黒澤はH・フォンダに恐妻家の主人公(鉄道公安員)を演じさせて
ユーモアとペーソスのあるアクションドラマとして撮りたかったらしい。
例えれば「サブウェイパニック」や「ジャガーノート」みたいな映画か。
なので、この映画に関しては、
「大仰な悲劇にしてしまっていて、自分の意図したものとは全然別物」
と、満足はしてなかった
リチャード3からの引用も「ちょっと気どりすぎてる」と
あまりいい顔はしていなかったみたい。