【物語】欅坂46の小説 ★5【エロも可】 [無断転載禁止]©2ch.net
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毎日女しか居ないクラスで理佐ちゃんに守られて軟弱の極みにいる俺 せめて己れの情けなさを噛み締めて寝た振りするしかないじゃないか・・・ 「寝た振りしてんじゃねーよ」 って俺の寝た振りを見抜く理佐ちゃん 「俺君が助けてあげないなら私が注意してくるよ」 って言って立ち上がるも怖くてガクブルになっちゃってちゃんと歩けない理佐ちゃん 生まれたての仔馬みたいで可愛いから好き 「じゃあさ、次の駅で俺がおっさんボコボコにしちゃうから、理佐はあの子連れて電車降りちゃって」 愛しの理佐ちゃんを危険な目に会わせたくない俺 「大丈夫なの?」 俺の言葉に不安そうな理佐ちゃん 「中坊の頃チンピラ3人と引き分けて有名になった俺だぜ」って胸を張る俺 「そうなの?」って頼もしげに俺を見る理佐ちゃん 「1個先の駅で待ってるから安心して来てくれ」って言う俺に 「やっぱり俺君はカッコ良いよ」 なんて言ってくれそうだから好き 「俺君大丈夫?」 理佐ちゃんの声が遠くから聞こえてくる どうやら意識を失ってしまって気がついたら駅のホームみたいな俺 「おっさんにやられちゃったの?」 ってホームに転がる俺に心配そうに聞いてくる理佐ちゃん 思ったより痴漢のおっさんが強くて・・・ 不意打ち空しく一方的にボコボコにされてしまった激弱な俺 「ねぇ歩ける?」涙声で聞いてくる理佐ちゃん 「うーん?無理」ってまたもホームに寝っころがる俺 「ちょっと、しっかりしてよ」 なんて俺を抱き起こしてくれる理佐ちゃん これはこれで幸せかもしんない 「あの女の子俺君にお礼言ってたよ」 理佐ちゃんに介護してもらってなんとか電車に乗った俺 流れてく景色と電車の揺れが心地良い 「意識飛んじゃってたから覚えてないや」って苦笑いの俺 「こんな目に会わされて、お礼になんかしてもらわなきゃ合わないよ」って涙目の俺 「あの子の代わりにに私がなんでもしてあげるから泣かないでよ」 なんて俺の肩に頭をちょこんと預ける優しい理佐ちゃん 「なんでもしてくれんの?」って理佐ちゃんに甘える俺 「うん、今日の俺君頑張ったから良いよ」 なんて優しいこと言ってくれそうだから好き 「今日の俺君頑張ったから良いよ」 おっさんにボコられて弱ってる俺に完全に油断してる理佐ちゃん 「オッ、オッ、オッパイ・・・」 照れながら理佐ちゃんと反対方向見ながら呟く俺 「えっ?なに?」 聞こえてるけど意味が分からず聞き返す理佐ちゃん 「死ぬ前に理佐のオッパイ触りたかった・・・死なないけど」 ってさすがに怒られるかって思いながら後に引けない俺 「ねぇなに言ってんの?」 って俺の言葉に怒る代わりに戸惑い困る理佐ちゃん 戸惑い困る理佐ちゃんが可愛い過ぎて横向いちゃう俺 しばしの沈黙が二人の間に流れた後に 「良いよ」 なんて優しく言ってくれそうだから好き 「良いよ」 そう言って俺のささやかな願いを叶えるために 俺の手をとって自分の胸に持っていこうとする優しい理佐ちゃん 「ごめん、冗談、今の冗談」 っていざとなったらビビちゃって手を引っ込める情けない俺 再び電車に揺られる俺と理佐ちゃん さっきは思いもよらない理佐ちゃんの反応にビビっちゃったけど・・・ 横に座る理佐ちゃんの胸を見てたらムラムラしてきちゃう俺 疲れたり死に近づくと本能でムラムラするって言うけど本当だなって感心する俺 「ねぇまだどっか痛い?」 様子のおかしい俺を心配して聞いてくれる理佐ちゃん 理佐ちゃんの可愛い顔が近すぎてドキドキしちゃいそうだから好き 理佐ちゃんの可愛い顔が近すぎてドキドキな俺 痴漢のおっさんにボコられたせいでそのドキドキがまたもムラムラに変わっちゃう疲れマラな俺 「やっぱり触らしてもらえば良かったかなぁ」 って無意識に呟きが漏れちゃう俺に 「後悔してんじゃねーよ」 なんてドス効かせながら俺の手を自分の胸に持っていく男前な理佐ちゃん 突然の理佐ちゃんのオッパイに緊張で手が震えちゃう俺に 「もんでんじゃねーよ」 って手の震えを勘違いして再びドス効かす理佐ちゃんだけど 「今日の俺君は弱かったけどカッコ良かったよ」 なんて言ってくれそうだから好き >>441 タイトル見ただけでも爆笑してしまったww やはり妄想の真髄ですなw >>442 そろそろ文字制限がキツいみたいなので 長編書く人たちには新スレに投稿していただいた方が良いのかなと思いまして それに伴って新スレの保守用に書いてた『欅学園の理佐ちゃん』とこっちのスレの『パラレル編』を統合しようかなと思いまして 結果、こんなアホなサブタイになってしまいましたw 作家の皆さん日々投稿御苦労様ですm(__)m このスレを立てた>>1です >>443 にも書いたんですが そろそろ文字制限に邪魔されて思うような作品に仕上がらない人たちも居ると思うんで 長い作品は東京都さんが立ててくれた新スレの方に投稿していただいた方が良いと思うんですけど・・・ その際、分割出来たり短編や中編を書ける方は引き続きこちらのスレに投稿して埋め立てに協力していただきたいのですが 皆さんのご意見どうでしょうか? >>441 こういうシンプルなエロが一番好きです でもこの物語なんか既視感があるような、ないような… >>444 埋め立てマスターチワンさんの出番ですねw 俺もできるだけ協力しまーす >>445 欅学園のスレに書き始めた時の設定が『隣の席の理佐ちゃん』とモロ被りなんで油断してるとどんどん寄ってちゃうんですよね(汗) あと好きなシチュエーションはマイナーチェンジして何回でも書きたいんで既視感からは逃れられませんねw これからも理佐ちゃんに金玉蹴られる俺君を書き続けますw >>445 チワンさんの埋め立て力は半端ないですからねw 協力感謝しますm(__)m 「ねぇ大丈夫?」 棚卸ししてた理佐ちゃんが心配そうに声をかけてくれる コンビニでバイト始めたばかりの俺 慣れない作業にモタモタしてレジが混雑しそうになってるからだ 「大丈夫じゃないです」 ってあっさり泣き入れる俺を隣のレジ開いて助けてくれる理佐ちゃん そんな可愛いのに面倒見のいいバイトの先輩理佐ちゃん あっさり俺を恋に落としちゃいそうだから好き 「俺君私と同い年なんだ」 休憩時間に俺が高2だって聞いて驚く理佐ちゃん 「なんだか頼りないから年下かと思ってた」 なんて笑う顔がめっちゃ優しくて溶けちゃう俺 「まだバイトに慣れてないから頼りなく見えるだけですよ」って言い返す俺に 「同い年なんだから敬語禁止だよ」 なんて気さくに言ってくれそうだから好き 「同い年なんだから敬語禁止だよ」 なんて可愛いこと言ってくれる理佐ちゃんにますます募る恋心な俺 「理佐と出会えた奇跡がこの胸に溢れてる♪きっと今は上手にレジも打てるはず♪」 なんてスピッツの歌を替え歌にして掃除しちゃうぐらい浮かれる俺 「ねぇ、その歌私のこと?」笑いながら聞いてくる理佐ちゃん ヤバい、浮かれ過ぎて理佐ちゃんが居るの忘れてた俺に 「替え歌作ってもらったの初めてなんだけどサ・・・恥ずかしいけど嬉しいね」 なんて言ってくれそうだから好き 「恥ずかしいけど嬉しいね」 なんて言ってくれる理佐ちゃんが眩しすぎたせいだろうか? 「違います」って慌てて否定しちゃう俺 「でも・・・理佐って聞こえたんだけど」 って恥ずかしそうに呟く理佐ちゃん 照れちゃって何も言えない俺 そんな俺を残して走り去る理佐ちゃん 後ろ姿が青春のもどかしさを感じさせるから好き 「さっきごめんね」 俺を置いて走り去ってしまったことを謝る理佐ちゃん 「俺君が急に黙っちゃうから恥ずかしくなっちゃって」 って照れ笑いする理佐ちゃん 「私・・・人見知り激しいから人付き合い苦手なんだ」 そのわりに接客とかちゃんとこなしてるし俺にも親しくしてくれてるような・・・ 「それは仕事だからだよ」 って呟く理佐ちゃんが切なすぎて好き 「仕事だからだよ」って理佐ちゃんの呟き 仕事だから俺とも親しくしてくれてんのかよ理佐ちゃん・・・ 切なく落ち込む俺に 「不思議だなぁ・・・なんで俺君には人見知り出ないんだろ」 なんてひとり言みたいに呟いてくれそうだから好き 「人見知り激しいから・・・」 出会った時から神の最高傑作だと思ってた理佐ちゃん そんな理佐ちゃんが初めて見せた弱い姿にますます募る恋心な俺 思いが報われなくてもいい 生涯理佐ちゃんの影となって理佐ちゃんを守りたい でも現状はドジばっかりして理佐ちゃんの足を引っ張るだけの俺 「ごめんね、足引っ張るばっかのダメな俺で」 理佐ちゃんに思いを伝えるどころか今日も謝る俺 「謝ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃんだけど 「俺君の面倒見るの楽しいんだよね」 なんて俺がひっくり返したバケツの水を一緒に拭いてくれそうだから好き 神様ってのはイタズラが好きなもんで・・・ 確かに理佐ちゃんを生涯守りたいとは誓っている俺だけど さっそく変な客に難癖つけられて困ってる理佐ちゃんに遭遇 守りたいって気持ちはあるけど・・・ 具体的な事案は苦手な俺 理佐ちゃんの側に店長が居るので店長に任せる情けない俺 そんな俺なのに理佐ちゃんはすがるように見てくれるから好き >>56 >>76-77 の続き ---- 私は桜沢弘一。 娘の名前は、桜沢姫乃……。 高校3年生で受験生……だった。 “だった”というのは、姫乃はもういないからだ。 娘は、交通事故にあって昏睡状態が続いていたが、目覚める事は無く亡くなってしまった。 交通事故……歩道を歩いていた娘に、スマートフォンを見ながら運転していた車が突っ込んだのだ。 私は事故の事を聞いた時に、娘がどうしてそこにいたのかわからなかった。 “そこ”というのは、当然だが歩道の事ではなく地理的な場所の事だ。 私は事故直後、妻から事情を聞いた。 娘はアイドルグループのイベントに向かっていたと聞いた。 受験生の娘がどうしてアイドルグループのイベントに行ったのかがわからなかった。 時間を惜しんで勉強に励んでいたはずだ。 さらに、妻から聞いた。娘はかなり前からそのアイドルグループに夢中になっていたようだ。 妻は黙認していたらしい。 私は、自分の娘の状況をわかっていなかった事を知った。 …………………… そして、現在……。 私は、娘の遺した品を見てみた。 まず、CD……鳥居坂46……これが娘がファンだったアイドルグループなのだろう。 何枚かのCDが、きちんとそろえて置いてある。 「二人の季節」というCDは机の前にも立てかけてある。気に入っていたのだろうか? 私は、引き出しに入っていたあるノートに気がついた。 勉強のノートに混ざってひとつだけあった、カラフルでかわいらしいデザインのノート。 表紙に「ねるノート」と書いてある。 ……寝るノート? 私がそのノートを開くと、色々な事が細かく記されていた。 その“ねる”が鳥居坂46の“長浜ねる”という女の子の名前だというのはすぐにわかった。 次のページ以降、長浜ねるという女の子のプロフィールがいろいろと書かれていた。 生年月日や出身地はもちろん、好きな音楽のジャンル、好きな食べ物、好きな洋服のブランド……。 テレビやラジオで話した内容……。 いくつか、ぐちゃぐちゃと線で消されているものもある。 目を凝らして、それらを見ると「…………高校を卒業」「偏差値は……」と書いているようだ。 すがるように見てくれる理佐ちゃんはとりあえず置いといて掃除に集中する俺 掃除に集中し過ぎて理佐ちゃんが変な客に難癖つけられてるの気づきませんでしたってポーズ決める俺だ そんな俺に「見捨ててんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん 「ねぇ好きな娘が絡まれてたら勇気出して助けようよ」 って俺の気持ちに気づいてた理佐ちゃん 「私だって好きな人に助けてもらえたら嬉しいんだけど・・・」 なんて言ってくれそうだから好き ページをめくっていくと、微妙な画力で女の子のイラストが描いてあり「ひじがこう曲がる」とも書かれている。 また、あるページに『注意!』と書いてあった。 「握手する時には笑顔!」「ちゃんと目を見る!」「緊張しても手が震えないようにする!」 アイドルに会えるイベントの心得を自分なりに書いたようだ……。 あるページに切り抜きがはさんであった。 髪の長いちょっとたれ目気味の女の子の写真が掲載されたインタビュー記事だった。 この子が長浜ねる……。 あるページには『極秘!』と書いてあった。 そのあと数ページに渡って、短い物語が書かれていた。 全てに娘……姫乃と長浜ねるが登場するものだった。 娘の空想の物語だ……。 私をより悲しい気持ちにさせたのは、ノートに文字が書かれた最後のページだった。 「明日、ねると話す事!」 いろいろな事が書いてある。 多分、長浜ねるに言う事の案でも用意したのだろう。 ・これは長すぎ! 時間が足りない! ・これは話せそう! ……やったー! ・これは平凡! ダメ! ・これはいけるかな? 色の着いたペンで自己チェックしてある。 文字から娘の心が伝わってくる。 そうか……本当に……楽しみにしていたんだな……。 私は、どうして娘が女性アイドルグループのファンになったのかといった事や、どうして長浜ねるという子にここまで夢中になったのか考える事はやめた。 ただ、こんなにも楽しみにしていたのなら……イベント会場まで行かせてあげたかった……。 ノートにひとつ涙が落ちた。 私は、インタビュー記事の一枚の写真でしか知らない長浜さんに語りかけた。 「娘は、本当にあなたの事が好きでした……」と。 『-Notebook- ねるひめの』(完) ---- 注・>>50 も同様ですが、この物語世界における握手会は現実のものより長い時間話せる設定です。数秒だとストーリーにならないため。 >>465 割り込み失礼しました。 こういう時(連続投稿が続いている様子がある時)、何時間か待つべきなんでしょうか? それとも、深夜早朝に投稿するとか……。 >>468 基本的に2ちゃんだから自由でいいと思うんですけど 俺は連投してる人が居たら様子見て時間ずらしますねw 読んでくれる人も煩わしいだろうし割り込まれた人もいい気はしないだろうからねw バッティングしたの気づいてて投稿続けちゃったら俺的にはマナー違反かなw 「好きな人に助けてもらえたら嬉しいんだけど」 なんて言われて今度変な奴が来たら理佐ちゃんを守るために闘う決意した俺 「本当に守ってくれるの?」 なんて喜びと疑惑の入り雑じった眼で俺を見つめる理佐ちゃん 「好きな娘を守れる男になりたいから頑張る」って男気な俺 「ありがとう、嬉しいけど無理しないでよ、俺君見るからに弱そうだから」 ってマジに心配してくれそうだから好き 「俺君見るからに弱そうだから」 理佐ちゃんのそんな心配が適中してしまったのか!? 今日も変な客が理佐ちゃんに絡む夕方のコンビニ 弱そうな奴であってくれ!って祈りながらレジの方を見る俺 うわっ、昨日の奴よりイカツイ(泣) 今日も店長が側に居るのにすがるような視線を俺に送る理佐ちゃん そして今日も棚卸しに逃避する俺 こんなんで理佐ちゃん守れんのか俺 理佐ちゃんの無理すんなって言葉に甘えて 今日も理佐ちゃんを守る役目を店長に譲って棚卸しに集中する俺 「棚卸しに逃避してんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん 「無理しないでって言ったの私だけど・・・ちょっとは頑張って欲しかったなぁ」 って残念そうな理佐ちゃん 「情け無い奴でごめんなさい」って謝る俺 「本当に俺君情け無くて心配だから、私がずっとそばに居てあげないとダメだね」 なんて言ってくれそうだから好き >>473 重ね重ね、割り込みおよびマナー違反失礼しました。 さて、たくさんの自作品と思い出が詰まったこのスレッドですが、埋め立て段階と共に、ねるシリーズどんどん完結させていきます。 蛇足のものもありますが作者特権です。 今度は自分が連続投稿を初めますのでよろしくお願いいたします。 >>13 の続き ---- そして、夜が明けた……。 ……全八話にて完結済也! ---- 『にじねる』其の後(完結) >>39 の続き ---- 僕は、ねるが入院している病院にお見舞いに来ていた。 複数能力所持者のマイナス面が彼女を蝕んでいた。容体はかなり悪いようだ……。 「ねる……」 僕はベッドの上のねるに波長でなく、声で語りかけた。 「てく……」 彼女の声は弱々しかった。 「もう……ゲームはおしまい……」 彼女の波長が聞こえた。 (てく……ありがとう……) ねるは微かな笑みと共に、静かに目を閉じた……。 『てくねる』After(完結) >>77 の続き ---- >>457 『-Notebook- ねるひめの』にて完結 『ねるねる』After(完結) >>122 の続き ---- 夜の道路の傍らで女生徒が泣いていた……。 鈴本美由紀という生徒……。 彼女の顔は救急車とパトカーの赤色灯に照らされていた。 「友達だったんです……」 「わかりません……どうしてあんな事に……」 「歩道橋から……て……が……もう……」 彼女の声は喧騒にかき消された。 『りかねる』After(完結)※セリフ内容変更 >>153 ---- 「これ、原作漫画と違うんですけど……」 ドラマ最終回の台本を受け取った私は言った。 「土田広海……つまり、長崎ねるは平手友也と結婚して終わるはずじゃ……」 「ああ、視聴率の関係で2話減ったので友也との恋愛エピソードを切るしかなかったんです。で、今度は土田広海がアイドルとしてデビューするというラストに変わりました」 ……うええ! 原作漫画のファンだった私はすごく残念……ってか、それ何!? 『るねねる』After(完結) >>207 の続き ---- 私たちは四人そろって空を見上げた。 理科が大きな声で言った。 「そうだ! 今度、みんなで箱根に行こうよ!」 「旅行……か……」 梨奈がつぶやいた。まんざらでもなさそうだ。 「長崎さん……ねる! 行きましょう!」 私は、ねるを指さした。 ねるはにっこり微笑んだ。 『りなねる』After(完結) to >>361 -parallel world- >>266 の続き ---- 迷っていた「No.2」が壁に向かって何かを答えた。 <--- G A M E O V E R ---> 空間が歪んだ……。 …………………… 『初期化』 私が目覚めた時、目の前にある半透明の壁のようなものに私の顔が映っていた。 私は眠っていたらしい……。 私の名前は、上村莉菜………… 『GATE』After(Loop) >>481 多世界過ぎて、わけわからなくなってきましたw 「おい、何かやれ」 王冠被りし孤高の美女が、愛想なしに命令を下し、どうしようかと戸惑った。 心情見えぬその表情は、白粉さえも動かない。 真面目に振る舞う道化師は、彼女の手をとりキスをした。 「失礼します、女王陛下」 マントに隠れし小さな胸に、道化師の耳がくっついた。 明らかなる心拍は、鼓膜を震わして、道化師の鼓動も同調した。 僅かに舞い散る白粉が、道化師の鼻先に降りかかり、 見えぬ真上の口紅が少し緩んだことを知らせてくれた。 「緊張しておられるのですか」 挑発気味の問いかけを残し、道化師は彼女の体から離れた。 「あっ、ちょっと待って」 ようやく開いた彼女の口に、道化師は指を添えた。 「お望みとあらば、いつでもお相手しますよ」 鼻を鳴らした道化師のウインクが、彼女の頬を赤く染めた。 控え室にて、道化師は胸に巻いたさらしを解いた。 「冷酷にふるまうのも、ためを思えばこそなのです」 自分に似つかわし性格をしたかつての親友に呟いた。 >>300 の続き ---- 花火大会の帰り道……。 「ねぇ……平手君……」 神村が立ち止まった。 「来週末……海に行きませんか!」 神村は僕を指さした。 「二人で?」 と僕が聞くと 「うん……」 神村は小さな声で言った。 「もちろん……行くよ!」 僕は笑いながら神村を指さして言った。 『-FLOWER- てくりな』(完結) >>485 どのスレっすか? マジでわかんないですw >>374 の続き ---- 「えっ!」 「えっ!」 「えーっ!」 私たち三人は驚きの声をあげた。 ラテが柄にもなくもじもじしている……。 「好きな人ができた!?」 ラテに向かって三人同時に言った。 「うん……」 「実は……あの人と、東京でまた会った」 あの人? 「平手……平手友也……」 「えーっ!」 私たち三人は一斉に驚きの声をあげた。 『-SKY- りなりなりなねる』(完結) >>423 の続き ---- インターネットサイトに投稿するのをやめた私は新しい物語を書き始めた。 もちろん、オリジナルキャラクターによるオリジナルストーリーだ。 これを、出版社に持ち込んでみるつもりだ。どうなるかはさっぱりわからないけど。 ある日、夫がテレビのほうを向いたまま言った。 「なぁ……今度、お前の書いた話を読ませてくれないか?」 『ひめの』(完結) >>489 完全にシンクロですw 関係者の方には、是非目に留めてもらいたいスレです >>336 そんな言い方されると照れちゃう 俺のは、修辞は拙い、構成は甘い、そして何よりメンバーの魅力を伝えることが出来ない駄文ですよ 質問にお答えすると、文体は新感覚派っぽくしようとしてます それから全ての情景描写に象徴的意味を含ませて必然性を与えているつもりです こういう妄想は、全くのマスターベーションであって本来は他人様に見せるべきでないとは思うんですけど、そこには名状しがたい衝動との葛藤があるんですよね >>491 完結乙です。思わずリアルタイムで追って読んでしまう作品も多かったです。 次スレでもぜひ読みたいなあ >>493 新感覚派でしたか…確かに文体的には横光に似ている気がします まあ実を言うと、新感覚派は川端しか読んだことないんですけどねw 私も無性に文章を書きたくなるときがありますし、 その自己満足な文章を受け入れてくれるこのスレの皆さんはとても優しいです >>489 さっそく大阪府さんが妄想書きに行っててワロタwww 大阪府さんも>>483 >>484の続編あっちのスレに書き続けて妄想書き散らし生活に突入ですねw >>491 乙ですm(__)m >>494 次スレッドにテスト投稿してみます。いくつかレスを使ってしまうかもしれませんがご容赦願います。 二人主人公、他のかたが読んでストーリーを追えるかどうかが不明。 <問題点> ・長さ。一番長い『てくねる』がエディターで1200行、次に長い『GATE』が820行。これに並ぶか超えるときびしい。 ・欅成分不足。『ひめの』で自分の首を絞める文(意見) >>421 を書いたのでそこはなんとかしたいです。 「はんぶんこ」 放課後の屋上が好きだ。 ここに来ればどんな、嫌なことも忘れられる。 錆びた手すりに腕を乗せ、遠く、赤くなり始めた空を眺めていた。 (つづく) 「元気だしなよ!」 ハスキーな声。誰かが僕の肩をたたいた。 振り向くと幼なじみの由依ちゃんが笑っていた。 「どうせ、俺なんて誰にも相手されないんだ」 ふて腐れたように前を向きなおそうとすると、由依ちゃんが 僕の横にそっと近づいた (つづく) 「そんなことないよ。○○をふるなんて、ほんとバカだよ」 茶色い長い髪が風に揺れている。その声には少しだけ怒りが滲んでいた。 「由依ちゃん……」 気づけば、涙が流れていた。 グラウンドでノックを受ける野球部たちの威勢のいい声が、黙りこんだ 二人の間に聞こえてくる。 (つづく) 「ほら!元気出して!さっき買ったんだ!○○が好きなやつだよ」 由依ちゃんはわざとらしく明るい声で言うと、 左手に持っていた袋から、紙に包まれた大判焼きを一つ取りだした。 「はい!はんぶんこ!」 大判焼きを半分にすると、僕に差しだした。 「あっ……。ありがとう」 「悲しい気持ちも、はんぶんこ」 由依ちゃんは照れくさそうに俯きながらそう言って 僕の左腕をそっと掴んだ。 大判焼きは冷めてしまっていたけど、由依ちゃんの手はあたたかった。 (おわり) >>502 ぽん民さん乙ですm(__)m 相変わらずゆいぽん愛溢れる作品ですね ゆいぽんと幼なじみ設定の相性バツグンなんですよねぇ 真夏の青空と彼方に浮かぶ入道雲。 しかし吹いてくる風はすごく爽やかだ。 夏フェスのステージを終え、興奮冷めやらぬ様子のメンバー達の輪を抜け出し、1人で会場裏まで出てきてみた。 バックステージパスを付けた人たちが三々五々立ち話をしている間を通り抜け、海に面した柵のところまで来ると、そこには大きく広がる海と水平線。 思わず深呼吸してみた。 少しの間、海を眺めていると、不意に隣に人の気配がした。 そっとそちらを見てみると、Tシャツにホットパンツのショートカットの女性が同じように手すりにもたれて海のほうを眺めている。 間違いない。見たことある。出番前だよね?確か… 海風に吹かれる横顔は近くで見てもさすがの美人さんだけど それよりも気になったのは手に持っていた物… パン?かなぁ…? そんなこと考えながらちょっとガン見してたら、気付かれちゃった(汗 の「あ!あ…本物だよね!?」 指さされた(笑) 本物て(笑) …と思いながら会釈をした。 の「いや〜嬉しいな〜さっき欅坂さんの楽屋に挨拶に行ったら会えなかったから…」 て「あ?来ていただいてたんですか?すいません…」 の「やっぱ忙しいんやね〜って皆で話してたの」 て「いいえ…ちょっと、気分転換に…」 の「そうだったんだ(笑)。じゃあ私も出てきて良かった。後であ〜ちゃんとゆかちゃんに自慢しようっと」 て「私もメンバーに自慢します(笑)」 ネット情報では人見知りな方だってさんざんあちこちに書かれていたのを見ていたので、気さくに話しかけてもらえたのが嬉しい誤算だった。 の「平手さんってまだ高校生ぐらいなんだって?」 て「1年生です。この前16歳になりました」 の「ええぇ?じゃあ私達がまだ3色の衣装着て地元のお祭りの片隅で歌ってたころの歳じゃん。私…こんなにしっかりしてなかったなぁ…」 て「いえいえ、しっかりなんかしてないです。本当に」 の「それにもう一回り以上も歳が離れてるのか…ああ…私たちも歳とったなあ…」 その深刻そうな科白とは裏腹に、手に持ったパンを食べ始めたのを見て、思わず声をかけてしまった。 て「あの…それは…」 の「あ、これ?食べる?」 て「い、いえ、そういう訳じゃないですけど、何か気になっちゃって」 の「ああ…確かに何か不思議かもね(笑)でもね、これが私の原点でもあるんだ」 て「原点…ですか?」 私は彼女が手に持ったパンの袋を見つめた。 の「アクターズスクールに通ってたときに毎日のように食べてたんだ。育ち盛りだったし、歌とダンスの練習でお腹ペコペコになっちゃうから」 >>506 まさか・・・まさかこれは・・・ 奇跡のショートヘア美女と美少女の夢の共演!? の「おかげでこのチョコスナックパン=私、みたいなトレンドマークになっちゃって(笑)」 て「思い出も詰まってるんですね」 の「だからこれを食べると初心に帰れる気がしてね。気合いも入るの」 そう言いながらまた一口食べた。 の「あ、でもその頃って平手さんはまだ生まれてなかったんだよね?うわぁ〜きっついなあ…」 そう言いながら1本完食した。 て「ライブ前はいつも食べられるんですか?」 の「いや…ていうか、私たちにとって夏フェスって特別なの。私たちの普段のライブ映像って見てくれたことある?」 て「はい。レーザー光線とか舞台装置もすごくて、その中でパフォーマンスされてる姿もとても格好よくて…」 の「そうなの。そういう舞台演出をスタッフさんたちが一生懸命いろいろ考えてくれてるんだ」 の「だから私たちは何もしてないようなもんで」 て「そんなことないと思います…」 の「でも、こういうフェスだとそういった演出はほぼ無しで3人のパフォーマンスだけで勝負しないといけない。しかもお客さんは私たちのファンじゃない方が圧倒的に多い。 これって、TVに出させて貰えるようになる前の私たちの状況とすごく似てるの」 の「だからすごく初心に帰れるし、私たちがこれからもやっていけるか試せる貴重な場所なの」 て「だから…気合い入れに…」 の「そう。初心に戻ってステージに上がるために」 そう言って微笑んだ彼女の目は、先ほどとは比べものにならないように真っ直ぐ輝いて見えた。 私は思い切って訊いてみることにした。 こんなチャンス、めったに無いし。 て「あの…私たちのステージ、見ていただいたことは…?」 の「うん。もちろん。さっきのも見てた」 て「ありがとうございます。それで、何か感想とかいただけたら嬉しいなって…」 の「うん。全員で曲の世界に入り込んで堂々としたパフォーマンスだった。2年目でこれは本当にすごいって、感動したよ」 て「ありがとうございます。励みになります」 こう答えながら実は少し失望している自分がいた。 悪く言えば社交辞令みたいな… やっぱり大人の世界だししょうがないのかな…と。 すると、私の顔を見ていた彼女が口を開いた。 の「あの…パフォーマンスの時に平手さんは一番何を考えてる?」 不意な言葉に少し動揺しながら、私はこう答えた。 て「歌に込められたメッセージや意味を、どう表現して、聴き手のみなさんに伝えられるかです」 彼女はそれを聞きながら深く何回も頷いた。 の「うんうん。それがあのパワーの源なんだね。私たちなんかは、曲作ってる人に歌の意味訊いても『歌詞に意味なんて無い』の一点張りだからさ、伝えようがないの(笑)」 そう言ってちょっと笑ったあと、彼女は私を見つめ、更にこう訊いた。 の「パフォーマンスしてる時って、楽しい?」 私は絶句した… 確かに私はパフォーマンスの精度を高め、歌の世界を伝え、センターとして他のメンバーに迷惑にならないように、 笑顔も封じ込めて一心不乱にやってきた。 楽しいかどうかより、プレッシャーに負けないこと、自分の弱さに打ち勝つこと。 それだけを… 急にうつむいてしまった私に彼女が声をかけてくれた。 の「あ、違うの違うの。そういうんじゃなくて(汗)。でもね、私たち…いや、ひょっとしたら私だけかもしれないんだけど、いつも大切にしていることがあるの」 て「…何ですか?」 の「感謝」 て「感謝…」 の「こうして今日も3人でパフォーマンスすることができる。そのことが本当に有り難いって」 の「こうしてステージに立てることは当たり前じゃない。ファンの方や周りの方の力があってのこと。広島で活動してたころからこれだけは絶対に忘れないって決めてるの。 それを再確認するためにも私は今日もこれを食べる(笑)」 そう言って彼女はパンの袋を振ってみせた。 の「そう感謝しながらステージに上がるとね、緊張もあるけどものすごく幸せな気持ちになるの。それは周りの人たちにも伝わってるはず」 て「はい」 の「ある意味一番大切にしてるのはそれかも知れない。その気持ちが無くなってきたときが、私たちの終わり」 て「そんな…」 思いがけない言葉にドキっとした。 の「平手さんはさ、欅坂のメンバー達のこと、好き?」 て「はい。大好きです」 自分でも驚くぐらい素直にその言葉が出た。 の「良かった」 彼女はにっこり笑うと、パンの袋を差し出した。 の「ひとつだけ贅沢を言わせて貰えるならさ、ステージ上での幸せな平手さんも見たいな。なんてね」 の「平手さんが幸せだとさ、メンバーのみんなもファンの人たちもきっと幸せにできると思う」 て「はい。頑張ります」 の「よし。一丁頑張ってくるか。いやっほぉ〜い!」 彼女はそういうと凛とした足取りで楽屋へと帰っていった。 私は手元に残されたチョコスナックパンの袋を握りしめた。 いろいろあるけどやっぱり大好きな仲間たち。 みんなと一緒にパフォーマンスできる幸せが染みてきた。 無性にメンバーの顔を見たくなった私は楽屋へ向かって駆け出した。 風はさらに心地よくなっていた。 ―了― お疲れ様でした! 最高です! JPNコンサートの熱さがよみがえりました\(^-^)/ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる