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【物語】欅坂46の小説 ★5【エロも可】 [無断転載禁止]©2ch.net

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0001名無しって、書けない?(庭) 転載ダメ©2ch.net(6級) (アウアウカー Sa8d-hZWA)
垢版 |
2017/07/02(日) 18:43:16.04ID:VdBgmUcOa
素人レベルからでも投稿できる小説スレです
ただし投稿作品に対するすべての中傷は禁止です

投稿者は多大な時間と労力をかけて
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またこのスレの投稿される作品はすべてフィクションであり
実在する人物や団体や建物等との関係は一切ありません

★過去スレ★

【物語】欅坂46の小説 ★4【エロも可】
http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1496452705/


【物語】欅坂46の小説★3【エロも可】
http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1493391840/


【物語】欅坂46の小説★2【エロも可】
http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1489546278/


【物語】欅坂46の小説【エロも可】
http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1487327352/
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0076『ねるねる』6(チベット自治区) (ワッチョイ 7f76-OACE)
垢版 |
2017/07/06(木) 22:33:03.32ID:6fH9F2th0
……白い部屋の中……。

私は膝を抱えて座っていた。

「ねぇ……あなたはなんなの?」
私は“黒い私”に聞いた。

「私? 私は、ねる……」
“黒い私”が答えた。

「じゃあ、あなたはなんなの?」
と、“黒い私”が聞いてきた。

「私は、ねる! 長浜ねるよ!」
私は大声で答えた。

「ねぇ、ねる……」
“黒い私”は私の顔を見つめて言った。

「ちょっと、ねるのお話しでもしましょうか」

私は自分のプロフィールを語り始めた。
ねるとねるがねるの話をしているという奇妙な時間が過ぎていった……。

「……さっき言ってた猿腕だけど……」
急に“黒い私”が言った。
「やって見せて」
自分もねるなのに変な事を言う“黒い私”。

私は腕を伸ばしてみせた……。
???
えっ?
普通の腕……普通の肘……。

……………………

「姫乃! どこ行くの!?」
お母さんが言った。
「今日は一日、奈々美の家で勉強!」
私は振り向いて答えた。

今日は鳥居坂46の握手会だ。
私は小さく笑いながら数字を数えた。
今日は私は握手券1枚の人じゃないのだ!
これで少しは……ねると話せる!

それで……もし、もっと長く話せるなら……。
聞いてみたい事がたくさんある……。

……………………

「……どうして???」
私は自分の腕を見て言った。

「ねる……それは、あなたが、知識でしか理解していないから……」
“黒い私”が言った。

「いろいろと意地悪して悪かったわ……」
“黒い私”が少し悲しそうに言った。
0077『ねるねる』7(チベット自治区) (ワッチョイ 7f76-OACE)
垢版 |
2017/07/06(木) 22:51:45.78ID:6fH9F2th0
「………………」
“黒い私”……ねるは何か言った。

彼女……ねるは私にキスをすると、出てきた時のように影になって消えた。

私は白い部屋に一人になった。


長い時間が経った……。


男の人の声が聞こえた……。
「お時間です」

液体が落ちた……。

私は両手を見た……。
……赤い……。

次に、目の前が赤くなった……。
私が額に手をやると、何かが流れるのがわかる。
血だ……。

下を見た……。

私は、白いドレスが徐々に赤く染まるのを見て悲鳴をあげた。

床に大きく広がる血。
白い部屋の床一面が赤くなった。

床に映った顔を見て、私はもう一度悲鳴をあげた。
それは、長浜ねるの顔ではなかった……。


……………………


『こころのブログ』

昨日、最愛の娘・姫乃が天国に旅立ちました。
娘は、あるアイドルグループの大ファンで、そのイベントに向かう途中に交通事故にあい、昏睡状態が続いていました。
私は、受験生である娘がアイドルグループに夢中になっているのを知っていながら黙認していました。
娘の表情が変わってきたからです。
勉強に追われて暗く沈んだようになっていた娘の表情が、幼い頃のように明るく輝いているように見えたからです。

私は、娘の笑顔を奪った加害者を許す事はできません……。
娘は、おそらく、心躍らせてイベントに向かっていた事でしょう。
そして、まさか歩道に車が飛び込んでくるなどとは思っていなかったでしょう。
私は、このような事態が再発しないように…………



『ねるねる』(完)
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