGMはすごかったんだよな。 シドニーシェルダン氏のご冥福を祈りつつ、イースターパレードを観る。
好きな映画トップ5ぐらいには入りそうな作品を作っていただいて
ありがとう。
それにしても、ジュディ以外はほとんど入れ替わったんだよね。
主役やら監督やら。そういうこともあるんだね。結構多いんだろうか? >>46
裏話とか読むと結構あるみたいだよね。
オズの魔法使いだってそうだよね。 先日「グランブルーの世界」(リュックベッソン監督の)という
メイキングビデオを観ていたら、半ばあたりでヒロイン役の
女優さんが「フレッドアステアが亡くなりました」とコメントを出していた。
ちょうど撮影中だったんだなぁ。思いがけないところで名前を見ると
ちょっと驚く。けど、同じベッソン監督の「レオン」で使われてたのは
ジーンケリーの映画だったけどな。
チラ裏だけど、去年、うちの猫が死んだのが6月22日。
ファン初心者としては「これも何かの縁だろうか?」と思ってしまう。 ファン初心者か,いやいや,命日覚えてるんならそれ以上だよ。
フレッドアステアって,映画界の人たちの中ではどういった評価だったのかな。
「完ぺき主義者」ってよく言われてるけど,他になんかいわれてる? 優しくて、人柄がすごく良かったらしい。
家庭を大事にする人だったらしい。
そんなところかな?>俳優仲間の評判 極端な話、作品さえ良ければ別に普段はいやな奴でもかまわない
チャップリンもウディ・アレンもロリコンだが映画がよければおk
実際問題そういう俳優仲間のコメントにしても
どこまで真実かはわからんからな ジーン・ケリーの流れは今でも観られるけど、
現代のダンスシーン、ミュージカル等でアステア再来と言われるような人は居ないのか?
アステアは古き良き時代、創られた一世一代のものなのか。
アステアは古典として見られがちかもね。
見る人によっちゃ,退屈!!って言う人もいるかも。
けど,最近のダンスを見てるとアステアみたいに
エレガントに踊る人がでできたら新鮮でいいと思うんだけど。
今の世の中に合わないのかな・・・。
アステア再来といっても,相当雰囲気持ってないと難しいかもね・・・。
彼の雰囲気は真似しようにもまねできないというか。
アステアの that face の曲がほしい・・・。
どのCDに入ってるんだろ。
↑オードリーヘプバーン主演・パリで一緒にの中の,ワンシーンに流れてる。
若かりしオードリーヘプバーンのアイドルだったアステア。
funny face でオードリーはアステアと共演を果たしたのだが,
いってる事がずいぶん違う。
アステアとじゃなきゃ映画に出ないといっていながら,
周囲には私にアステアと踊れなんて無理よ!!といっていたそうな。
アステアってダンスもいいけど,歌い方もしゃれててかっこいいと思う。
「ザッツ・エンタテインメント!」の中でケリーが、アステアを評して、
「One and Only 」と言っていた。よく使われる表現だが、まさしく彼のため
あるような言葉だと感じたものさ。 昨日『コンチネンタル』中古VHS買いますた。
100円ですた♪ アステア本人が「自分の自伝映画は作らないように」って遺言まで
書いていたそうだが、作ろうと思ってもアステア役できる人がいないよね。
伝説の「カッスル夫妻」にはアステア・ロジャースコンビがいたが。
それにしてもどうして昔の作品を楽しむことをよく思ってなかったんだろう?
「昔の作品なんか観ないで、今の良い作品を観なさい」って言うような
発言してたんだよね。「ザッツエンタティメント」でタップが流行ったことも
「一時的な流行だ」って言ってたし。
21世紀に入って、未だに自分の古い映画を楽しんで観ている人たちが
いることに対して、アステアはどう思うだろうな。
アステアが明石家さんまなら自分の作品を観まくってゲラゲラ笑うだろうが
アステアはアステアなので「ここはこうすればもっと良くなったのに」とか反省するんじゃないか
昔は良かったなんて思い出に浸るタイプじゃなさそう 500円DVDの有頂天時代の予約開始キター
これが売れれば続けてアステアものがリリースされるかもだから
みんなも注文してね。
http://www.amazon.co.jp/dp/4774717266/ >>61
踊る結婚式とかヨランダとかみたいね。
リリースされないかな…。 確かにアステアは完璧主義者だからね。
自伝を読んでも判るように、自分の作品は観ないような人だったから。
アステア自身、自分の事があまり好きではないように感じる。
学歴や容姿などにコンプレックスみたいのがあるから私には『ダンス』しかない!
そんな風に思う。
普通なら変わり者に育ちそうだけど、
ゴシップを賑やかすような人でもなかったから、映画化は難しそう。
ライザ・ミネリがザッツ〜で言ってた「映画を見れば説明がつく」
アステアにぴったりの言葉だと思う。 >>63
ライザが言っていたのは「ママ」のことだけどね。
その前にアステアが「もしハリウッドを王朝にたとえるならば、この娘(こ)
はさしずめ次代のプリンセスでしょうな」とライザを紹介していたな。 If Swing Goes, I Go Too [ジーグフェルド・フォーリーズ]
でアウトテイクになったのに何故CDには収録されているの?
この映像は残っていないのだろうか?
是非とも観たいのだが・・・
Band Wagonにもアウトテイク多いよね。ぜひ見たかった アステアの完璧主義はちょっと尋常じゃないような気がする
だからこそあれほど成功したんだろうけど
アステアの完璧主義を真似すれば誰でもどんな分野でも成功を収められると思う >>56
アーヴィング・バーリン曰く
彼はただ偉大なダンサーと言うだけではなく、巧い歌手でもある。
ジョルスンやクロスビーやシナトラに匹敵するほどうまい。
彼はダンサーとしてもうまいが歌手としてもうまい。
それは必ずしも彼の声のせいではなく、
歌を表現する精神の運動のおかげである。
アステア・ザ・ダンサー P.239 ハゲという負い目がアステアにテンションを与えたような気がする
アステアはペアよりソロダンスのほうが断然好き。
ソロで大暴走するときの動きがいい。
なんて映画かな?指揮棒もって踊りまくって
トランペットを受け取ってまた踊り、
あのシーンのステップは信じがたかったな。 アステアのソロはプロ中のプロたちでさえ、次の動きが予測できなかったと
絶賛されている。黒人の振り付け師(名前が出てこない)が「タップだけでも
白人の中では最高だった。白人の中ではね。」と念押ししていたのが、印象に
残っている。「だが、誰にも真似ができないのが、いままでクラッシクなダンス
を踊っていながら、突然、ジャズに乗ったダンスになってしまう。この転調の凄
さだ。しかもそれが全然違和感なくつながってしまうのだから驚きだ。こんな
ことを他の誰がやっても、滅茶苦茶になってしまう」と絶賛していたよ。 >>72
トンクス!あの演技は特に好き。
ところでアステアのダンスって「うまい」って感じじゃない気がする。
なんかもっと、独特の魅力っていうのかな、
彼独自のクセや動きが人の感性に合って愛されたっていう感じの気がする。
失礼ながら厨房くらいのときはちょっと滑稽で垢抜けない動きに思えた。
でも何故か心地よくて好きになって、気が付くとファンになってた。
うまいへたというより、人に愛されるダンスだったと思います。 ちなみに
歌は
stepping out with my baby
it only happen when I dance with you ←特に
が特に好き。
アステアの歌、話しかけるようでものすんごい素敵。
あれも「うまい」というとちょっとニュアンスが違う気がする。
まあ最終的に歌がうまいってのはそういうことなんだろうけど、
巷で言うような声量、音域とかって次元のうまいへたじゃなく
やっぱ「魅力」かな。歌手としても超一流だと思います。 後で知ったが自分が最初に見たアステアの出演作は
タワーリングインフェルノだったw
あと細かいとこだが
イースターパレードの
stepping out with my baby
のダンスで、階段を下りながら連続して踏むステップが好き。
カッコヨロス
あと「踊る結婚式」
コメディ映画としてここまで笑った作品も珍しい。
なんか全体的にいい映画だったと記憶してます。
>>73
アステアを特集した映画で言ってたね。(名前は私も忘れた)
要するに黒人にはもっとうまいヤツがいるってことだろうけど、
ボージャングルのことでも言ってるのかなぁと思いながら見てました。
>>74
なんかわかるよ。確かに、時々滑稽に思える。手の平の動きとかさ。
しかし魅力的なんだよねぇ。
>>75
アステアのCDいっぱい持ってるけど、やっぱりあんまりうまいとは思わない。
大好きだけどね。歌の技術でシナトラ達と並ぶのは無理だ。
でも気持ちがとても伝わってくる。そういう意味ではやはり超一流だわ。 ボー・ジャングル・ロビンソンは伝説のタップの神様だな。彼の全盛期
のステップは残っていない。50代になった頃以降のものしかない。
