>>248-253
過剰な形容はなく、淡々としながらも、読み手を引き込む文体はさすがですね。
不可思議さや不気味さとともに、旅館の主から見た旅館・林道の様子や父親の告白の中での家の様子がすーっと頭に入ってくる。
物語の展開や仕掛け自体は目新しいところはなくても、頭の中で迫真のイメージが広がっているので、何か根源的な恐怖を感じました。