>>360
小坂自身も実は本当の嘘が何なのかわからないのかも知れない、ってふと思った(笑)

でも一応リクエストにこたえてつまらない分析結果の発表を(笑)

小坂は学校のマドンナ的存在で常に後輩たちなどから言い寄られたりして、正直参っていた。
そこで、いわば虫除け代わりに彼氏的存在を作って彼ら彼女らが近づきにくいようにしようと思い立つ。
あの人が彼じゃかなわないや、と周囲に思わせないといけないので、白羽の矢が立った主人公もそれなりの男子であるはずである。
そこで強引な手法を使って彼に告白。朝7:30から拘束する理由は上記のように1日中虫除け代わりになってもらうためだ。
主人公はそうした小坂の魂胆に薄々気付きながらも話に乗った。それが冒頭の独白につながる。
つまり『本当の嘘』は小坂の手紙による告白そのものであり、純粋な恋愛感情からのものではなかったということである。

しかし、主人公が小坂に電話する指が震えていたり、小坂も7:30よりも遥かに早く目が覚めてしまった様子からわかるように、2人とも恋愛とか男女交際とかに関してはまだまだウブである。
なので、例えば人間の恋愛感情が『好き』『好きじゃない』に単純に二分されるものではないことをまだ実感できていないため、互いの中に芽生えた感情の正体に戸惑っている様子もうかがえる。

そう考えると、小坂の告白は本当に嘘だったのか?
これからの2人はどうなっていくのか?
目が離せませんね!(笑)