アステアがただ一回だけ、ボー・ジャングルへのオマージュとして、
黒塗りでステップを踏んでいるな。 黒人の兄弟(たぶん)でむちゃくちゃうまいのいたよね
ものすごいアクロバティックで体を酷使してた人たち
ずいぶん前に教育テレビで観た気がするんだけど
あれはなんだったのかな
子供時代にアステアにタップを教えたジョン・バブルスのスタイルがシルクハットに燕尾服のルーツなんだよね。
ボー・ジャングル・ロビンソンが「ジョン・バブルスのステップは難しすぎて私には踊れない。」って語ったと言われているらしい。
ジョン・バブルスは『キャビン・イン・ザ・スカイ』で特別ゲストとして[シャイン]とゆう曲で踊っているけど、当時一体何歳なんだろう?アステアよりも10歳以上は上だろうから60近いか越えているかしれないのに、あのステップの速さは信じられない。
他にも当時の黒人タップはレイモンド・ウインフィールドを始めとしてみんな半端なタップじゃないんだよね。
だけど女性と踊る時のエレガントなアステアは彼ならではの美しさなんだけどね。 >>78
エレノア・パウエルも「踊るホノルル」の中で、
黒塗りでロビンソンに扮して一曲踊ってるね。
やっぱ当時のタップダンサーにとっては特別な存在だったんだろうね。 有名どころのタップ・ダンサーたち
John Bubbles Februrary 19, 1909 - May 18, 1986 Cabin in the Sky (1943)
Ginger Rogers July 16, 1911 - April 25, 1995
Bill "Bojangles" Robinson May 25, 1878 - November 25, 1949
Eleanor Powell November 21, 1912 - Februrary 11, 1982
Harold Nicholas March 27, 1921 - July 3, 2000
Fayard Antonio Nicholas October 20, 1914 - January 24, 2006
Gene Kelly August 23, 1912 - February 2, 1996
Gregory Hines Februaray 14, 1946 - August 9, 2003
Sammy Davis Jr. December 8, 1925 - May 16, 1990
Donald O'Connor August 28, 1925 - September 27, 2003
Fred Astaire May 10, 1899 - June 22, 1987
こうして見ると「ボージャングルス」ロビンソンが際だって古い。
アステアより20歳上だ。バブルスは別人か?アステアより
10歳若い。
ウィンフィールドは検索に掛からなかった。
黒人の兄弟はニコラス兄弟だ。 ローソン!
じゃなかったサンクス。あれはニコラス・ブラザーズっていうんだね。
かなり前に見た番組もイギリスのドキュメンタリーだったみたいだ
とにかく180度開脚の着地連発で観た事もない踊りだった。すごかったのなんの
たしかにああいうものと比べればアステアなんて・・・と黒人は言いたくもなるだろう
というか正当に評価されていないのだろうか?
ま・比べてどうこうじゃないんだけどね・・・芸風違うから。
これは国内盤で観れるのはなさそうだな。第二次大戦中につくられた作品で
黒人兵士向けにつくられたという慰問もののがあるそうでそれはみてみたいな
キャブ・キャロウェイなんかも出ててハーレムのエンターテイナー総出演的な感じで面白そうなんだが
Bill Bojangles Robinson
の演技がようつべにたくさんあったから
初めて見てみた。
もちろんうまいけど、圧倒的にアステアの魅力のほうが上
だと思う。ちょっと最後までみる前に飽きちゃった。
全体的に足を踏み鳴らすっていうことに重きをおいてるように見える。
アステアのような総合的芸術とは違うものじゃないかな。
黒人の人たちはとりあえず「ロビンソンが一番」って思っていたいんじゃない?
ダンスに関してはド素人の自分だけど
アステアの優雅で魅力的なダンスはいつまでも見ていたいと思える
不思議な魅力に満ちてると思う。 おお、ニコラス・ブラザーズ!
コッポラの「コットンクラブ」のハインズ兄弟のモデルにもなったよね。
>>83の慰問ものって、多分「ストーミー・ウェザー」のことかな?
昔、その映画がシネマライズで上映された時に、劇中の彼らのダンスシーンを見て、
あまりの凄さに驚いた思い出があるよ。
その日劇場内は寒くて寒くて、途中でトイレに行きたくて堪らなくなったんだけれど、
ニコラス・ブラザーズのダンスが始まっちゃって、とうとう席を立てなくなってしまった。
文字通り、思わず漏らしそうなぐらいのダンスシーンだった(w アステア以外の有名タップダンサーが
ようつべにあったら
教えてくださいよ!
みてみたい。
アステアのはつべでいろいろ見たけどやっぱイイ..
タップがどうこうってもんじゃないねこの人は。
優雅さと魅力で史上最高ですわw
>>83
ニコラス・ブラザースの名前を覚えてもらってうれしい。最近では日本でも
そこそこ踊れるタップ・ダンサーも登場しているが、持ち上げすぎるのが困り
ものだ。某国営放送でも「技術は世界でも超一流」なんて囃していた。アステ
アやケリーだけ紹介して、ニコラス・ブラザースやサミー・デービスに触れない
のは片手落ち。もっとも彼らのステップをみたら、何も言えなくなるけどね。
サンクス
ストーミー・ウェザーだったね・日本盤ないみたいだね
でもこれは輸入でもいいか
ちなみに黒人向け映画ってのはいつごろまで製作されていたんだろ
ニコラスブラザーズみれる映画あったら教えて
ってスレ違うか、ス・スミマセン・・・ >>86
優雅なスタイルを求めるならジミースライド(Jimmy Slide)でしょう
セヴィアングローバーは有名だけど、アステアっぽさを望むならちょっと違うかも
どちらも黒人ですが
>>82
手持ちの『クラシカル・セヴィアン』のパンフにはタップレジェンドの一人としてバブルスが紹介されていて
1902年生まれと書いてありました
>>73
チャールズ“ホニ”コールズ。タップダンサーの間では有名です
映画「コットンクラブ」にも出演していますが、既に亡くなられています >>88
>ニコラスブラザーズみれる映画あったら教えて
FOXから日本盤が出てるぜ。
「銀嶺セレナーデ」「オーケストラの妻たち」「遙かなるアルゼンチン」 ジュディ・ガーランドとジーン・ケリーの「踊る海賊」でもニコラス・
ブラザースが客演しているよ。「ザッツ・エンタテイメント」でも見られる
けど。 『ザッツ・ダンシング』で詳しく語られている。
ようべつで、サミー・シュニアが、
当時の映像を元に過去の黒人タップダンサーの同窓会みたいのには感動した。
結局、アステアを超える人はいないみたいだね。
なんか黒人のダンサーはいかにもタップダンサー。
アステアって我流の芸術家であって
タップダンサーって枠におさまりきらんでしょ。
現にそればっかじゃないし。
アステア以上とかいうと要するに嫉妬か天邪鬼だな。
ブルースリーが最強ってのに反対したがるアマチュア格闘家
みたいなもんだな。伝説になったもん勝ち。
アステアは「偉大なダンサー」の枠に収まる人物ではなかった。
歌手として、彼の為に曲を書いた作曲家はそのまま現代アメリカ歌曲
の伝説でもある。アービング・バーリン、ジェローム・カーン、コール・
ポーター、アイラ&ジョージ・ガーシュイン兄弟、ジョニーマーサーなど。
20世紀前半を生きた歌手なら、どの一人にでも曲を書いてもらったら、
それだけで夢のような存在ばかりだ。
舞踊家として正統派のバレー界の巨人たちマーゴット・フォンティーン、
ルドルフ・ヌレイエフ、ミハエル・バリシニコフなども絶賛を送っていた。
アステアは素晴らしいが
黒人ダンサーを貶めるような書込みはやめようよ
「タップだけならアステア以上の人間はいる」
と言っているだけで、「アステアより優れたダンサーがいる」
と言っているわけじゃないだろう
30〜50年代のクラシック映画は大好きだが、
一方であの時代は、今からは信じられないような
人種差別が当たり前の時代だよ。
野球の世界でサチェルペイジやジョシュ・ギブソンが
どんなに優れていようとも
ベーブルースと同じ土俵に立てなかったように
優れた黒人ダンサー達の不遇に対して何か言いたくはなるだろう 96の言うとおり
もし仮に黒人の中にアステアに匹敵する人物がいたとしても
芸術なんかやらせてもらえる時代ではない
店の入り口も別、トイレも別、バスの座席も別、何もかも差別されてるなかで
芸人としてこき使われるだけだったんだからさ
ニコラス兄弟もものすごいアクロバットやり過ぎて体はガタガタだったようだ
違うでしょ。
別にだれも黒人ダンサーを貶してない。
タップだけなら、なんていう黒人による
黒人びいきの僻みに対していってるんだから。
大体「タップだけなら〜の方がうまい」ってどういう意味だ?
じゃあ「タップがうまい」っていう意味を固定する必要があるが
できないだろ?早く打ち鳴らせばうまいのか?
タップを芸術の域にまで高めた人間がいるときに
何をもってタップがアステアよりうまいと?
それは単に黒人たちが定義したタップのありかたの基準から
したらほかの黒人ダンサー達の方が上というだけのこと。
クラッシックバレエのようにもともと完成した芸術ではなく
アステアもタップダンスそのものに貢献した流れの中の一人。
黒人の定義なら、アステア以前にタップダンスそのものが完成して
いたことになる。論理的に破綻してる。
>ジョン・バブルスは『キャビン・イン・ザ・スカイ』で特別ゲストとして[シャイン]とゆう曲で踊っているけど、当時一体何歳なんだろう?アステアよりも10歳以上は上だろうから60近いか越えているかしれないのに、あのステップの速さは信じられない。
>他にも当時の黒人タップはレイモンド・ウインフィールドを始めとしてみんな半端なタップじゃないんだよね。
>だけど女性と踊る時のエレガントなアステアは彼ならではの美しさなんだけどね。
この手の記述では、早く打ち鳴らすのが「半端ではないタップ」ということになるが。
詳しく知らないけど黒人はどれだけ早く打ち鳴らせるかで評価してるのか?
それは芸術でもなんでもないただの競技だろ。
>>97「芸術なんてやらせてもらえる時代じゃない」
ってそういうわけじゃないだろ。芸術の域に達しているといってるのであって
そこに競技か芸か芸術かの明確な線引きは無い。
自分自身で高めていくのだから黒人ダンサーがアステアのごとく
優雅に踊ることも本人しだいでできる。そうしなかったのが感性や
人間性の違いなんだよ。 あとアステアのトップハットに燕尾服のスタイルが
誰かの影響だかって説もアステア自身の発言じゃないなら
きわめて怪しいな。当時の紳士の当たり前のスタイルだったのだから。 ビル・ロビンソン
http://www.youtube.com/watch?v=C_Qz0gnA9rY
アステア
http://www.youtube.com/watch?v=j02k9t4rP50
よい悪いではなく別物としかいいようがない。
ひたすら踏み鳴らすロビンソン、
踊りの中にタップが組み込まれているアステア。
どうやら緻密に足を踏み鳴らすのがうまいことが
タップがうまいことだといわれているようだな。
「タップがうまい」ではなく「足を緻密に踏み鳴らすのがうまい」
とすれば納得するけどな。 http://www.youtube.com/watch?v=AjCFYpWDmfM&mode=related&search=
これなんてすごいな。
ロビンソンは確かに超絶技巧だ。
しかし足を踏み鳴らすこと以外ほとんど何もしていない。
「タップダンス」自体は「足を踏み鳴らす芸当」と定義すれば
いいということか?これならまあるくおさまるが。 ジョン・バブルスのタップ映像は残念ながら残っていないんだよね。(知らないだけかもしれないけど、歌声は数曲残っている。)
レイモンド・ウインフィールドの現存する映像はスライドタップだから速く無いですよ。かなり高齢の頃の映像だから驚異的なんですけどね。
速さを追求していたのはニコラス・ブラザースやミラー・ブラザース&ロイスや白人だけどコンドス・ブラザースで、速さと同時にアクロバティックな面も追求していた。
ミラー・ブラザース&ロイス何て観ていて「無茶だ、失敗したら骨折するぞ!」と思うくらいだから。
だけどエレガントさではアステアの右に出るダンサーは居ないと思うんだよね。
アステアはそれらの黒人ダンサーと比べても偉大なダンサーの一人だと思うよ。 あ!ジョン・バブルスが『キャビン・イン・ザ・スカイ』の中で踊っている映像はタップじゃないんだけど、観て貰えば解るけど決めのポーズがボブ・フォッシーに影響を与えたんじゃないか?って思えるんだよね。 ともかく黒人タップダンサーとアステアを比べてもしょうがない
いきなりおかしなたとえを引き合いにだすと
ゴダールは「作曲家が偉いのではなくドレミファの音階を発見した奴が偉いのだ」
ってことを言っているらしい
つまりアステアがタップを含めてダンスを総合芸術と呼べるものにまで高めた
そういう偉大な人物であることはだれにも否定できない
しかしアステアがタップを発明したわけではないし
そしてタップはすべて黒人が作り上げたわけでもないし
アイリッシュのダンスとかイギリスの炭鉱のロックダンス(でいいのかな?)とかいろいろあるわけだろう
アステアだって謙虚な人だから先人に対する敬意を忘れたことはないだろう
だから当時人間扱いされないような環境の中で生きてきた黒人を
どうこう批評するのはもうやめてさ、何というか
アステアはどうみたってワンあんどオンリーなんだからもういいじゃん?
没して20余年、ダンサーを引退してから50年近い人物を巡って、
このような論争が起きること事態、アステアの偉大さを物語っている
ようだ。 http://www.youtube.com/watch?v=j02k9t4rP50
4.15あたりのステップ、アステアがたまにやるけど
どうなってるの?
ブラッシュの連発? ttp://www.youtube.com/watch?v=4cHuBKDPfE0
これを死ぬほど観たかったんだ。
貴重です。
『ジーグフェルド・フォーリーズ』ってビデオ化されていたんだね。
近所のビデオ屋にあって速攻借りたよ。 >>109
十年ほど前にこの「AFI生涯功労賞」のセットが出たがバカ高いの
で買えなかった。アステアの分だけ別に入手したがお宝物だ。この式典
がアステアの公式の場での最後の登場となった。また司会を務めたデビ
ッド・ニーブンとエレノア・パウエルもこの場が最後となった。
ジン・ケリーとの共演シーンでのやり取りが面白い。
ケリー「ひょっとして、フレッド・アステアさん?」
アステア「そうだけど、あなたは?」
K:「ウ〜ン、一応、私もダンサーです・・」
A:「いろんな場所で踊ってますよね。人々は。あなたは街角の
辻舞踊家ですか?」
K:「いや、スクリーンで踊ってます。『カバー・ガール』を
ご覧になりましたか?」
A:「(ジーンを見つめて)リタ・ヘイワーズではないよね?」
といったようなやり取りをしている。アステアとケリーの関係だから
こんなきわどいやり取りもできたので、面白い。「ザッツ」でクロスビ
ーがシナトラを紹介するときに「意気のいい若手歌手で、フランク・・
何とか、思い出せない。ま、見ていただけば判ります」なんていう台詞
と共に「上流社会」での二人の映像が写り、観客はどっと沸いたものだ。 今までアステアとジーン・ケリーをジョン・レノンとポール・マッカートニーに
なぞらえた論評って過去にあります?(年代を考えると逆かも)
なんとなくイメージがだぶるので、気になってたんですが… アステアがジョンで、ケリーがポール? う〜ん……俺には分からん >>102
>「タップダンス」自体は「足を踏み鳴らす芸当」と定義すれば
その通りだと思う。
でもアステアはタップをダンスの振り付けの要素として取り入れた。
だからアステアはタップダンサーではなくダンサーだと言われてるんでしょう。
つーかね、黒人の僻みなどと邪推をする前に、
その当人の発言をちゃんと聞いてみなよ。
「フレッド=アステア」全2巻、ビデオレンタルもされてるから。
スレで語られてるのはほんの一部だし、何か誤解してるかもしれないよ。
>>112
アステアとケリーを、ケーリー・グラントとマーロン・ブランドに例えた話は
有名だけどね。 500円DVDでコンチネンタルが三月発売だってさ
このまま一気に踊る騎士まで発売してほしいぜ >>114
アステアとケリーを、ケーリー・グラントとマーロン・ブランドに例えた話は
有名だけどね。
これってジーン・ケリーが言った言葉だよね。
確かにアステアは英国調みたいな所もあるし、
英国人がアステアを本国生まれと勘違いしていたくらいだからね。
ケリーがブランドか・・・
女好きという所は同じかな。
アステアのドキュメントビデオってそこらへんのビデオ屋でレンタルされてる?
どこ探しても無いんだよね。一度みたい。
そういや、「野郎どもと女たち」のマーロン・ブランドの役、
プロデューサーはもともとはジーン・ケリーでやりたかったらしいね。 >>116
コスミック?
あそこはコンスタントにミュージカルを出してくれるからありがたいね。
正規版がサッパリ出ない今では、希望の星だぜ。 アステアが大スターになったって事は昔の一般映画ファンは踊りの良し悪しがわかったって事だ。
昔の人は見る目があったねえ 「足ながおじさん」ようやく観た。
「とても笑顔で踊れない」と降板しようとしていたとは
思えないような楽しい映画だったな。 スレ違いだが
当時、映画で踊る機会を得られたビルロビンソンは
黒人ダンサーとして本当に希少な例なんだろうな
40年代でさえ、リナ・ホーンやニコラス兄弟の登場シーンは
南部上映時にカットしやすいように編集されていたらしいし
他の黒人ダンサーたちが当時どんな踊りをしていたか、
すごく知りたいが資料は残ってないんだろう スポーツで例えれば黒人って身体能力がすごいから細かい技術にこだわらない傾向あるよね
逆にフィジカルで劣っても限りなく無駄を少なくしてスムーズに動作する人は
実際よりもすごく速く動いてるようにみえたりする
アステアはまさにそんな感じ。サッカーでいうとプラティニとか(ちょっと古いけど)
でもサッカーでアフリカの選手とか見てるとサーカスみてるみたいで楽しいし
そんな感じで黒人のタップはやっぱり興味ある
あと、少し前の書き込みで黒人がアステアのように踊れなかったのは人間性のちがいとか
いうのがあってまあよく意味はわからないんだけど
とにかくあの時代には黒人の人間性とか人格が白人から否定されているわけだから
自分のやりたいことがあってもやらせてもらえないんではないでしょうか
アステアと同じ土俵で語るのは酷なように思われます
だいたい白人でアステアのほかにどんな人いたんだろう?ジーンケリー以外に 今日午前ヒマなので連投してスミマセン
とにかくハリウッドで踊った黒人の人たちは白人向けの踊りをやらされたということで
残っている映像だけではよく分からないのではないでしょうかね、結局。
本当にすごい踊り手の最盛期の映像は白人ダンサーの影が薄くなるから残さなかったとか
そこまで言う人もいるらしいが信憑性のほどはどんなものか
ただ当時としてはそんなことがあってもおかしくはないとも思える
リンチされて殺されても文句言えない時代があったんだものね
ダンサーだけじゃなくて歌手でも同じことでしょ
ルイ・アームストロングが白人向けの映画に出ているのを見ると
サッチモはこんな程度のものじゃないのにって思う
サッチモでさえ「人種差別の痛み止め」とマリファナを吸っていたというし
やっぱり黒人にとってタップとかブルースとかは譲れない部分ってあるのだろうな
もともと黒人にとって太鼓は重要なものだったのにそれを取り上げられて(通信手段として恐れられた)
そのかわりに生み出したものという背景があるわけでしょう
社会の中でマイノリティとして生きる人が自分のルーツに対してよりこだわりを持つのは当然だろうし
時として過剰なほどに自分の文化を誇りに思っていたとしても
まあ大目にみましょうよってことで
>>123
女性なら、エレノアやアンミラーなども凄いタップダンサーだと思う。
でも、アステアやケリー以外にも、踊りは抜群で、
でもスターとしての華が足りなかった…なんて人はいたんじゃないかな。
あの時代の人材は豊富すぎるよ。 ↑そうそう、パウエルとかミラーとかもいるよね
男では?いれば教えてくださいね
今朝は長文書いちゃってすみませんでしたね
私はアステアのビデオ30本くらい持ってて大ファンなので
アステアが黒人に比べて劣ってると言ってるわけじゃないので、念のため・・・
ただ白人にとってタップは様式のひとつに過ぎないというか
黒人にとってのタップはアフリカから切り離されて言葉も文化もすべてはぎとられた時に
自分たちがつくりだした大切なアイデンティティであったというか・・・
難しい言葉よくわかんないんですけど、あの当時タップなくても白人は困らなかったけど
黒人にとってはもっと大切で切実なものだったんでは?ということですよね
>>125-126
レイ・ボルジャー(「オズの魔法使い」の案山子男)とか、ドナルド・オコーナー
(「雨に唄えば」のケリーの相棒)なんかも素晴らしいタップを見せてくれた。
オコーナーは生まれてくるのが10年遅かった感じだな。「ショウほど素敵な
仕事はない」あたりで古いスタイルのミュージカルが作られなくなったので、実力
の全てを発揮できなかった。「バスター(キートンの伝記)」で見事にボードビル
の神様ーーチャップリン以上だ、と信者同士の争いが今も絶えないーーの動きを彷
彿とさせてくれた。
タップを黒人のオリジナルとしてまうと、問題がある。白人でもアイルランド系
など下層にいた連中のリバー・ダンスなども混じっているからだ。本国では踊るこ
とも禁じられていた時代があり、上半身を動かさずに踊る舞踊が生まれた。監視さ
れていたからだ。革靴など買えなかったので、木靴で踊った。少しましになってか
らは、靴の底皮を減らさないために金具を打ったので、その音を楽器や踊りに使った。
↑サンクス
ドナルド・オコーナーいいよねー名前からするとアイリッシュ系だと思うけど
たしかにタップはすべて黒人とは思ってないですよ(黒人の人に言わせると「関係ない」ってなるんだけど)
たとえばロックンロールでもおおざっぱに言えばカントリーのビートにブルースの形式をのせたもので
カントリーはアイリッシュ系の人たちが中心だからアイルランド人と黒人のルーツが混じっていると言えるんじゃないか
で、タップもそんな感じはありますよね。ここはもっと詳しく知りたいところ
当時のプアホワイトって呼ばれてた白人と黒人たちの接点というのはどのくらいあったんでしょうね?
黒人と貧しい白人とは肉体労働で仕事の取り合いもあったそうだから仲良かったとも思えないけど
どっちにしろ無関係なわけはないでしょうね
なんにせよアメリカ文化の面白い部分ってアイリッシュとアフロアメリカンとユダヤ系の人が担ってますよね
それにしてもやはり不幸がよい芸術を生むのでしょうか
有名な作曲家ってほとんどユダヤ系ですよね?ガーシュインにバーリンにバーンスタイン・・・
ついでにアレンも
良く考えると黒人以外でもひどい目にあってる俳優とか歌手っているでしょうね
ジュディ・ガーランドも子供の頃からこきつかわれておかしくなったのだろうし・・・
カルメン・ミランダというブラジルの歌手がいて「ザッツ・エンタテイメント」にも出てくるけど
この人はちゃんとしたいい歌手なのにハリウッドではちょっと頭の弱い南国の人ってイメージの役ばっかで
大変精神的にも苦しみつつがんばって仕事をこなしていたらしいんですが
そのストレスで発作を起こしてスタジオで亡くなってしまったそうです。
カルメン・ミランダは白人だと思うけどブラジル人だからそういう扱いになったのか・・・
ともかくまだ芸人さんは大事にされてない時代だったんでしょうね ところで話題は変わって
空中レヴュー時代とロバータのジュネス盤買った人いませんか?
お忙しいとは存じますが以下のアンケートにお答えください
画質には満足ですか?
デザインには満足ですか?
機能には満足ですか?
価格には満足ですか?
つぶれてほしいですか?
>>127
>オコーナーは生まれてくるのが10年遅かった感じだな。
めちゃくちゃ同意。
ついでにMGMにいれば、もっとミュージカルで活躍していたはず。
コメディアンで終わるタマじゃないよ そんなのただの言い訳。
実力相応の評価しかされていないはず。
10年遅かった、というなら、
10年早ければ、もっと活躍できた、それが望ましいこと。
ということになるがそれって望ましいことなのか?
時代に合わないことをいつまでもちんたらやってたら売れなくて当然。
50年代になってから頭角を現したミュージカルスター(オコーナーとかドリス・デイ)は、
波に乗り遅れて、実力を発揮し切れなかったという感じはたしかにあるよ。 金かかるミュージカルがテレビの登場で急激に衰退していくからね
時代に合わないといえばそれまでだが
残念といえば残念 ピアノの上から飛んでますな・・・これじゃ体もおかしくなるわ
これ輸入で買おうか迷ってたんでサンキュー >>135
凄いなこれは。あんなにアクロバティックだと思わなかった。
カッコイイが絶対に真似できん。
最後の階段のシーン凄すぎ なんかこの兄弟見ていて心地よくないな。
フォーマルな格好して開脚180度とかむしろなんか気色悪いし。
なんつうか、安い。 典型的な黒人蔑視ですな
ズートスーツがDQN寄りのファッションなのは否定できないけどさ 黒人蔑視っていうか、>>131とか>>138は何にでも文句つけないと気がすまない爺なだけでしょ
階段下りるシーンはよく見ると衝撃で辛そうだね。
なんでココまでしなきゃいけなかったんだろ?
http://youtube.com/watch?v=s_2MULbE-n0
このシーンについて本人が語ってるけど、英語が得意な人で何ていってるかわかる人いますか? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています