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【物語】欅坂46orけやき坂46の小説 ★1【エロも可】
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0001名無しって、書けない?(庭) (9級) (アウアウカー Sac1-cQEv [182.250.243.44])
垢版 |
2018/01/21(日) 22:45:08.20ID:XF5pCaR8a
素人レベルからでも投稿できる小説スレです
ただし投稿作品に対するすべての中傷は禁止です

投稿者は多大な時間と労力をかけて
作品を投稿していますのでご協力をよろしくお願いします

この度小説スレと原案ありスレを統合しました

以下は原案ありの簡単な説明です

インスパイア、オマージュ、パロディ、パクリ、何でも結構です。
その原案も小説、戯曲、映画、テレビドラマ、マンガ以外にも、ルポルタージュやテレビのドキュメンタリーとかでもかまいません。
テーマだけでもOK、冒頭だけでもOKです。
少しでもかすったから原案ありだと書いた当人が主張するのなら、そう見なしてあげましょう。
「『パクった』と言ってるけどさ、全然パクってなく、それはお前のオリジナルじゃん」という非難はやめましょう。

あとは作家さん各々の良心に従い思うままに書いてください

最後に、このスレの投稿される作品はすべてフィクションであり
実在する人物や団体や建物等との関係は一切ありません
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0002名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.44])
垢版 |
2018/01/21(日) 22:47:19.90ID:XF5pCaR8a
作家さん募集中
よろしくお願いしますm(__)m
0003名無しって、書けない?(SB-iPhone) (ササクッテロル Sp45-mp8b [126.236.64.248])
垢版 |
2018/01/21(日) 22:48:42.67ID:iZyMFd4ep
ゆっかー「ホントに嬉しいです、夢のようです…
この仔も昔は気まぐれで、カイ食いも悪くて大変でした
いざパドックに姿を見せると厩務員に甘えてばかり
幼さを隠しきれていない漢字でしたね
デビュー後もなかなか勝てず条件戦を転々としてばかりで、お客さんの人気に応えることもできませんでしたが、
古馬となった今年、まさかG1を獲れるなんて…」
http://i.imgur.com/7J3YCqu.jpg
0004名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.44])
垢版 |
2018/01/21(日) 22:57:29.88ID:XF5pCaR8a
>>3
さっそく投稿ありがとうございますm(__)m

菅井様の競馬のスレの方ですね
僕もリサノンノとボッチポンの書かしていただいてましたw
0005名無しって、書けない?(SB-iPhone) (ササクッテロル Sp45-mp8b [126.236.64.248])
垢版 |
2018/01/21(日) 22:59:51.28ID:iZyMFd4ep
>>4
しょーもないネタですみませんが、また寄らしてもらいますw
0006帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第1話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.44])
垢版 |
2018/01/21(日) 23:00:24.03ID:XF5pCaR8a
「ねぇ、早く持ってよ」
真っ青な空にかかる飛行機雲を見上げてる俺に声をかけてきたのは隣の席の理佐ちゃんだ

理佐ちゃんはおそらく学校一いやこの街一番の美人だ
これでもまだ控え目に言ってるほうで本当は世界一の美人だと俺は思っている

「ねぇ、いつまで空見てんの?授業始まっちゃうよ」
そう言いながら先生に頼まれた教材を俺に持たす理佐ちゃん

「学級委員なんてこんなに忙しいと思わなかったね」
教材を運びながら慌てて理佐ちゃんに話しかける俺

「俺君は立候補だからまだ良いよ、私なんて学校を休んでる間に学級委員にさせられちゃったんだよ」なんてこぼす理佐ちゃん

すまない理佐ちゃん・・・

理佐ちゃんと少しでも仲良くなりたくて立候補したついでに理佐ちゃんを推薦してしまったんだ・・・

「ねぇ、どうしたのぼーっとして?」
心の中で詫びるために黙りこむ俺を心配する理佐ちゃん

「うん?なんでもないよ」って理佐ちゃんの綺麗な瞳に己れの企みを見抜かれそうで教材で顔を隠す俺に

「しっかりしてよね」なんて声かけて歩き出しそうだから好き
0007帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第2話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.44])
垢版 |
2018/01/21(日) 23:03:42.53ID:XF5pCaR8a
隣の席の理佐ちゃんと仲良くなりたくて理佐ちゃんを俺と共に学級委員にしちゃった俺

その甲斐あってそれなりに仲良くなった俺と理佐ちゃん

だが、付き合うとなると中々ハードルが高くてこんな風に学級委員の雑事を一緒にやるのが関の山だ

告白しようにも人類史にも名を刻むレベルの可愛さと綺麗さを併せ持つ理佐ちゃんだけに振られたら立ち直れないから無理な俺

そうこうしてる間にも超美人な理佐ちゃんは色んな奴に告白されてて気が気じゃない俺
今日もうじうじとして理佐ちゃんの隣の席に座ってるってわけだ!

「俺君、数学の教科書ちゃんと持ってきた?」
1時間目の始まる直前、いつものように聞いてくれる理佐ちゃん

「忘れちゃった」いつものように照れ笑いの俺

理佐ちゃんと隣の席になってからずっと続いてる儀式のようなものだ

「ねぇ、わざと忘れてんでしょ?」ちょっとイタズラっぽく聞いてくる理佐ちゃん

「何のことかな?」って横向く俺に

「とぼけてんじゃねーよ」
ってドス効かせながら机を寄せて教科書を見せてくれる理佐ちゃんだから好き
0008帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第3話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.44])
垢版 |
2018/01/21(日) 23:05:52.71ID:XF5pCaR8a
「ねぇ、次の授業は教科書見せてあげないよ」
休み時間に意地悪な笑みを浮かべる隣の席の理佐ちゃん
高3にもなって子供みたいなとこが魅力的な理佐ちゃん

「そんなこと言わないで見せてよ〜」わざとらしく困るふりする俺

「やだ、絶対見せてあげないよ」困るふりする俺にますます嬉しそうなドS理佐ちゃん

困ったふりしながら理佐ちゃん以上に嬉しい俺

これが二学期の初めから共に学級委員をやって仲間意識を培ってきた成果ってやつだ

なんていつかは理佐ちゃんと結婚するという壮大な野望を持ちながら第一歩も踏み出してない段階なのに満足感を味わっちゃうダメな俺

「だって俺君思ってたより頼りないんだもん」って拗ねるふりする理佐ちゃん

「えっ!?俺に頼りになる男なんてイメージあった?」

「うん、覚えてないの?私が定期落として駅で困ってるの助けてくれたじゃん」

覚えてない訳が無いけどそれは高校に入学したばかりの頃の話だぜ理佐ちゃん

「1年の時のことよく覚えてるね」って本当は理佐ちゃんが覚えてくれてて嬉しいけどさりげなさ装う俺に

「覚えてるよ、本当に嬉しかったんだから」
なんて素直に言ってくれそうな理佐ちゃんだから好き
0009名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.44])
垢版 |
2018/01/21(日) 23:08:12.68ID:XF5pCaR8a
>>5
大歓迎でありますm(__)m

僕もしょうもない妄想をダラダラ書いてるだけですからw
0010名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 4157-GP+B [58.94.38.100])
垢版 |
2018/01/21(日) 23:12:36.39ID:iuM2gE790
>>1
乙です
0011名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 4157-GP+B [58.94.38.100])
垢版 |
2018/01/21(日) 23:13:32.59ID:iuM2gE790
>>3
これいい写真ですね、愛を感じます
0012名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 4157-GP+B [58.94.38.100])
垢版 |
2018/01/21(日) 23:15:42.26ID:iuM2gE790
『もんちゃんの相棒』第一話

警察官の卵たちが横一列に並び、教官に向かって敬礼をした。
今日で警察学校の訓練も終わり、晴れて警察官としての第一歩を踏み出すことが出来る。
「次、二七番。鈴本美愉!」
鈴本が大きな声で返事をして、教官と堅い握手を交わした。
彼女は受け取った警察手帳をまじまじと眺め、元いた場所に戻った。
規則スレスレのところで制服を着こなし、高身長でない割には全体のフォルムが整っていた。

苗字の五十音の関係から、彼女と共に行動することが多く、その度に運動神経のよさを魅せつけられた。
任務を適宜的にこなす臨機応変さで、警察学校トップの成績を残していた。
しかし、そのほとんどがセオリーを無視したものであり、教官から何度も怒鳴られていた。
「何ものにもとらわれず、何ものをも恐れず、何ものをも憎まず、良心のみに従い…」
誰もが入校式で唱える宣誓に従う意志のない、僕の知る限りでは唯一の人間だった。

鈴本は頻りに顔をこちらに向け、わざとらしく背筋を伸ばして僕の真似をしていた。
「こら鈴本!笑うな!」
教官から激が飛んでも、「ごめんなさい、あはは」と片手をあげて応えていた。
春一番が通り抜けるとともに、警察音楽隊の演奏が始まった。
0013名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 4157-GP+B [58.94.38.100])
垢版 |
2018/01/21(日) 23:16:30.10ID:iuM2gE790
『もんちゃんの相棒』第二話

「あのー、私たちはどうすればいいですか」
鈴本が警部に聞いた。
「決まってんだろ、お前らはパトロールじゃ!」
警部がしゃがれた声で怒鳴った。
鈴本は小さく舌打ちをして、僕の腕を引っ張った。
「あ、ちょっと鈴本…警察手帳デスクに置いたまま…」
「そんなもん、いらん!」
「いるに決まってんだろうが、ボケ!」と地獄耳の警部がまた怒鳴った。

「鈴本、法定速度超えてる…」
「ん?ああ、ごめん」
彼女にハンドルを握らせたのが間違いだった。ハンドルを握ると性格が変わるというか、彼女の性格そのものだった。
「ちょっと…今、信号赤だったよ」
鈴本はアクセルを踏み続けている。車が無情にも加速していく。
「パトランプ点けて」
「は?」
「前の車、絶対おかしい」
確かに、先ほどから安い軽自動車が蛇行運転をしていた。初心者マークは貼られていない。
もし貼られていたとしても、免許を持っている走行とは言い難かった。
「早く点けて!逃げられるから」
僕は窓を下ろし、ルーフに手を伸ばした。
サイレンの開始とともに、メーターの針が大きく動き始めた。
0014名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 4157-GP+B [58.94.38.100])
垢版 |
2018/01/21(日) 23:17:33.48ID:iuM2gE790
>>8
隣のシリーズ、地味に好きですw
何ていうか平和ですね
0015名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.44])
垢版 |
2018/01/22(月) 00:32:33.59ID:DUmWmkSea
>>14
さっそく投稿ありがとうございますm(__)m

様々なメンを書き分ける手腕に敬服しています

過去に書いたものを書き直したい気持ちが前々からありまして
自分で書いたのほとんど読み返してなかったので覚えてるエピソードが少なくどうなることやら
気に入ってるエピソードは繰り返し頭の中で妄想してるから覚えてるんですけど・・・

以上、過去作とダブった時の予防線でしたw
0016名無しって、書けない?(千葉県) (シャチーク 0Cde-3Ttg [61.215.90.142])
垢版 |
2018/01/22(月) 14:57:32.25ID:QbkltH7IC

0017名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 4157-GP+B [58.94.38.100])
垢版 |
2018/01/22(月) 16:56:49.84ID:kEwm+FF30
>>15
私は結構読み返します
「この文をこう書き直せば……」とか後になって思うことが多いです

>>16
モノトーンも出来るんすかw
いい雰囲気出てますね

最近、アイデアが枯渇していたので、皆さんの妄想を参考にしようと思ってスレを立てたんですけど、
全然文学になりませんw

https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1516589920/l50
0018名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKde-8ieh [05004013125393_vg])
垢版 |
2018/01/22(月) 19:10:54.87ID:i9O0wAI1K
>>17
そういう意図で立ったスレだったとは予想外すぎですw
0019名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.8])
垢版 |
2018/01/22(月) 20:21:03.80ID:0CgahW2La
>>16
汚さないでくださいw
新スレも引き続きご愛顧お願いしますm(__)m

>>17
0020名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.8])
垢版 |
2018/01/22(月) 20:30:52.18ID:0CgahW2La
>>17
書いてる時は沸き上がってくる妄想に呑み込まれてるからそうでもないんですけど
冷静に自分の書いたの読むと「何を書いてるんだ俺は・・・」ってなってしまうんですよね
それに量が多すぎて読む気力がわかないw

しかし、ちゃんと読み返したり創作のためにスレ立ててマーケティングする大阪府さんの向上心には頭が下がります
0021愛しの嫁理佐ちゃん 第10話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.6])
垢版 |
2018/01/22(月) 21:48:30.65ID:aD+Mt4GGa
「理佐ちゃん起きれ〜」
なんだかんだ理屈をつけて廊下に敷かれた俺の布団で寝てしまった愛しの嫁理佐ちゃん

「う〜ん、覚えてるよ〜むにゃむにゃzzz...」
寝言言ってる理佐ちゃんの可愛い顔を見ていたいのは山々な俺ではあるが
早く起こさねば会社に行く振りが出来ないのもまた事実

「理佐ちゃん起きれ〜」ってまたも理佐ちゃんを揺さぶる俺

「う〜ん、なに・・・?」ってやっと目を覚ました理佐ちゃん

俺が見せた時計を見て慌ててキッチンに走る理佐ちゃん

「理佐ちゃん、今日は外で食べるからいいよ」どうせパチンコで時間潰すだけの俺にお弁当などもったいないです

「ごめんね、1回起きたんだけど2度寝しちゃった」トーストを手渡しながら謝る理佐ちゃん

「全然平気だよ、でも珍しいね理佐ちゃんが2度寝しちゃうなんて」

「うん、なんか良い夢見ちゃったから続き見たくてさ」ってちょっと照れ笑いな理佐ちゃん

「どんな夢見たの?」理佐ちゃんの照れ笑いに釣られて聞いちゃう俺

「まだ俺君と付き合う前に二人で学級委員やってた時のことが夢に出てきて嬉しくなっちゃったんだよねぇ」ってニヤニヤする理佐ちゃん

「学級委員ってことは高3の頃かぁ、懐かしいな」
隣の席の理佐ちゃんと仲良くなりたくて理佐ちゃんが学校休んだ隙に学級委員に推薦しちゃったんだよな

その甲斐あってこうして理佐ちゃんと結婚したんだから天晴れな男だよ俺はってニヤニヤする俺

「懐かしいなじゃないよ!俺君に困ってるの助けてもらったの覚えてるって言ったでしょう、私」

「そんなことあったかな・・・?」必死に思い出そうとする俺

「ひどい」って唇尖らせて抗議する理佐ちゃん

「ごめん、ごめん」謝りながら玄関に向かう俺

「お弁当作れなくてごめんね」出かける俺にまたも謝る理佐ちゃん

「俺の方こそなんか・・・理佐ちゃんの思い出覚えてなくてごめんね」って謝る俺に

「許さないよ〜あれは私なりの告白だったんだからね」
なんて照れながら行ってらっしゃいのチューしてくれそうだから好き
0022名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW 4157-fCGS [58.94.38.100])
垢版 |
2018/01/22(月) 23:17:12.65ID:kEwm+FF30
>>21
あぁ…繋がってたのか
何だか泣けてきました
頑張れ俺くん!

>>18
>>20
マーケティングの方法をちょっと間違えちゃいましたねw
ていうかチワンさんの絵、よく見たら真っ白な「スレ」だったのか…
完成度高くてうっかり見落としてましたw
0023名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.17])
垢版 |
2018/01/23(火) 19:16:20.75ID:Cw2secUea
>>22
なんか気まぐれで繋げちゃいましたw
0024愛しの嫁理佐ちゃん 第11話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.35])
垢版 |
2018/01/23(火) 20:32:45.65ID:WZInWrQ0a
「まさか理佐ちゃんも俺のこと好きだったなんてなぁ」
ひとり言を呟きながらパチンコ屋の前に並ぶ俺

無職に慣れてしまって仕事探しは一旦中止の油断な俺
それよりなにより理佐ちゃんが俺の事を学級委員やる前から好きだったことの方が大事な俺

ニヤニヤが止まらないわけで・・・幸せです、無職だけど

「俺君よぉ、外は凄い雪だぜ」なんて女にメシ食わせもらってるヒモの玄さん
ヒモのくせにパチプロでもあるらしくコイツの教えてくれる台は出る
お陰でパチプロやるぐらいは稼げるので頭が上がらない

「マジで!?」理佐ちゃんおわす我が家に帰れないのは困るとばかりにまだ夕方なのに帰宅の俺

「俺君!?なにやってるの?」
パチンコ屋を出たとこで理佐ちゃんと出くわす俺

「理佐ちゃんこそ雪降ってるのにどこ行くの?」なんて聞く俺に

「何時ごろ駅に着くかLINEしてんのに返事くれないから」ってほっぺを脹らまして拗ねる振りする理佐ちゃん

「LINE?」どうやらパチンコに夢中で気づかなかった俺

「仕方ないから早目に駅で待ってようかと思ってさ」ちょっと照れながらさしてる傘をくるくる回す理佐ちゃん

「俺のためにこの吹雪きの中を!?」

「大声出してんじゃねーよ・・・」大げさな俺に周りの目を気にして小声でドス効かす理佐ちゃんだけど

「ねえ、俺君の傘は持ってこなかったから相合い傘で帰る?」なんてニコニコして聞いてくる理佐ちゃん

「照れくさいな〜」って頭掻く俺

「でも俺君の傘無いよ」俄然イタズラな笑顔の理佐ちゃん

「うーん、策略家やなぁ」言いながら理佐ちゃんの傘に入れてもらう俺に

「いいじゃん、相合い傘好きなんだから」
なんて照れ隠しに拗ねた振りしそうだから好き
0025帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第4話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.35])
垢版 |
2018/01/23(火) 21:37:02.27ID:WZInWrQ0a
「わっ!?俺君どうしたの?」
学校に向かう俺を見つけた理佐ちゃんが驚いている朝の通学路

「うん?なにが?」驚く理佐ちゃんに負けじと驚く俺

「いつも遅刻寸前に駆け込んでくるのにどうしたの?」
どうやら俺が普通の時間に登校してるのが意外で驚いているらしい、失礼な理佐ちゃん

「昨日、友達の家に泊まって徹夜でゲームしてたからさ」アクビしながら答える俺

「もう、なにやってんのよ」なんて呆れる理佐ちゃん

そのまま俺と並んで歩き始める理佐ちゃん

ふむ、隣の席で並んで授業受けるのは慣れたけど並んで歩くのは初めてだわって嬉しい俺

そして幸せな気分のまま放課後

「ちきしょう、なんで学級委員だけ居残りなんだよ!」
先生の手伝いを命じられて教室で資料を作りながら文句止まらない俺

「はいはい、文句言ってないで早くやっちゃうよ」俺の文句を軽くいなす姉さん女房みたいな理佐ちゃん

「理佐ちゃん、学級委員嫌じゃない?」
意外と雑事が多くて理佐ちゃんを学級委員に無理くり推薦したことにちょっと良心が痛む俺

「最初は嫌だったかな、休んでる間に決められちゃってたから・・・」ノートから目を離さずに声だけで答える理佐ちゃん

「そうなんだ・・・今は嫌じゃないの?」

「うん、俺君が優しいの分かったから」やっぱりノートから目を離さず声だけで答える理佐ちゃん

「俺、優しい!?」思わぬ理佐ちゃんの言葉に食いつく俺

「うん、なんか・・・色々庇ってくれるから・・・」俺の勢いにたじろぎながらも答えてくれる理佐ちゃん

「そうなんだよね、俺優しいんだよね」って期待膨らむ俺に

「ねぇ、早くやって」浮かれる俺にノートを指差す理佐ちゃん

「すいません」って資料作りに戻る俺

「先生にはね、断ってもいいって言われたんだ
・・・学級委員」
しょんぼり資料作りする俺に同情したのか手を休めて話し始めた理佐ちゃん

「そうなの」
「うん、休んでる間に決まっちゃったから嫌だったら断ってもいいって言ってくれたんだ」

「そうなんだ、断っちゃえばよかったのにこんな面倒くさい役職」なんて心にも無いこと言う俺

「うん、断っても良かったんだけどさ、引っ込み思案な性格を変えるチャンスかなと思って、それに・・・」
そこまで喋って黙る理佐ちゃん

「それに?」なんとなく続きを促す俺に

「それに・・・私のこと推薦してくれた俺君ががっかりしちゃうかなと思って」
なんて言ってくれそうだから好き
0026帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第5話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.35])
垢版 |
2018/01/23(火) 22:37:58.01ID:WZInWrQ0a
「それに・・・私のこと推薦してくれた俺君ががっかりしちゃうかなと思って」
理佐ちゃんの言葉に凍りつく俺

ヤベェ理佐ちゃん俺が推薦したの知ってたのか・・・

「ねぇ、どうしたの?」凍りつく俺に不安がる理佐ちゃん

「うん?いや、なんでもない」って平静な振りする俺

バレてたみたいだけど理佐ちゃん怒ってる様子ないからやり過ごすことに決めた俺

「ねぇ、もう少し喜んでくれると思ったんだけど・・・私と学級委員やりたかったんでしょ」っていまいち反応の薄い俺に不満気な理佐ちゃん

「いやぁ、喜んでるよ」って慌てて喜ぶ俺に

「喜んでんじゃねーよ」って満足気にドス効かす理佐ちゃん

「あれ?理佐ちゃん雨降ってきたよ」
なんか良い雰囲気にドキドキしちゃって話を変えちゃう俺

「えっ!?天気予報は雨なんて言ってなかったよ」俺の思惑通りにあっさり雨に気を取られる単純可愛い理佐ちゃん

「もう、だから早くやっちゃおうって言ったのに、だいたい俺君が朝ちゃんと来てたから雨降ったんじゃないの」
めちゃくちゃなこと言いながら拗ねる理佐ちゃん


「理佐ちゃん、傘ゲットしてきたよ」
先生たちの傘置き場から傘をパクって下駄箱の前で待つ理佐ちゃんの元に無事帰還の俺

「えっ、盗んできちゃったの?」なんて人聞きの悪いこと言う理佐ちゃん

「いや、明日帰すからあくまで借りただけ」って強弁な俺

「良いのかなぁ・・・」雨に濡れたくない気持ちと良心の間でしばし悩む理佐ちゃん

なんか閃いたらしくやおら「ノートに傘をお借りします」って書いて俺に渡す律儀な理佐ちゃん

「理佐ちゃん、もう少しこっちこないと濡れちゃうよ」理佐ちゃんを濡らさないように傘を理佐ちゃんの方に傾ける俺

「ちょっと恥ずかしいね」
なんて言いながら俺にくっついてくる理佐ちゃん

駅までの道よ伸びて永遠に相合い傘でいさせてくれと祈る俺

「俺君は濡れちゃったね」
祈り虚しく駅に着いてみたら理佐ちゃんを庇うあまり結構雨に濡れちゃった俺

「大丈夫だよ、そんなことより理佐ちゃんを雨から守れて良かったよ」なんてちょっと誇らしい俺

「嬉しいな・・・」って小声で呟く理佐ちゃん

「うん?なんか言った?」聞き返す俺に

「ううん、なんにも言ってないよ」
なんて照れ隠しにすんって顔しそうだから好き
0027帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第6話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.1])
垢版 |
2018/01/24(水) 22:56:48.65ID:dStv2Jnsa
「ヤベェ!?寝坊しちゃった」
隣の席の理佐ちゃんと相合い傘した翌朝

いつも通りに遅刻寸前に学校に到着の俺

「皆さんおはよう!」
息を整えつつ教室へと滑り込む俺にざわつく教室

「なんぞ?」
なにがなんだか分からず愛しの理佐ちゃんの隣の席へ

うん?理佐ちゃんめっちゃ顔が真っ赤だぞ
相合い傘した俺の顔見て照れてんのか?

「理佐ちゃん、おはよう」って声かける俺に小さくうなずく理佐ちゃん

やはり様子がおかしい・・・いつもなら遅刻寸前の俺を注意するはずなのに・・・

しかも、俺が理佐ちゃんに話しかけただけで一層ざわつく教室

「俺君・・・」小声で呟き黒板を指差す理佐ちゃん

「うん?」って黒板ね方を振り向く俺の目に飛び込んできた俺と理佐ちゃんの相合い傘

誰かに見られてたのか?

「付き合ってんのかよ〜?」なんて囃し立てるクラスメイト

ますます真っ赤な顔で下向く理佐ちゃん

「ちょっ、ちょっと待てよ!理佐ちゃんが困ってんだろ!」
理佐ちゃんのために声を荒げるもクラスの皆に囃し立てられてちょっと嬉しい俺

「たまたま俺が傘持ってたから駅まで入れてあげただけだよ」
嬉しいながらも真っ赤になってる理佐ちゃんを庇うために言い訳する俺

「そうだよ、理佐が俺君みたいなダメ男なんかと付き合うわけないじゃん」
俺の言い訳にあわせて酷いこと言う理佐ちゃんの親友志田さん

志田さんの言葉に傷つきながらも事態が終息してほっとする俺

授業開始と共に俺に教科書見せるために机を寄せる理佐ちゃん

またもヒュ〜ヒュ〜ざわつく教室

「ちょっと止めろ〜よ」ってやっぱり嬉しくてはしゃいじゃう俺に

「はしゃいでんじゃねーよ」ってドス効かすもいまいち迫力の無い理佐ちゃん

「なんか・・・恥ずかしいから教科書見せない」
なんて言いながら机を離しちゃいそうだから好き
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