【物語】欅坂46orけやき坂46の小説 ★1【エロも可】
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僕「ねぇ、てち、地平線の名前、登場人物に乃木坂のメンバー入れるのどうかなあ?」
てち「ね、いっこいっていい?」
僕「何?」
てち「ただでさえ登場人物増やしすぎて困ってるのにまた登場人物増やすなんて収拾つかなくなるよ?」
僕「そうかな?」
てち「私的には欅坂板なんだから乃木坂メンバー出すのはダメだと思う」
僕「乃木坂メンバー出せない地平線の名前なんて僕は嫌だ!」
♪不協和音を僕は恐れたりしない
てち「さて地平線の名前はどうなるんでしょー!」 てち「ねぇ、ねるのくちぐせって何?」
ねる「昨日焼肉食べたからねー。」
てち「くちくせぇじゃないから」
ねる「そうなん?」
てち「あのね、口癖!」
ねる「私の?」
てち「そう。」
ねる「やっぱ最高かよ!かな」
てち「でも最近言わなくなったよね」
ねる「そうかな?ね、てちは?」
てち「私?うーん。」
てち「なんかー」
ねる「それ!」
てち「?」
ねる「それだよ、それ?」
てち「それってどれ?」
ねる「だからそれ、だって」
てち「まだ続ける?」
ねる「わかってるじゃん。」
てち「たしかに。それはよく言うかも」
ねる「ところでなぞかけをひとつ」
ねる「経費とかけてこのショートコントと解く」
てち「その心は?」
ねる「どちらもおちないでしょう」
てちねる「おあとがよろしいようで〜」 スレに活気が出てきた感じで嬉しいですね
ちなみに私は乃木メンどころかパフュームさんまで登場させましたが何か?(笑)
そんな今日2月15日はあ〜ちゃんの29歳の誕生日ですね〜♪ >>360
のっちかしゆかは今年後半に30歳ですからね
ちょうど10年前の2008年はパフュームが初めて武道館で単独ライブを行った年です
その時20歳だったあ〜ちゃんは、武道館公演を特集したNHKの番組のインタビューで
『10年後、20年後…続けられてたらすごいですね。30歳になってもダンスできてたら、カッコいいですよね』
と言っていました。
カッコいいパフュームさんに乾杯♪
(完璧なスレチww) >>361
あ、そのとき20歳、じゃなかったww
すんまそんww
お詫びに昨日描いたやつで
http://o.5ch.net/12vkv.png 午後一時過ぎの学食。学生でごった返す。人混みが嫌いな僕はいつも近くの喫茶店で昼食をとる。
喫茶チューニング
錆びた看板が風に靡いてカラカラと音を立てる
「いらっしゃい。」マスターの土田がこちらの顔もみずに言う。
いつもと同じ。焼肉定食と珈琲を頼んだ。来るのを待つ間ふと志田とはじめてあった日のことを思い出した。 教室の窓から見える桜は殆どが葉桜に変わっていた。五月の中頃。気温は七月上旬並。気象予報士がテレビで言っていた。とんとんとなんの意味もなく机を指で叩く。昔からの癖だ。文学の発祥についてが今日の授業のテーマだった。 (なぜか長文が投稿できないのでみじかくなりますが失礼します)
今野は黒板にびっしりと文字や図を書く。生徒はそれを写しながらも話に耳を傾けなければならないからなかなか忙しい。 肩の凝りを覚える頃授業は終わった。足早に教室を出る今野。喧騒が波を打つ真昼の教室。僕はカバンを手に帰ろうと立ち上がった。すると突然指先で背中をつつかれた。僕は恐る恐る振り向く。
そこにはピンクのショートヘアに英単語の書かれた黒いTシャツを着、顔立ちの整った女性が居た。それが志田愛佳との出会いの瞬間だった。 「ノート見せて。」ニコリともせずにそう言った。僕は黙ってノートを差し出した。
「ありがと。」志田はパラパラとノートを捲り軈て「字、きたな。」と言った。
だから人に貸すのは嫌なのだ。
「ま、いいや。」そう呟くと真っ白なノートを取り出し僕のノートをうつし始めた。
「スマホで撮らないの?」
手を止めて志田は僕を見つめた。
「だって、スマホで撮ったところで汚すぎてよめないじゃん。だから今ここで写しちゃおうかなと思って。だから写し終わるまでまって。」
僕の都合も考えずに告げた。
「そういえば名前聞いてなかった。」
僕は尋ねた。
顔もあげずに
「志田愛佳。」と言った。
「あんたは。」
僕は自分の名前を言った。額にはうっすら汗をかいた。だが、これは暑さのせいではない。葉桜が風に揺れる。緑の葉がいくつも青い空の向こうに飛んでゆく。 >>338
そう言っていただけると、嬉しいです。
ありがとうございます。千葉県さんの描く
ゆいぽんも可愛らしいと思います。ゆいぽんにノートを見せてあげる青春、、
過ごしてみたかったなあ。
こちらこそ、よろしくお願いしますねm(_ _)m >>340
庭さん、ありがとうございます。
物語の中でしか恋できないダメぽん民です。
ほんとダメ野郎です。
欅ちゃんも大変な時期にさしかかっています
よね。そこでメンバーを叩いたところで、憎しみしか生まれないというのに。悲しいですよね
千葉県さん物語の途中で割り込んでしまいました。すみませんm(_ _)m 志田は時折僕に
「これ、なんて書いてあるの?」と訪ねながら30分くらいでうつし終えた。
「ふー。終わったー。」
背伸びをしながら言った。すっきりとした面持ちの志田。しかしながら僕は空腹のなか30分も待たされ、志田とは対極の面持ちだ。
「あ、あんたさ。」
思い出したように志田は口を開いた。
僕はあんたという名前ではない。ちゃんとした名前がある。しかし、そんな風に雑に扱われるのにはもう慣れていた。
「字、もうちょっと綺麗に書きなよ。」
そう言い残し志田は去った。
「はい焼肉定食。」
土田が能面のような顔でテーブルに焼肉定食を置く。頭を左右に少しふった。随分長い間追憶に浸っていたようだ。
時計を確認してから箸を動かす。
といっても時計を気にする用事などないのだが。 ストックはここまで……
蛇行してなかなかたどり着かない >>371
コンスタントに投稿乙で〜す
ここは俺も含めてなかなか終着点にたどり着かない人の集まりだから思うさま蛇行しちゃってくださいw あとですね、投稿してるうちに出くわすと思うんですけど
このスレには我々を苦しめる2つの呪いがあるんですが
それは俺は説明下手なので呪いの伝道師ことチワンさんが絵つきで説明してくれると思いますw
チワンさん千葉県さんに説明よろしくお願いしますm(__)m ん〜…そう?じゃ、しょうがないか(笑)
【このスレにかかっている2つの呪い(笑)について】
◆文字数制限◆
スレの性質上、長文レスが多くなることが災いして、スレの途中から1レスあたりの文字数制限が発動します。
この制限はスレが進むにつれ更にどんどん厳しくなり、最終的には1レスあたり3〜5文字までになる予定(笑)
この呪いに対抗する術はありませんので、発動後は、長い作品の場合は適宜分割レスを活用してください。
また、この制限がある程度進んだところで次スレが立つかも。
◆埋め立てですか?◆
ある程度の長文のレスがいくつか続くと(目安としては4〜5レス程度)、このようなメッセージが出て次に長文レスが書き込めなくなる事態が出現します。
この場合は1回短いレスを挟むと、また書き込み可能になります。
自分自身で書き込んでもOKです。
http://o.5ch.net/11efl.png
※ただ、現在千葉県先生が長いレスを書き込めないとすれば別の理由の可能性もあるかも?
(利用中のブラウザの事情とか) てち「ってことでこのスレにはふたつの呪いがあるという説明でした。」
もな「チワンさんありがとうございます」
てち「棒読みだね」
もな「..」
てち「千葉県、わかったー?わかったってー。」
もな「1人でなにやってんの?」
てち「ともかく。」
てちもな「説明ありがとうございましたー!」 >>374
さすがチワンさん、ありがとうございますm(__)m 言ってるそばから文字数制限の呪いが発動したみたい、、、泣 「週末には時間作れそうだから遊びに行くよ、うん、理佐ちゃんこそ風邪引かないようにね」
東京に旅立った理佐ちゃんからの電話を切りため息の俺
上京してまだ3日しか経っていないのに頻繁に電話してくる理佐ちゃん
上京前は「電話は面倒くさいから極力LINEにしてよ」なんて俺に命じていたのに・・・
やはりホームシックってやつだろうか?
人見知りする理佐ちゃんが花の都大東京で友達作るのは難しいのかな?
本来そこの橋渡し役をしてあげたくて一緒に東京の大学目指した俺ではあったが・・・
理佐ちゃんの居る東京に遊びに行くために軍資金稼ぎのため勉強そっちのけで親戚の酒屋でバイトに精出す俺
来年こそ合格目指している俺だがやはり目先の理佐ちゃんの方が大事って訳だ
「あ〜今日はまだ火曜日か、早く週末になって理佐ちゃんに会いて〜!」なんて配達中のトラックの助手席で叫ぶ俺
「わっ!?びっくりした!」突然叫ぶ俺に驚く日頃から覚悟を練ってない平和ボケな親戚のオッサン
「お前その発作なんとかなんないのかよ、心臓にわるいよ」なんて弱音吐くオッサン
「うるせえ、理佐ちゃんが着てたミニスカサンタコスネコババしたの許してねえからな、俺の理佐ちゃんに邪な気持ち抱きやがって」って親戚のオッサンを睨み付ける俺
「だから勘違いだよ、お前枕元に置いて寝るって喜んで持って帰ったじゃねえか」ってぶつぶつ文句言ってるオッサン
と、そこに鳴り響くスマホの呼び出し音
きっと理佐ちゃんからの電話だろうから好き 「どうしたの理佐ちゃん?」
ホームシックの理佐ちゃんをきづかって極力優しいトーンで話す俺
「ごめんね、予備校の時間だったね」って謝る理佐ちゃん、健気だ〜
「気にしなくて良いよ、俺が地上に存在してる間の時間は全て理佐ちゃんに捧げるための時間だから」って本当に優しい俺
「ありがとう、嬉しいな」
なんてホームシックのせいか妙に素直な理佐ちゃんが愛おしい
「なんか用だった?」って聞く俺に
「うーん?声聞きたくなっただけ」なんて理佐ちゃんじゃなかったら俺は絶対に許さない理由な理佐ちゃん
「理佐ちゃんちょっと声が変じゃない?」
「うーん?ちょっと風邪ひいたみたい」って疑いもなく鼻声な理佐ちゃん
「大丈夫?」って聞く俺に
「うん、全然たいしたことないから」
なんて俺に心配かけまいと気丈に答えそうだから好き 「オッサン生涯一度の頼みだ、駅で降ろしてくれ」
理佐ちゃんとの電話を切るなり親戚のオッサンに愛しの理佐ちゃんのピンチに居ても立ってもいられない俺
「おいおい、勘弁してくれよ、午後からの配達どうすんだよ?」慌てるオッサン
「馴れない東京で一人ぼっち淋しくしてる理佐ちゃんが風邪で倒れちまいそうなんだよ、配達ぐらいひとりでしてくれ」って頼む俺
「ちきしょう、姉貴のやつどんな教育してんだよ〜」なんて泣き言言いながらも駅まで送ってくれる人の良いオッサン
しめしめ、今からなら3時前には着くぞ
なんて東京行きの電車に飛び乗る俺
窓から見える景色にも飽きた頃
LINEの着信が
「おっ、理佐ちゃんからだ」って喜んで開いて見たら
「私のこと心配して東京に来ようとしてないよね?」なんてLINEしてくる理佐ちゃん
「本当にたいしたことないからダメだよこっち来ちゃ」なんて立て続けな理佐ちゃん
「ごめん手後れ、もう電車に乗っちゃってる」って返信する俺に
「いちいち東京きてんじゃねーよ」なんてドスの効いたLINEしてくる理佐ちゃんだけど
さりげなくハートマーク散りばめてきそうだから好き 「私の部屋分かる?」
来なくていいなんて強がってたけど実際に俺が東京に向かってると分かったら嬉しさ隠しきれずに電話かけてくる可愛い理佐ちゃん
「うん、部屋の下見についてった時にちゃんと覚えといたから」って下心が役にたった俺
「あんた、そう言うとこは抜け目無いね」って呆れる理佐ちゃん
「うん、いつか夜這いさせてね」ってさりげなく頼む俺
「させません」って言って電話切るクールな理佐ちゃんだけど
「やっぱり心配だから駅まで迎えにいってあげるから到着時間教えて」
なんてLINEしてくる優しい理佐ちゃん
「無理しないでいいよ」って返信したら
「気使ってんじゃねーよ」
って返してくる理佐ちゃんに甘えちゃう俺
「理佐ちゃんどうしたのかな・・・」
駅前の広場で待てど暮らせど現れない理佐ちゃん
30分後理佐ちゃんから電話が
「ねぇ、俺君の居る駅の名前教えて?」
なんて昼間より鼻声が悪化してそうな理佐ちゃんだから好き 「俺君、その駅最初に見た部屋の駅だよ」
風邪を引いた理佐ちゃんを心配して東京にやってきた俺
迎えに来てくれる理佐ちゃんと駅前で待ち合わせをしたはいいけど
ちゃんと覚えていたはずの理佐ちゃんの部屋がある駅を間違えた俺、なんてこったい・・・!
慌てて電車に飛び乗り理佐ちゃんが待ってる2つ隣の駅へ
「俺君こっち」
駅前でキョロキョロする俺を見つけて手を振る理佐ちゃん
たった3日会わなかっただけなのに目の前に現れた理佐ちゃんの可愛さと美しさに感動する俺
「うお〜理佐ちゃん」って駆け寄り理佐ちゃんを抱きしめる俺
「わっ!?」って不意打ち喰らって完全に抱きしめられちゃう理佐ちゃん
「俺君・・・恥ずかしいんだけど」って小さな声で呟く理佐ちゃんだけど
「会いたかった」って半べそな俺見て
「たまには良いか・・・」
なんて抱きしめさせてくれそうだから好き 大学図書館は恐ろしい位の静寂に包まれている。午後二時。開放的なロビーを通り抜けカウンターにある機械に学生証をタッチする すると、間抜けな電子音とともに目の前のゲートが開く。静寂を切り裂くその音に僕は毎回顔を顰めなければならなかった。パソコンのキーを叩く音。ページをめくる音。ただ、それらだけが聞こえてくる。 なんのあてもなくただ、館内を歩く。昔からの癖だ。歩き回る。そのうちに読みたい本が出てくる。
日本文学の棚を見る。
か行。か、か。かん……
上林暁の聖ヨハネ病院にてという短編の入った講談社文芸文庫を探していた。
くまなく探したが見つからずにため息をつく。そのとき。 「あっ。」小さな声がした。
「ん?」僕は声のある方を見た。
そこにはついこの間、引っ越してきた。という彼女の姿があった。
「ここの大学だったんですね。」
嬉しそうに笑う。その笑にはただならぬ気品が存在した。
「何年生?」
「一年生です。」
「僕は二年生。」
「あっ、じゃあ先輩なんですね。」
「そういえばこんなところでなにしてんの?」
「ここの図書館、広いと聞いてどんなところかな?って見に来たんです。」
「そしたらお隣さんがいて驚いちゃって。」
「そうなんだ。」
「そういえば。なんか喉、渇きません?宜しければ何処かでお茶しませんか?」
僕は暫し口を閉じた。
僕の人生において女性からお茶をしませんか?などと言われるのは初めてだったからだ。
「駄目、ですか?」
僕の顔を伺う彼女。
「いや、いいよ。」
「やったー。」
図書館に響き渡る。といえば大げさだが、そこそこ大きい声で無邪気に喜んだ。
しーっ。といいながら唇に人差し指をあてて、微笑む彼女。エアコンの風が僕の前髪を揺らし、窓の外ではアヤメが咲いている。 上京理佐ちゃん 第8話
「ねぇ、もうそろそろいい?」
理佐ちゃんの住む街で感動の再会を果たした俺と理佐ちゃん
「いや、もう少しこうしてたい」って理佐ちゃんと離れたくない俺
「いや、離れろよ」ってちょっとイラつく理佐ちゃん
危険を察知して理佐ちゃんから離れる変わり身の早い俺
「なんか懐かしいな」って人通りが少なくなったら俺にくっついてくる理佐ちゃん
「まだ3日しか経ってないのにな」なんて俺の顔を覗き込んで微笑む理佐ちゃん
「理佐ちゃん、体、熱くない?」
「うーん?そう」なんて答える理佐ちゃんだけどよく見たら顔真っ赤だしなんだか目もとろんとしとる
慌てて理佐ちゃんのおでこに手を当てる俺
「めっちゃ高熱やん」って心配する俺に
「俺君に会えた嬉しさでちょっと熱出ちゃっただけだよ」
なんて俺を喜ばすこと言ってくれそうだから好き 「俺君に会えた嬉しさでちょっと熱出ちゃっただけだよ」
なんて呑気なこと言ってくれる理佐ちゃんに喜んだのもつかの間
熱のせいでふらふらの理佐ちゃんを担ぐようにして理佐ちゃんの部屋にたどり着く俺
「理佐ちゃん鍵貸して」って理佐ちゃんから鍵借りて部屋に侵入するちょっとドキドキな俺
「あ〜疲れた」理佐ちゃんをベッドに運んでやっと一息つく俺
「俺君」って呼ばれて振り向いたら起きてる理佐ちゃん
「びっくりした!?」
「ふふ」
驚く俺を見て嬉しそうに笑う理佐ちゃん
「着替えるから」ってバスルーム指差す理佐ちゃん
「もう良いよ」
理佐ちゃんに言われてバスルームから出て来たらベッドの中の理佐ちゃんだ
「夕飯何か作ってあげるから少し寝てな」
理佐ちゃんに声かけて買い物に出かける準備する俺
「うん、甘える」
なんて素直に返事しそうだから好き ゆっかー「みなさん、はじめまして。菅井友香です。」
ゆっかー「さてさて地平線の名前。いろんな登場人物がいますね、まずは整理してみましょう。」
あかねん「ねぇ、なにしてんの?」
ゆっかー「ん。登場人物の整理。」
あかねん「なんの?」
ゆっかー「だから地平線の色の」
あかねん「なにその秋元康が考えそうなタイトル」
ゆっかー「だから(あかねんに説明する以下略)」
あかねん「そういうことね。」
ゆっかー「まずは私、菅井友香が登場人物します。そしてりさとまなか。」
あかねん「えっ、茜は?」
ゆっかー「まだ出てきてませんね。」
あかねん「どうなってるのよ千葉県!」
ゆっかー「えー。更にここからは乃木坂のメンバーも登場します。お楽しみにー!」
あかねん「(軍曹モード)茜は?」 あっ、しまった。登場人物します。じゃなくて登場だ。すいませんm(_ _)m ナレーター「今日の欅って書けない?は土田のある悩みから始まります」
OP
TMCの全室
土田はスマホを手に持ちため息。
土田「俺ってさそんな能面みたいな顔してる?」
澤部「なんですか、急に」
土田「いや、さっきそう書かれててさ」
澤部「べつに気にしなくていいんじゃないですか なんだか知りませんけど」
土田「だけど、なんか気になるんだよなー」
スタッフ「そろそろ収録始まります。お願いします。」
土田、澤部「はーい。」 亀だけど
>>243
ありがとう照れる
>>244
ありがとう
布団のなかで寝ぼけて書いたから修飾関係がわかりづらくなっててそれが変な特徴になってますよね
掲示板だと文章を省こうとして一文が長くなっちゃう悪い癖です
>>247
ありがとう
俺も文に勢いが欲しい >>395
俺のは勢と量だけが取り柄ですからw
また気が向いたら書きに来てくださいm(__)m 「ねぇ、どういうこと?」
眉間にしわ寄せて不機嫌モードな理佐ちゃん
ホームシックで寂しがったり、甘えてみたり忙しい娘さんだぜ
「ねぇ、聞いてる」ってなおも絡んでくる理佐ちゃん
「聞いてるから温かいうちに食べな」って優しい俺
「やだ、サッポロ一番じゃなくて普通のご飯が食べたい」って駄々こねる理佐ちゃん
「普通のご飯なんて俺作れないから諦めな」ってあくまで優しく諭す俺
「期待させてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん
「ちぇっ、俺君を初めて招待する時はご馳走作ってあげたかったのにな・・・」って申し訳なさそうに呟く理佐ちゃん
「それで機嫌悪いんだ」って笑う俺に
「独り言聞かないで」って拗ねちゃう理佐ちゃん
「あの鉢植え何か植えてんの?」ってベランダにある小さな鉢植えを指差す俺
「なんにも植えてないよ、前の人が置いていったみたい」
「スーパーでひまわりの種買ってきたから植えていい?」って理佐ちゃんに聞く俺
「ひまわりの種・・・?」
「うん、なんか理佐ちゃん寂しがってんじゃないかなと思って、気休めになんねえかなと思ってさ」
さすがに照れくさくてベランダの方見ながら言う俺に
「気づいてくれてたんだ」
ってちょっと嬉しそうに言いそうだから好き 「連絡はLINEでって言ってた人があんだけ頻繁に電話してきたら、さすがに気づくでしょ」
ラーメンのドンブリ片づけながら苦笑いする俺
「ごめん、迷惑だったよね」ってしょんぼりする理佐ちゃん
「理佐ちゃんのためなら俺には迷惑なことなんか何も無いよ」言いながら理佐ちゃんの隣に座って肩を抱く俺
「風邪が移るからキスはダメだよ」って流されない理佐ちゃん
キス諦めて台所の片づけ始める俺
「じゃあ、そろそろ終電無くなるから帰るわ」
俺の言葉と同時に寂しそうな理佐ちゃん
「理佐ちゃんこれ見て」ってポッケからとっときの物を取り出す俺
「俺君・・・これ」
地元の駅と理佐ちゃんの駅が書かれた定期券見て呟く理佐ちゃん
「これさえあれば理佐ちゃんが寂しくなったらいつでも2時間ちょいで駆けつけれんだぜ、なんだったら明日の朝から始発で来てやろうか」って笑う俺に
「俺君のバカ・・・」って泣き笑いする理佐ちゃん
「風邪移しちゃってもいいよね」
なんて強引にキスしてくれそうだから好き 愛しの理佐ちゃんの名曲「青空が違う」を混ぜてみました
余談ですがテレ朝サマステライブの時の青空が違う理佐ちゃんは別格に世界遺産レベルです 「ねぇ、チョコのお礼に付き合ってよ」
授業終わって帰り仕度してる俺に愛しの理佐ちゃんから突然の告白キタ〜
「えっ!?・・・」あまりに突然過ぎてテンパる俺
「ダメ?」
なんて小首かしげて俺を覗きこむ理佐ちゃんが超可愛い過ぎる
「ダメなわけない、よろしくお願いします」って早口で挨拶する俺
「良かった、私一人じゃ不安だったんだ」って何の話だ理佐ちゃん
「うん?どうしたの?」話が見えなくて訳分からん状態の俺に疑問形の理佐ちゃん
「いや、付き合ってって言ってたから・・・」
「うん、文化祭の協賛金集めでOB訪問しなきゃ行けないんだ」ってそっちの付き合ってかよ理佐ちゃん
「嫌だったら私一人で行くからいいよ」
なんて明らかにガッカリしてる俺に強がる理佐ちゃん
「うわっ!?大会社だよ俺君」
訪問先の会社にビビり俺の背後に隠れる理佐ちゃん
一人で行くからいいよとか言ってた強気はどうしたんだ・・・?
そして高校のOBである会長さんとの面会中もひたすら地蔵に徹する理佐ちゃん、それはそれで可愛い
そんな調子で5件ほど回った俺と理佐ちゃん
「俺君ありがとう、私一人じゃとてもじゃないけど無理だった」身の程はわきまえてる理佐ちゃん 「うん、じゃあ俺あっちだから」
そう言って理佐ちゃんとは反対側のホームへ歩き出す俺
「俺君!」って俺を呼び止める理佐ちゃん
「うん?」って振り向く俺に
「わざとなんだ」って横向く理佐ちゃん
「わざと?」
「うん、わざと俺君が間違うように付き合ってって頼んだの」
理佐ちゃん・・・?
「勘違いしてくれて嬉しかったかも」
なんて言ってくれてありがとうございますm(__)m 2月になった。
いよいよ私たちのデビューの日が来た。
これからみんなで頑張って
私たちの存在が全国で知られるようにならなきゃね。
欅さんとかには悪いけど
私たちがこれから天下をとるくらいの勢いでいきますから。
さあ、心地よい風を受けて、東京へ向かおう。
行ってきます!
…
あ…あれ?ここはどこ?
さっきまで東京にいたと思ったのに…
ここは森の中?ジャングルか何か?
真っ暗で怖いよ〜…
あ…水が急に来た!洪水!?なんで!?
助けてえぇぇ…!
…
もん「ハックション!!」
もな「うわ!きったね!」
もん「ごめんごめん、花粉がもう始まったみたい」グシュグシュ
もな「花粉センサーだね〜」
りさ「花粉からあなたを守りマスク!(棒」
―興和・三次元マスク― >>402
欅ちゃんにライバル出現かと思ったら花粉が主役だったw
しかも理佐ちゃんだけさりけなく棒w 「落ちてんじゃねーよ」
いままでで一番ドス効かせてるかもしれない怒りの理佐ちゃん
「理佐ちゃん理佐ちゃん言ってたら人生なんとかなるなんて言ってたけど、あっさり落ちてんじゃん!」
理佐ちゃんの言葉にぐうの音も出ない大学入試に失敗した俺・・・
しかし、綺麗な女性の怒り顔は美しい
「ねぇ、なんか言うことないの?」黙ってる俺にイラつく理佐ちゃん
「せっかく可愛いんだからツンツンするより最後にプンプンってつけて両手で自分の頭叩くふりした方が・・・」って提案する俺
「だからちゃんと勉強してって言ったのに!プンプン」って怒りのあまり逆にやってみる理佐ちゃん・・・めっちゃ可愛い〜
「変なことさせてんじゃねーよ」って照れ隠しにドス効かせる理佐ちゃん
「ねぇ、分かってんの?離ればなれになっちゃうんだよ・・・」
だんだん元気無くしてくしょんぼり理佐ちゃん
「離れるのやだ〜」
なんて泣き出しちゃいそうだから好き 「泣きたいだけ泣きな」
離れるのやだなんて泣き出しちゃった理佐ちゃんの肩を優しく抱いてあげる俺
公園のベンチで寄り添う俺と理佐ちゃんの間に永遠はあるのだろうか?
「ごめんね怒って、大学落ちた俺君が一番辛いのに」
涙が強ばった心を溶かしたのか素直に謝る理佐ちゃん
「気にすんなよ、悲しみを怒りで誤魔化すなんてへそ曲がりな理佐ちゃんにはありがちなことだ」って包容力な俺
「うるさい!黙って!」
言葉とは裏腹にますます俺に身を預ける理佐ちゃん
「来年は絶対受かるから1年だけ寂しさに耐えてくれ」って理佐ちゃんにお願いする俺に
「私より俺君の方が心配だよ」
「そんな強がり言ってる理佐ちゃんの方が心配だけどね」って呟く俺に
「優しいこと言ってんじゃねーよ」って消え入りそんな声の理佐ちゃん
また泣き出しちゃいそうだから好き >>403
理佐ちゃんは敢えて棒読みキャラを演じてるということでm(_ _)m
>>405
着々と更新乙です
受験生には体に気をつけて頑張ってもらいたいっす >>406
いっそ理佐ちゃんには棒演技を極めてもらって笠智衆みたいな棒のまま名優と呼ばれる存在になってもらいたいです 「良いこと?」
卒業式まであとわずかなある日
待ち合わせ場所の駅前広場で顔を合わせるなり良いことクイズ仕掛けてくる理佐ちゃん
「うん、俺君が一番喜ぶこと」って嬉しそうな理佐ちゃん
俺が一番喜ぶことって言ったら・・・
理佐ちゃんの身体に舐め回すような視線を這わせる俺
「やだ〜、こいつ最低〜」俺の視線から何かを感じて距離をとる理佐ちゃん
「ごめんね、教えて」邪な思いを理佐ちゃんに見抜かれて気恥ずかしい俺に
「やだ、エッチなこと考えたから帰りまで教えてあげない」拗ねて俺を置き去りにして歩いてっちゃう理佐ちゃん
そして帰り道
「えっ!?東京行かない」理佐ちゃんの予想外な言葉に戸惑う俺
「うん、私もこっちで予備校通う」ってなに考えてんだ理佐ちゃん
「ねっ、嬉しいでしょ?」
なんて戸惑う俺に聞いてくる理佐ちゃん・・・
自分の方が嬉しそうだから好き 大学の中にあるスターバックス。ここに入るのは初めてだ。
僕はアイスティーを頼み、彼女はアイスカフェラテを頼んだ。
カラカラ。ストローでアイスティーをかき混ぜる。彼女は口に泡をつけながら、美味しそうにアイスカフェラテを啜る。
白のワンピースと整った顔立ちのせいか。彼女を見る人の目は多い。大概は僕と彼女を交互に見つめる。 「なんであんなのがこんな綺麗な子を連れているのか」
目線は語る。
その目線に耐えかね、僕は目を伏せる。
彼女もなんだか居心地の悪そうな顔をしている。
「場所を変えようか。」
そういいかけたとき。
「あれ?」
びっくりした顔で僕を見つめる女性。
「奈々未さん?」
天使のリングがかかったブラウンのショートヘア。白のバンドTにジーンズ。黒いジャケットを着ている。
「珍しいね。」僕を見てニヤニヤしているこの人は僕と同じ、ただ美味いものを食べるだけのしょうもないグルメ同好会の先輩だ。現在僕の一つ上、三年生だ 「はじめまして。」奈々未さんが彼女に微笑む。
「あっ、どうも英文科一年の菅井友香です。」
「へぇ。英文科なんだ。」
「はい。英語を学びたくて。」
「で、こいつとはどんな関係なの」
奈々未さんはズケズケと聞いてくる。彼女は少し顔を赤くした。
「同じアパートなんです。」
「えっ、あんなボロいところ?」
「えっ、あのアパート知ってるんですか」
「1回いったことあるからさ」
「へー。そうなんですね。」
僕は説明をしようかどうか迷った。
しかし、奈々未さんが勝手に喋り始めた。 奈々未さんはケラケラ笑いだした。人の不幸が飯の次に大好きなのだ。
「ごめん。それで私が具合悪そうだから、今日は帰りなよっていったの。んで、帰ろうとしたんだけどすごいフラフラしててさ。心配になって送っていったの。アパートまで。」
もう、随分前のことのようだ。だが、実際は半年前。つい最近だ。 勝手に喋り始めた。と笑ったの間にあるセリフが抜けてましたm(_ _)m
「たしか、去年の秋くらいかな。こいつが風邪ひいてさ。その日同好会で、北青山にあるラーメン屋に行こうってことになっててさ、授業終わりに同好会の部屋、まぁ、そんなのがあるんだけど、そこに来たこいつがすごい顔色わるいの。それでね。」 >>412
さっそく元乃木坂の元祖奈々未さん登場ですか
波乱の予感(笑) 「嬉しくないの?」
東京行かないで俺と一緒に予備校通うなんて言い出した理佐ちゃん
俺が手放しで喜ぶと思ったのか戸惑い顔の俺を訝しげに見つめる
「嬉しいよ、けど・・・それはダメだよ」
理佐ちゃんと予備校に通いたい誘惑に逆らいながら話す俺
「理佐ちゃんには理佐ちゃんの人生が在るんだから俺のために自分を犠牲にして欲しくない」誘惑を断ち切るためにあえてきっぱり言う俺
「やだよ、もう決めちゃったもん」って聞く耳持たない理佐ちゃん
「そんなの決めたって言わねぇよ、こっちで予備校通うなんて俺は許さねえ」って譲らない俺
「なんでよ、私が自分で決めたんだから俺君に関係ないじゃん」って強情な理佐ちゃん
「マジで怒るぞ」って理佐ちゃんのために鬼になる俺
「喜んでくれると思ったのに・・・」って泣き出す理佐ちゃん
もうすぐ卒業で涙脆くなっちゃったみたいだから好き >>414
結構、重要な役割が……
という感じにするつもりです。 早いもので暦の上ではもう春になり、受験生にとってはまさに正念場を迎えた。
そんな中、僕たちの図書館通いは続いている。
僕「ねえ、この数学の問題なんだけど…」
米「え?この時期になってまだこのくらいのに苦戦しとるの?自分で証明してみなさいよ」
問題集と格闘中の僕を尻目に、余裕の表情の彼女。
なぜなら大学もすでに決まり、春からの大学生活に胸を膨らませているからだ。
そう、実は案外巨にゅ…
米「何をぶつぶつ言うてるの?」
僕「いや、別に…」
彼女とは幼いころからずっと一緒にいるけど、悲しいかな、頭の出来が全然違う。
春から東京の大学に行ってしまう彼女と一緒に僕もなんとか東京へ、と頑張って勉強してるんだけど、大苦戦。
ていうか、正直、赤信号点灯中だと思うんだ… 「ちきしょう〜なんで素直に喜ばなかったんだ!俺」
さっきは理佐ちゃんの前でカッコつけたものの・・・
我が家に帰り夕飯食べたら一気に後悔が襲ってきて部屋の床を叩きながら大声で喚き散らす俺
「本当は理佐ちゃんと一緒に予備校通いたいよ〜!絶対離れたくね〜!」ってさらに遠吠えな俺
「うるせえ!母ちゃん電話中なのにでけえ声で喚くなバカ息子!」
なんて怒鳴るお父ちゃん、俺よりあんたの声の方がでかいですよ
「おはよう」
待ち合わせ場所で俺を待ってる理佐ちゃんに手を振る俺
「ねぇ、お父さんがご飯食べに来いって言ってるんだけどどうする?」
昨日の気まずさが多少あるらしくぎこちなく聞いてくる理佐ちゃん
「えっ!?俺出禁じゃないの?」
「うーん?昨日俺君に怒られたからやっぱり東京の大学行くって言ったらお父さんがお礼言いたいって」なんてのたまう理佐ちゃん
俺のせいで親まで困らせてたみたいだから好き 僕「これがわからないようだと、本当にヤバい?」
米「イエ〜ス。基礎中の基礎やんか」
僕「どうしよう…」バサバサッ
僕は落胆して問題集を床に落としてしまった。
米「…取れば〜?本」
僕「うん…」
米「そんな先のことばっかりウダウダ考えててもダメやで。結果はともかく、チャレンジするしかないやろ」
僕「でも…大学に全部落ちたら…僕がこっちで1人になっちゃうよ…」
僕はどうしても彼女と一緒に東京に行きたいんだ。
米「そうなったらなったで、まあ、仕方ないやん」
僕「あっさり言うなあ」
米「私にふられるよりはマシでしょ」
僕「え?え?ど、ど、どういうこととと?」
米「動揺しすぎや(笑)。大学落ちて孤独感じるのと私にふられるのとどっちがマシかってことや」
僕「え、そ、そりゃあ…ふられるほうが…つらい…」
米「な?そ…そうやろ?だから…もっと腹据えてどっしり構えなあかんよ」
こんな話しながら2人で顔真っ赤になっているのを周りの人はどう見ていたのか想像したくない。 米「入試落ちたら浪人するか就職するかどっちかしかないやろ」
僕「…ニートという選択肢も」
米「ふられるで」
僕「いや、冗談だよ、冗談(笑)」
米「最大限努力しても落ちたんなら、しょうがないやろ。その先は自分の意志で決めて自分の足で動くしかないんや。自分を疑ったらあかん」
僕「…すごいな」
米「え?何が?」
僕「いや、よく男は理性とか論理で動いて、女性は感覚や感情で動くって聞くけどさ、なんか逆だなって(笑)」
米「いや、男だから女だからっていう決めつけやパターン化はナンセンスや」
僕「確かに」
米「男、女、女、論理派、感覚派、右脳、左脳…聞き飽きたわ(笑)」
僕「何で女だけ2回言うの(笑)」
米「種明かしや」
僕「へ?」
米「まあとにかく、今年落ちたら浪人すりゃええやん。今を頑張ろうよ」
僕「それなんだけど…もしも僕が一浪して大学に入っても、卒業がずれちゃうからまたすれ違いに…」
米「そこまで心配なんや(笑)…あのな、私がどうして大学に行くかわかっとるやろ?」
僕「微生物の勉強…」
米「そうや。だから私は大学院にも進む気満々やねん」
僕「そうか!だから学生生活は続くはず…」
米「だから頑張りや」
僕「うん」
米「まあ大学院は海外かも知れんけど」
僕「ええぇぇ!?」
―了― >>420
いえいえこちらこそm(_ _)m
実は洋楽クイズにもなっとります
種明かしは後ほど(笑) >>422
洋楽クイズの答えが全く浮かばん
またも大阪府さん頼りになってしまうか・・・ 「今理佐ちゃん東京の大学に行くって言った?」
理佐ちゃんが親まで困らせてたのと出禁を解かれたコンボで聞き逃すとこだったけど・・・
「うん、俺君に怒られたくないからね」ってイタズラっぽく笑う理佐ちゃん
あぁ〜理佐ちゃんと手繋いで歩けるのもあと僅かか・・・
なんてちょっとガッカリする俺に
「ガッカリしてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん
「してねえし」って強がる俺
「本当は私と一緒に予備校通いたかったんだよね」って笑う理佐ちゃん
なんで俺の本心知ってんだ?ってエスパー理佐ちゃんにビビる俺
「なんのことだか・・・」って動揺する俺
「とぼけんなよ、私と離れたくないくせに」なんて繋いだ手をギュッってするエスパー理佐ちゃん
ひ〜心が読まれてる、なんてビビる俺に
「でけえ声で喚くなバカ息子!」
って俺のお父ちゃんの真似する理佐ちゃんだから好き もな「艱難辛苦を乗り越えて あなたとならばどこまでも」
てち「青い月の夜」
ねる「もう大丈夫 あなたにあえたから」
てち「さてクイズです」
もな「いま私たちが歌ったの曲は」
ねる「なんという曲でしょうか」
てち「さぁ、考えてみよー」
澤部「いや、わかるかよ!」 「お母ちゃんの電話の相手理佐ちゃんだったんだ」
理佐ちゃんから種明かししてもらってほっとする俺
マジでエスパー理佐ちゃんだったらほぼ毎日理佐ちゃんをエロい目て見てるのバレまくりだよ
「うん、せっかくご飯食べに来てもらうからさ、俺君のご飯の好みをお母さんに教えてもらってたんだ」
なんて超理想の嫁な理佐ちゃん
「ありがとうね」急に改まる理佐ちゃん
「うん?」
「やせ我慢して東京の大学に行けって言ってくれてありがとう」って素直な理佐ちゃん
「改まってありがとうなんて言われると照れるな・・・」って動揺する俺に
「俺君のこと好きになって良かった」なんて言ってくれる理佐ちゃんだけど
俺がめっちゃ感動してたら
「いちいち感動してんじゃねーよ」
なんて照れ隠しでドス効かせてきそうだから好き
完 「帰ってきた隣の理佐ちゃん」完結しました
過疎スレではありますが読んでくれてた皆様ありがとうございますm(__)m 8月の終わり。長い坂道の先に、陽炎が立ち上り、海が向こうに顔を覗かせる。道端に咲く向日葵。君を追いかけて歩く僕に微笑む。君は時々僕の方を振り向きながらいたずらっぽく微笑む。蝉の音が響く。
君が好きだ。心が叫ぶ。だけど口には出して、言えない。 「待ってよ!」
突然走り出した君を僕は息せきかけて追いかける。
砂浜。サンダル越しに伝わる熱。膝に手を置き呼吸を整える。
「遅い!」そう膨れる。
「てち、早いよ。」
昔からてち、とよんでいる。いつから呼び始めたのか。覚えていない。だけど、ある時なぜか君は、てちと呼んでいいのは二人だけの時にして。と言った。
如何して?とは聞けなかった。 言葉を飲み込んで隠した。
日差しが強い。君はサンダルを脱ぎ捨てて、海に向かい走る。
僕もそうした。
あれから何回も夏が巡った。
日差し、ひまわり、陽炎。かわらないものはそれだけ。あの日の僕と君はもういない。だけど、蝉の声を聞く度思い出すんだ。 文字数制限が気になって妄想が妄想を呼んでくれないので新スレ立てようかと思うんですけど
皆さんどうでしょうか? >>432
立てても良いと思います。
色々制限が出るとやりにくいでしょうし。 >>434
素早いお返事ありがとうございますm(__)m
俺の場合書く時に妄想の湧くまま書くので文字数制限に引っ掛かった時に文章を書き直す作業が苦手過ぎまして・・・ 「昨日の嬉しかったかもってのはどうゆうことなんだろ?」
なんて理佐ちゃんがわざと勘違いするように誘ってくれた意味をイマイチ掴めてない恋愛下手な俺
今日も今日とてなんとか憧れの理佐ちゃんとの距離を縮めたいもんだと頭を捻ってるってわけだ
「ねぇ、なにやってんの?」
そんな恋する俺の気持ちも知らずに休み時間に話しかけてくる理佐ちゃん
まったくドキドキだよ
俺の机の前の席にちゃっかり座って俺を見つめる理佐ちゃん
至近距離理佐ちゃん可愛い過ぎて耐えられん・・・
「別に・・・」
理佐ちゃんの眩しい視線から逃れるように趣味のジグソーパズルを始める俺
「手伝ってあげようか?」って目をキラキラさせる理佐ちゃん
「いや、もう完成しちゃうから」
至近距離理佐ちゃんの超絶な可愛さにやられて思わず断っちゃう気の弱い俺
本当は理佐ちゃんとジグソーパズルやりたいのに・・・ 「イジワルしてんじゃねーよ」
ってドス効かせながらジグソーパズルをぐちゃぐちゃにしようとする理佐ちゃん
「やめてくれ〜」ってお願いする俺
「やだ」
困る俺を見てますます楽しそうなドS理佐ちゃん
「あぁ〜」
完成目前だったジグソーパズルが元の木阿弥状態になったの見て落ち込む俺
「ごめんね」
落ち込む俺を見てさすがに悪いと思ったのか謝る理佐ちゃん
「最初からになっちゃったから手伝った方がいいよね?」なんて聞いてくる理佐ちゃん
「うん」ってやっと素直にうなずけた俺に
「完成しそうになったらまた崩しちゃうから最初からだよ」
なんてイタズラな笑顔で言ってくれる理佐ちゃんにありがとうございますm(__)m 規制に引っ掛かってスレ立て失敗
ただただ無念、、、涙 私は今やお絵描きスレの人間なので(笑)スレ立て云々はお任せします
スレを立てるだけだったら後ほどお手伝いはできるかもできないかも? >>439
スレチを芸にまで高めたチワンさんは全てのスレが本籍地なのかと思ってましたw
ちょっと時おいて再度チャレンジしてきます
万が一の時は泣きつくかもですw 次スレの最初の【 】が抜けてた(><)
すいませんm(_ _)m >>441
ありがたしm(__)m
>>442
>>443
全然大丈夫です 皆様日頃よりお世話になっております
庭ですm(__)m
今現在書いている「愛しの嫁理佐ちゃん」と「上京理佐ちゃん」が長文じゃないと上手く妄想が浮かんで来ないので
続きは千葉県さんが立ててくれた次スレで書きたいと思います
過疎スレゆえ居るかどうかはなはだ疑問ではありますが
万が一読んでくれてる方がいらっしゃいましたらこれからもよろしくお願いいたしますm(__)m >>440
てんとうむChu!スレが無くなってからはホームレスです(笑)
しかしお絵描きスレは自分で立てちゃった手前、一応そちらを本拠として(笑)
ダンボールハウス的な
>>441
スレ立て乙でした
あちらに過去スレ一覧と呪いの解説を貼っておきました
このスレはまた適当な時期に落とす感じですかね? >>446
ホームレスw
こっちは短編書きに来ようかと思ってます ちなみにチワンさんが貼ってくれた過去スレみたら明日で小説スレ立って丸1年ですね
それから5日後に俺が初見参w
ほぼ理佐ちゃんだけで1年か・・・
やっぱり理佐ちゃんは偉大だな 日付変わって今日で1周年ですか
庭先生の理論を引用すればダジャレと下ネタも偉大ってことか(笑)
ところで初代スレをパラパラ見直していたら402のところに初代スレ主さんの描いたゆいぽんの絵を発見
やはり真夜中の画伯はスレ主さんだったんですね? >>449
あの隠しきれない変態性はきっと同一人物ですねw
しかし、神の最高傑作理佐ちゃんをダジャレや下ネタと同じ扱いとは天罰が恐ろしいw >>337
ぽん民さん、お久しぶりです
忘れた頃にやって来てくれるので、ちょっとした感動があります
またゆいぽんのお話をお願いしますm(_ _)m
>>448
>>449
もう一年ですか、早いですね
その庭さんの2日後に僕は現れてますね
我ながらてちちゃんの話は上手いなぁと感心していますw
ヘタウマみたいな感じで
クイズは全くわかりませんでした(泣) >>451
大阪府先生の歌世界にのっとった正統派クイズと違って
無理やり直訳とダジャレ(空耳)+α込みのやつなので解るほうがおかしいかもです(笑)
ということで種明かし↓
自分で証明してみなさいよ
→Prove yourself【歌詞(訳としては間違いですw)】
イエ〜ス
→イエス【歌っているバンドの名前】
取れば〜?本
→トレバー・ホーン【曲のプロデューサーの名前】
そんな先のことばっかりウダウダ考えててもダメやで。結果はともかく、チャレンジするしかないやろ
→Never thinking of the future/Take your chances win or loser【歌詞より抜粋】
私にふられるよりはマシでしょ
→Much better than a owner of a broken heart【歌詞】
自分の意志で決めて自分の足で動くしかないんや。自分を疑ったらあかん
→Give your free will a chance/You are the move you make/Don't deceive your free will at all/Just receive it/My love said never question your will at all【歌詞より抜粋】
女、女、論理派
→Owner of a lonely heart【タイトル・歌詞】
ということで
イエス「ロンリーハート」
でしたm(_ _)m
http://www.youtube.com/watch?v=9O6e7cgkeqw >>451
乙ですm(__)m
あっちのスレではお断りして申し訳ありませんでした
ちょっと自分だけでどのぐらい行けるか確かめたいのと保管しておきたいと思いましてw
小説スレも今まで通りに書きに来ますんでよろしくですm(__)m >>452
すごいですね。これはわからんですよ
大阪弁の部分は関係ないと思ってスルーしてましたからw >>453
いえいえ、個人スレはそういうもんですので 「俺君!俺君!お〜い俺君〜!」
理佐ちゃんが俺を呼んでいる
いや、呼んでるんじゃなくて居ないことを確認してるんだな
俺が愛しの理佐ちゃんを残して死んだ未練から見事に理佐ちゃんの背後霊になって半年
風呂に入るたびに覗かれるのを警戒するのが当たり前になってしまった理佐ちゃん
「舐めんなよ、うっかり返事したら居るのバレちゃうじゃねぇか」って理佐ちゃんの上手を行く俺
天井に張りついて気配を殺した甲斐あってお風呂に入る理佐ちゃん
「うひょ〜理佐ちゃんの裸いただき」
なんて歓喜の雄叫びあげて理佐ちゃんの居るお風呂に一直線な俺
「ちきしょう!なんでだ!」
何度チャレンジしてもガラスに跳ね返される背後霊な俺
「ばーか、お札貼っといたんだよ」ってアッカンベーする理佐ちゃん
バスタオル巻いただけの姿で充分過ぎるから好き >>457
こっちに書いたやつって後で再編集して自分の個スレに貼って良いんでしょうか? 「ねぇ、さっき思ったんだけどさお札に弱いってことはあんた悪い霊なんじゃないの?」
お風呂上がりにアイス食べながら酷いこと宣う理佐ちゃん
「お札に弱いのが悪い霊だけなんて理佐ちゃんたち生者の考え違いだよ」って適当なこと言って誤魔化す俺
「本当かな?試しにお祓いしてもらおうかな」
なんてとんでもないこと言い出す理佐ちゃん
「お祓いなんてしたら俺成仏しちゃうぜ、理佐ちゃん俺に会えなくなったら寂しいだろ?」って訴える俺に
「うーん?まだ寂しいかな」なんて軽い理佐ちゃん
もしかしてもう愛してくれてないのか・・・?
ってマジへこみな俺に
「幽霊が落ち込んでんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん
「ほら、俺君の好きなどら焼きだよ」
なんてどら焼きを供えてくれそうだから好き >>458
個人スレだから自分で決めていいんじゃないでしょうか(笑)
ちなみに私は板違いもはばからずお絵描きスレにアーカイブ貼りまくりですが(笑)
絵だと再編集できないのが残念 >>460
ちょっと前までは自分の書いた物に愛着無かったんですが
この前大阪府さんの話を聞いて自分の書いた物をちゃんと読んでみたら自分の才能に気づきましてw
愛着湧いちゃってなるべく残そうかと画策しとりますw >>461
自分の書いたやつを読み直すの楽しいっすよね
まず基本は自己満(笑)
それがないと、って思ってます 「ねぇ、なにやってんの?」
宙に浮いて瞑想している俺に声かけてくる愛しの理佐ちゃん
「昨日、指導霊にお札パスする方々聞いたら邪念を捨てて高い波動だせばパス出来るって教えてもらったから瞑想で邪念を捨ててんの」
「お札パスしたいのって私のお風呂覗きたいから?」
「うん、覗きたいから」って素直に答えるあたりもう波動が上がってきてる俺
「そんな邪な動機で波動上げてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん
「ねぇ、あんたなんて邪念の塊なんだから邪念無くなったら消えちゃうよ」ってイジワル言うドS理佐ちゃん
それから3日後
「ねぇ、薄くなってない?」
ほとんどの邪念を捨てた結果影が薄くなっちゃった俺を心配する理佐ちゃん
「もう理佐ちゃんのお風呂覗きたい邪念しか残ってないんだけど、これ捨てたら消滅しちゃうかも・・・」
「え〜〜っ!?」って俺の理佐ちゃんのお風呂覗きたい執念に驚く理佐ちゃん
「もう、お風呂のお札剥がしてあげるから消滅しないでよ」なんて言ってくれそうだから好き 高速道路の運転は、緊張するものだ。
しかも今日は初めて運転する車で、おまけに人まで乗せている。
僕はうっすら汗ばんだ手でハンドルを握りながら、夕焼け空に向かって高速道路を疾走してした。
後部座席に座る女性は、今をときめくアイドルグループのメンバー。
都内のスタジオでのバラエティー番組収録を終えて、他のメンバーとは別に、1人でこの車で移動中だ。
こんな美人と車で2人きりなんて、僕の人生でもう二度とないだろう。
この時間が永遠に続いて欲しいって心から思うけど、現実はそうはいかないんだ。時間がない。先を急がないと。 「次は…どこへ行くんですか?」
突然そう話しかけられて僕は心臓が飛び出そうになった。先ほどの収録中にも一言も発言しなかったという彼女が、声をかけてきたのだ。
「あ…は、八王子です」
予期せぬ出来事に僕は声が裏返ってしまった。
バックミラーに写った彼女はちょっとはにかんだように笑顔を見せてくれた。
「ごめんなさい…驚かせてしまったみたいで…」
「いえ、大丈夫です」
「私、いつも予定とかあんまり把握できてないんです(微笑)」
「そうなんですか」
「今日も1人で急に車に乗せられたんで、ちょっとびっくりしました」
「すいません…」
「でも…運転のお上手な方でよかった」
「え…そ、そうですか…?」
「車内で目薬が差せますもん」
そう言いながら彼女はいつものヒアレイン点眼薬を振って見せていた。
僕にも気を使ってくれるなんて本当に素敵な人なんだと実感した。
そんな彼女を僕は… その時だった。僕が車の異変に気がついたのは。
フットブレーキが利かないのだ。
別にブレーキ内に気泡が出来るような使い方はしていないはずだ。でも、少し時間おいて踏み込んでみても、全く反応がない。
時速は現在時速100kmを超えている。
…ヤバすぎる。
今は道が空いてるからいいが、前に渋滞が来たらどうするんだ?
ハンドブレーキは利くかもしれないが、変なスピンがかかるかもしれない。
このスピードのままセカンドやローに入れるのも危険すぎないか?
突然のことにプチパニックに陥った僕は、信じられないくらいの冷や汗に襲われていた。
幸い、後部座席の彼女はまだ異変に気づいてないようだ。
今のうちになんとかしなければ。
そう、急がないと時間がないんだから。 僕の願いが通じたのか、その後に車は運良く登り坂に差し掛かり、徐々に減速。
そしてギアチェンジとハンドブレーキを駆使して、なんとか最寄りのPAに無事に入ることができた。
ありがとう、神様。
僕は明治神宮の交通安全御守りにお礼を言った。
「休憩ですか?」
彼女が話しかけてきた。
「は、はい。ちょっと休憩させてください」
「汗すごいですもんね。すいません…」
彼女の優しい眼差しを受けながら、僕は考えていた。
これからどうする?このまままた発車しても状況は同じだろう。でもここで時間ばかり過ぎていくのも無駄だ…
僕は意を決して彼女に言った。 「実は、さっきエンジンのほうからちょっと変な音がしたんです。点検してきますから車内で少し待っててください」
「あ…はい。お願いします」
僕は外に出てボンネットを開けた。
とは言え、中を見たって僕には正直何がなんだかわかるはずはない。
でも何もしないではいられなかった。
記憶を頼りにブレーキオイルの様子を確認したが、異常があるのかどうかすらわからない。
それに本当はここだけ見たってダメなんじゃないか?
結局その後も10分ほどいろいろ格闘した後、僕はボンネットを閉めて車内に戻った。
もう、行くしかない。 「…どうでしたか?」
彼女が恐る恐る訊いてきた。
「大丈夫みたいです。出発しますよ」
「あの…JAFとか呼ばなくて大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ。異常無かったですから」
僕をまっすぐ見つめている彼女の目にどぎまぎしながら僕はそう答えた。
今から思えば若干声が震えていたかもしれない。
彼女がJAFというものを知っていることにも正直驚いてしまったからだ。(驚くようなことじゃないのかもしれないが)
その言葉を聞いて、彼女が下を向いてしまった。少しもじもじしている。
しまった…ちょっと言葉が強過ぎたか?泣かせちゃったかな?
そんなつもりじゃなかった…
コンコン
その時、外から窓を叩く音がした。 窓の外を見て僕は目を丸くした。JAFの人が立っていたからだ。
「すいません。先ほどご連絡いただいた渡辺さんですね?」
「えっ?」
僕は思わず振り返って彼女を見た。彼女の手にはスマホが握られている。
どうやら僕が外でエンジンとかを見ている間に彼女が電話をしたらしい。
だからもじもじしてたのか…
「JAFの会員の方ですか?」
「あ…いいえ、まだ…」
「では免許証を拝見できますか」
「はい…」
隊員は免許証を一瞥して、僕に返した。
「エンジンの異音とうかがったんですが」
「は、はい…」
「よくあるんですか?こういう異常は」
「いえ…今日初めて乗ったので…」
「初めて?では、どなたの車なんですか?」
「会社の車です」
「なるほど。あと…その他の異常はないですか」
「あ、あの…ブレーキが…」
「急にブレーキが利かなくなるんですね」
「えっ…?」
なぜ?僕が途中までしか言ってないのになぜこの人はブレーキが利かないことを知ってるの?
しかし、この疑問はすぐに解けた。 それは、すぐ後から警察がやってきたからだ。
JAFの隊員が僕にあれこれ訊いてきたのは、この時間稼ぎだったのか…
「君、これ、盗難車だよね」
「はい…」
万事休す。僕は観念した。
・・・・・
実はこの車、外出中にブレーキが時々利かなくなるということで、持ち主の男性が公園の駐車場に停めてJAFを呼んでいたらしい。
その持ち主がちょっと車から離れたところに、運悪く?通りかかったのが僕。なんと車には鍵まで刺さったままだった。
就職試験に落ちまくってムシャクシャしていた僕は、それを見てふらふらと車に乗りこみ、都内へと走り出した。
もちろん故障車とは知らなかった。
そして走り出して間もなく、某スタジオへ行くことを思いついた。
現地に着き、スタッフの車両に紛れて車を停めることに成功し、さらにどさくさに紛れて彼女を車に乗せて走り出すことにも成功した。
ここまでは嘘みたいにトントン拍子だったんだ。 でも当然、この車の持ち主からは盗難届けが出された。
現場の公園に警察が検証に来ている最中にJAFも到着。ブレーキが利かなくなる危険車両が盗まれたということで広域捜査が始まっていたそうだ。
一方、彼女のほうも行方不明ということで、捜索願が出されてたみたいで、それらが彼女からJAFへの連絡があったことですべてが徐々に繋がり始めたらしい。
最終的に彼女が乗せられていたのがその盗難車だと確認されて、僕は御用に…
自分で言うのも変かもしれないが、当然といえば当然な幕切れだ。
もちろん時間の問題でこうなるだろうとは自分でもわかっていたんだ。
だから急いでた。
捕まるまえに出来るだけ遠くへ行って、出来るだけ人目につかないところに行って、そして彼女を自分のものにして、そして…
でも、ダメだった。
無事にPAに入れた時には神様が僕を守ってくれたと思ったんだけど、実は神様が守ったのは彼女のほうだったんだね…
まあそれも当たり前か… そして僕はパトカーに乗せられ、署まで連行されることになった。いかつい体格の警官が横に乗ってきた。
いやいや、もう逃げる気力も残ってないから心配ないですって。
その時ふと窓の外に目をやると、JAFの隊員に付き添われて彼女が立っているのが見えた。
驚いたことに僕のほうを見て手を振っている。
どうして…?
自分の命も脅かされていたかもしれないのに…?
しかし、その微笑みと眼差しを見ているうちに
『ああ、僕はこれからきちんと罪を償ってまたここに戻ってこよう』
『そしてまた彼女に会ってきちんと謝りたい』
という気持ちが自然に溢れてきた。
その気持ちは涙に姿を変えて僕の頬を伝った。
本当に素直に、彼女が女神様に見えた。
神様ごめんなさい。そしてありがとう。
やっぱり僕も守られてたんだ。
―了― 郊外の小高い丘の上に立つ7階建ての病院。
コンコン…
最上階にある病室のドアが開くと、着ぐるみの少女が立っていた。
「こんにちは」
「あら、久しぶりじゃない。どうしたの?今日は」
「近くでお仕事があったんで、会いたいなって思って」
「いつもそんな着ぐるみを持ち歩いてるわけ?(笑)」
「おばさんの笑顔が見たかったから(笑)」
そう言うと、コリラックマの着ぐるみを着た少女はベッド脇の椅子に座った。
「ずいぶん来れなくてごめんなさい」
「いいのよ。あなたが元気にやってることはTVとかネットとかで見て知ってるから」
「え…?見れるんですか!?」
「まあ、前と違ってね、両手が吹っ飛んじゃって目も片方潰れちゃって不自由だけど、こうしていろいろ工夫して器械もいろいろ操作できるようになったのよ」
「…」
着ぐるみの少女は切なそうな表情でベッド上の女性を見つめた。 「そんな顔しないの(笑)。こうしてリハビリしていろいろできるようになるのは本当に楽しいのよ。生きてるって素晴らしいって思える」
「私も…私もおばさんが生きて…生き残ってくれて本当に嬉しいです…」
少女の目からはポツリポツリと涙がこぼれ落ちた。
「自分でもよく生き残ったと思うわ。大事故だったし。命は大事よね」
「はい。私も心からそう思えるようになってきました」
「そう、あなたも変わったわよね。山形にいたときよりも表情が柔らかくなったし」
女性の右目はまっすぐに少女を見つめている。
「はい。自分では、お母さんと適度な距離ができたのが良かったのかなって、時々考えます」
「しょっちゅう喧嘩してたわよね」
「カウンセリングの時にも言われたんですけど、私もお母さんもお互いに依存しすぎだったみたいです」
「お互いに?」 「お母さんにとっておばさんは憧れの存在で、私にもそうなってほしくて、おばさんと同じ読みの名前をつけました。」
「その時は私も少しは止めたんだけどね…」
「でも私はそこまで出来がよくなくて…それで私は自分を責めるようになりました。期待に応えられないから。
それと同時に、期待されることへの拒否反応も出てきて、そのはけ口が食べるほうへ…」
「つらかったわよね」
「今もつらいのはつらいんですけど、前よりは自分をいたわれるようになってきました。自分なんて消えちゃえばいいなんてあんまり思わなくなったし」
「あんまり…なのね?(笑)あ、ごめんなさい、笑っちゃって。相変わらず正直だなあって思って」
「このくらい正直なのはおばさんの前だけです(笑)」
「ああ…無性に頭を撫でてあげたいのに、私には手がないわ(笑)」
2人は声を上げて笑いました。 「私、昔はストレス発散のために食べてたところがあるんですけど、最近は本当に食べるのが好きで、美味しいんです」
「それにしても、アイス食べ過ぎじゃないの?(笑)」
「ブログチェックすごいですね(笑)」
「あと、この前のジンギスカンも美味しそうだった」
「最高でしたよ」
「羊との記念写真とのあとにジンギスカンだからね、インパクトもあったわね(笑)」
「それなんですけど…」
少女は急に真顔になって、女性に問い掛けた。
「羊と写真撮ったあとに、よく羊肉食べられるなっていう批判の書き込みがあるんですけど、どう思います?」
「あなたはどう思うの?」
「意味が分からないです」
少女の語気が強まった。 「だって例えば釣りをされる人だって、釣り上げた魚をその場でいただいたりするじゃないですか。それにそもそも牧場って食肉生産の場でもあるわけで」
「うんうん」
「イチゴ狩りだってやりましたけど、植物だって生き物には変わりないでしょう。どこが違うんだって思います」
「そうよね(笑)」
「イチゴはOKで魚釣りはOKで羊はNGなんて御都合主義にしか聞こえません。むやみにイルカ漁を否定する人たちと一緒じゃないですか」
「過激ねえ(笑)」
「…でも、この考えって…」
「そう。私が常々主張してきたことよね」
女性の目がキラリと光った。
「その考えのせいでこんな体になっちゃったんだけどね」
「そんなこと…」
「でもね、私はこれから必ず再起して、あの事故で一旦暗礁に乗り上げたパーフェクトヒューマンプロジェクトを復活させるわ。その時は是非私の右腕になってちょうだいね」
「はい」
「文字通りにね(笑)」
少女は深く頷いた。
―ここからはじまる―
※参照
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1505368663/8-23 >>481
近い将来、やっぱクローンは登場するんすかね
ターミネーターみたいな世界は嫌ですね…
ていうか、なーこちゃん自体にターミネーター感を感じることもありますなw >>480
これ何の事かと思って、なーこのブログ読んだんですけど、結構なサイコパスですねw >>483
もちろんそのブログとそれに対する反応を見たのが、書いた動機のひとつです
でも、田舎では自分の家で育てて可愛がってた鶏をしめて食卓にあげるみたいなことは普通にあったし、
この点については彼女がサイコパスだっていう感想は自分は持たなかったです(笑)
あの写真の羊があの肉になったわけでもなさそうだし
…って、やっぱり自分もおかしいのかな(笑) 俺も縁日で買ったヒヨコがニワトリに育ったので田舎に預けたら普通に食べられててカルチュアショック受けたことあります >>484
あの流れでジンギスカンの写真を持ってこられると、
4コマ漫画みたいな軽さを感じてしまうんですよねw
まあ文面でも命の重みを感じましたとありますし、
なんの分別もなくインスタに投稿する人よりは、
物事考えてて好感持てますね
あんまネチネチ言うと、シーシェパードみたいになっちゃうんでこの辺でお暇します(_ _) >>485
まあ確かに縁日のひよこはオスだから卵も産まないし…ってことなんでしょうね
>>486
確かにそう言われれば、軽いかも(笑)
それもわかりました
みなさん旧スレまで見に来ていただいてありがとうございます
両方ともちょいとダークな感じなのでこちらに投稿しました
もう少しまともなのがもしもできたら、新スレに行きます(笑) >>485
アイドルのブログでこんな事考えさせられるとは思いませんでした
なーこちゃんはブログの更新頻度が高くて、文章からも本当にファン想いなのが伝わって来ます
そういえば、縁日のひよこって最近ではあまり見かけないですね
にしても、よく鶏まで育ちましたね >>487
内容、しっかりしてますよ
ちゃんと構成されたお話ですし うちにいたシーズーのあっちゃんが優しい女の子だったんで懐に入れて育ててくれました
やっぱり子供産んでる犬は面倒見良いですよね >>489
ありがとうございます
自分自身でも出来自体は悪くないと思ってるんですがテーマがどちらもダーク過ぎるかと思ったので
そういえばターミネーターを題材に書いたこともありましたね
あれの続編は…難しそう(笑) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています