リオ・ブラボー
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ハワード・ホークス監督、ジョン・ウェイン主演の
西部劇の傑作 真昼の決闘のアンチテーゼとして製作されたことに今更ながら気づいた・・・。 そうそう、「真昼の決闘」を見たジョン・ウェインとハワード・ホークスが
「クーパーの野郎、保安官をこんな情けない男に描きやがって!」
と激怒したらしい。
それで、強くて頼もしく、一般人の力は借りない
保安官の西部劇を作ろいという事で製作されたのが「リオ・ブラボー」だった。
「真昼の決闘」も「リオ・ブラボー」もそれぞれ違った面白さが有って、
どっちも良いと思うけどね。 ホテル アラモ前での
ショットガンプレイにも注目だぜ!
確か30年くらい前に日曜洋画劇場でやったのをみた。
その時の吹き替えでの最後のセリフ、
「とっつぁんはいてみたら?」に家族みんなで大笑いした記憶あり。 歌手が揃ってるんで、皆で歌うシーンがいいね。
でもなぜかウエインは歌わないW 納谷=羽佐間版はよく見るけど、
小林=広川版もあるんですか?
そんな話も聞くんですけど。 後世の「爆発する映画」に多大な影響をあたえてる
三人の男が出てきて爆発があるとニヤリとします
ジョーズもこのクチだな
ご丁寧に投げ付けるとこまで同じ
>4
真実の瞬間にあったように、ジョセフ・ロージーが監督してたら、どんな映画になってのだろうか アル中で苦しんでるのに、「皆殺しの曲」を聞くと
ピタリと手の震えが止まってしまうディーン・マーティンとか
スタンピー爺さんとか、コロラド役のリッキー・ネルソン(凄い美青年)とか、
とにかく登場人物のキャラが立ってて面白い。
女賭博師役のアンジー・ディキンソンも良い。
とにかく、ジョン・ウェインだけが目立つという構成ではなくて
脇役のキャラが魅力的なのが良いですね。 ジョン・ウェイン嫌いなんだけどこの映画は面白かったな。 「ライフルとポニーと私」をみんなで歌うことろが特に良かった。
それから、ウォルター・ブレナンね。彼が出ているのと出ていないの
とでは大違いだよ。細かなところでは、ディーン・マーチンとウェインが
酒場に乗り込んで犯人を捜したんだが見つからない。あきらめかけたが
マーチンが天井裏に隠れた犯人を、コップに落ちる血に気づいて、振り向き
ざまに撃ち殺すシーンね。こういうしびれるシーンがいたるところにある。 >>18
>「ライフルとポニーと私」
「スミスさんとウェッソンさんと俺」ってのを思い出した ホークスは西部劇を何本作ってるんだ?
ジョン・ウェインとの四つ、果てしなき蒼空、奇傑パンチョ(見たこたあねえ)、後は? >>17
てことは史実でこの演奏があったってこと? >>22
原曲は「デグエロ」と呼ばれているメキシコの曲。
「アラモ」で描かれていたように、実際(史実として)
アラモ砦を包囲したメキシコ軍が、夜明け前からこの曲を演奏していたそうです。 >でもなぜかウエインは歌わないW
シンギング・サンディだったのに? この映画大好きです
リッキーネルソンが投げたライフルを受け取りざまに
撃ち放つシーンはすごい
最後のシーンで露出度高い下着のようなドレスで酒場に出ようとするアンジー・ディキンソンに
「早く服を着ないと逮捕するぞ」の台詞がかっこいい
さすがに古さを感じる。
そもそもホークスの映画で現代に通用するものなんて一本もない。
ジンネマンの真昼の決闘やアルドリッチのヴェラクルスは今でも充分見れる内容なんだが。
古きよき忘れ去られるべき西部劇という感じだな。 そうか?
俺は「真昼の決闘」の方が古臭く感じるけどな。
まあ感覚は人それぞれだな。 『昔の映画=単純な勧善懲悪』という偏見があるので、ヒーローがただやられるだけのために出てくる悪役(これは真昼の決闘も同じだけど)を倒すというこの映画はどうしても古臭く見えてしまうんだよね。
今までも嫌というほど作られてきてる映画だけど。 ハワード・ホークスは「ヒズ・ガール・フライデー」とか、西部劇じゃないけど
良いのも結構あるよ。この「ヒズ・・」は「犯罪都市」のリメークだけど
後の、またこれもリメークの「フロント・ページ」との3本の中で一番いい。
西部劇はどうしても「主義」が入るから古くなるんだ。「真昼・・」だって
当時は赤狩りの対象の一番手だったわけだから、ちょっと信じられないよね。
「リオ・ブラボー」も国連の助けを求めないで独自の路線で世界を
守るという意味合いで現在のアメリカのあるべき姿にこじつけること
は可能だろうけど、それ以前にこの映画は娯楽映画としては特筆すべき
一本だと思うけどな。 この映画の悪役の名前がネーサンって名前なんだけど
昔、弟と一緒にこの映画をみていた時、弟が一言。
「ネーサンなのになんで男なの?」
「真昼の決闘」とは、赤狩りの嵐が吹き荒れた
当時のハリウッドを皮肉った作品と言われている。
困り果てた主人公に全く耳を貸さない町の人達は、
当時のハリウッドの状況そのままだと。
そういう意味では、当時の時代が伺えて興味深いが、
映画の面白さという意味では、私は
「リオ・ブラボー」の方に軍配を上げたいね。
「真昼の決闘」も映画の出来としては素晴らしいとは思うが、
どうも今見ると退屈に見えてしまう。
「リオ・ブラボー」は、今日の映画に影響を与えまくっているのは
明白であり、そういう意味で古く見えるという事は有るかもしれないが。 アクションは新しくなれば新しくなるほどすごくなるというのが自分の考え。
だからこの映画は、主人公たちが魅力的なだけのショボいアクション映画にしか見えないんだよね。
ヴェラクルスのレベルのドラマなんて今でも中々ないけど、この程度のストーリーならいくらでもある。
やはり昔の映画は演技はともかく映像としてはショボいから、ドラマとして秀逸なものじゃないと鑑賞に耐えない。
クーパーやランカスターとウェインを較べるとどうしても演技力に差があるというか…。 >主人公たちが魅力的なだけの
っていうか、それがこの映画の一番重要な点だろ。
ただのアクション映画を越えた魅力が有るからこそ、ここまで残ってるんでしょ。
まあ、この映画が嫌いっていうのはもう充分わかったから、
君は来なくていいよw おそらくこの映画が好きな人で、この映画をアクション映画という
ジャンルでくくって見ている人は少ないんじゃないかな。
これはやっぱり西部劇だとしか言いようがないよ。西部劇の好きな人は
ウォルター・ブレナンが出てきただけでうれしいわけですよ。
丁寧に作られたディーテイルの積み重ね、挿話の数々、個々の人物の
キャラクターがいかに立っているか、としてみると、現代からみても
なかなかだと思いますよ。
そもそも、ラストシーンの例の「空から降ってくるストッキング」
が時代を超えて語られるような映画なんてなかなか無い。 ホークスの最初の西部劇「赤い河」は、勧善懲悪じゃないし、
ヴィジュアル的にも優れてると思うんだが。
現代のCG合成あたりまえの映像ばかり観ている人には、
どのように見えるか、ちょっと興味あるな。
ウォルター・ブレナンも出てるしね。 >>皆殺しのメロディは名曲だな
どこかネット上で曲のmpegとかあります?
>42
「赤い河」の牛暴走シーン、あれリアルで撮ってるんだよな?
今ならCGでチョイチョイだろうけど、あれは命張った撮影だったと思う。
あんなのやられちゃ今の映画吹き飛ぶよ(俺的には)
キャラ的にはリオ・ブラボーよりもエル・ドラドの方が好きだな。
ミシシッピー最高 !!! ホークスは各ジャンルの傑作大杉
ホークスと知らずに見てたものも幾つかあった
でもこの人はとにかく歌が好き、つうか「歌心」みたいなものがあるんだな。
「紳士は金髪がお好き」「赤ちゃん教育」「ハタリ!」「脱出」・・・
音楽、音楽、音楽!!! >>44
スタンピード、一部合成(スクリーンプロセス)あり。
しかし、あれだけ大量の牛を引き連れての撮影、並の監督じゃ体が持たない。
CGは天候に左右されることもなく、机の上で出来るし怪我人の心配もないから便利だな。
もう2度と作られることのないタイプの映画だよ。 リッキー・ネルソンが自家用機(だっけ?)の墜落でなくなったときはショックだった。
脚本リイ・ブラケットもいいな。
他の西部劇だと、誇り高き男が好み。ジェフリー・ハンターカッコイイ。 歌の場面が良いね
ジョン・ウェインは歌が苦手なのか、一人だけ歌ってないけど >>4
>そうそう、「真昼の決闘」を見たジョン・ウェインとハワード・ホークスが
>「クーパーの野郎、保安官をこんな情けない男に描きやがって!」
>と激怒したらしい。
>それで、強くて頼もしく、一般人の力は借りない
>保安官の西部劇を作ろいという事で製作されたのが「リオ・ブラボー」だった。
えっ、そうだったんですか?
私はてっきり、「真昼の決闘」で保安官の部下や町の人たちが、誰も保安官を
手助けしようとしないことに腹を立てたのだと思ってました。
だから「リオ・ブラボー」では、頼まれもしない人まで寄ってたかって保安官に
協力するストーリーにしたのだと…。
(故・伊丹十三氏が某TV番組でそう語っていたのを聞いたのですが…。私の記
憶違いかな?) ジョン・ウェインは、西部劇とは強い男が主人公であるべきだという考え方だったから
「真昼の決闘」みたいなごく普通の男のような保安官は気に入らなかったんだよ。 じいさんのキャラはいいね
仲間はずれにされて拗ねるところとかかなり好き >>45
あんた鋭い!
「脱出」での香港ブルースには鳥肌たったよ この映画以前からスゴイ気になってた
今DVDが690円で売ってるから買ってきて見てみます ガキの頃のジョン・カーペンターが映画を意識し始めた作品なんだよな 西部劇と言ったら俺はこれと「シェーン」「ワーロック」「プロフェッショナル」を選ぶよ >>47
リッキー・ネルソン追悼企画で
ゴールデン洋画でリオ・ブラボーやってた 皆殺しの歌の原曲名「ソグテヨ」て聞いたような記憶が… ウェインの吹き替えは昭二と銭形のとっつあんが有名だが、「勇気ある追跡」以降のウェインの吹き替えは銭形のがしっくりくるね うちの親父の本棚にレンタル落ちで買ったらしいこのビデオがあった。 無論どの俳優も素晴らしく、西部劇としてもおもしろかったが、ウチの親爺の話によると
当時日本のモノクロテレビ時代、リッキーネルソンの「ネルソン一家」というのを毎週放映
していた見たいで、日頃西部劇など見ない若い女の子達が日比谷劇場を取り巻き同じ映画を二番館
三番館の追っかけをやり、これは日本だけでなく世界中同じ状態だったそうだ。
西部劇フアンや映画フアンだけでなく、世界中のミーハーまで取り込んだので相当興行成績に付加価値が
ついたんじゃないかな。
そのネーチャン達も今や65歳から80歳、フイルムは残るが人間の消えていくのは早いな・・・・。 なかなか消えなくてごめん・・・。
もう一寸待ってね。
その時がきたら私のお棺にリックのブロマイドを入れて頂戴。 ホークス映画は全部俺の宝だけど
無くなったら生きていけないのはこれと「赤い河」と「赤ちゃん教育」だぜ ホークスって言ってもソフトバンクホークスのことだよ プラチナム・エディションには特典ディスクがついてるらしい
音声解説はジョン・カーペンターと誰だっけ? 吹き替えは昭二、幼い頃よりの刷り込み
特にこの映画での武骨で女の扱いに疎い感じ
デューク小林と呼びたいくらいいいんだわ
納谷版は違和感があってダメだなぁ
同じ小林でも修版は… 触れずにおこう ツンデレディキンソンが良いよね
「また泣いちゃうから!」 >82
小林修版『リオ・ブラボー』ってあるの?
『エル・ドラド』で小林・家弓版なんかあった記憶がある やっぱろ今見るとやや退屈だな。
冗長すぎる。
『真昼の決闘』も退屈だったけど。
やはりフォードとは格が違うな
ガリレイの相対性原理が完全に間違っていることは、
支配原理(支配の法則・速度の法則)が完全証明する。
必然的にアインシュタインの相対性理論も間違っている
ことになる。
http://hwbb.gyao.ne.jp/cym10262-pg/fenomina.html あのじじいはいじけるのを隠そうともしない性質で清々しい 水溜りで汚れた靴をヒントに犯人を捜すシーン、って黒澤の「野良犬」にもあったよね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています