【物語】欅坂46の小説 ★5【エロも可】 [無断転載禁止]©2ch.net
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【物語】欅坂46の小説 ★4【エロも可】
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【物語】欅坂46の小説★3【エロも可】
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【物語】欅坂46の小説★2【エロも可】
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【物語】欅坂46の小説【エロも可】
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彼女、何でもないふりをするから余計怖いんですよね
なんとか、忙しい夏を乗り切ってほしいです
パフュームって、こういう歌もあるんですね
>>344
毎回内容が濃くて尊敬します >>348
ずーみん好きな俺には堪らなく嬉しい物語をありがとうございますm(__)m >>347
>>349
ありがとうございます
今回はパフュームヲタしか知らない曲なので(笑)リンクも貼ってしまいました
念のために申し添えますと、これは曲の単なる一解釈なので、一般にはオカルト現象の歌と捉えられてる向きもあるようです >>351
パフュームと言えばノッチのショーパン姿が大好きです >>352
いいですよね。
ショートヘアにショートパンツの金字塔です。 おやおや…?
何のスレだここはw
って自分のせいですがw >>350
いえいえm(_ _)m
>>352
のっちと言えば、ベルト外れちゃった事件が印象に残ってますねー
>>354
このスレは、倫理学、哲学、文学(変態志向)、音楽(なぜか洋楽も)、など偏った一般教養を学ぶことのできるところです
個人的には、話が脱線するのも好きだなあ >>355
ベルト!?
なにそれ知らない(゜ロ゜) Perfumeスレになっちゃったww
まあ、一応貼っときます
同じ状況になれば、
理佐ちゃん→たぶんのっちと同じ仕草する
てちちゃん→ベルト使って芸術っぽく演出
ゆっかー→照れ笑いで裏へ逃げる
ぺーちゃん→気づかない
あかねん→真顔でベルトぶん投げる
って感じですかね
https://www.youtube.com/watch?v=aIK55TKcutQ のっちさんは日常生活では一番ポンコツですがライブになると逆にパフュームの大黒柱ですからね
さすがの対応ですね
パフュームさんはこうした本番でのちょっとしたトラブルも基本的には楽しんでしまう人たちなので
終了後の楽屋が爆笑だったのが想像に難くないですなw 三者三様とはいえ、のっちの存在はデカイ。センターのときのパフォーマンスは映えますよね。
というか、これぐらいにしておかないとですね笑 【はじめに】
この話は、特に何の事件も起きません。ゆるーい展開と会話をお楽しみください。
『りなねる』のラスト >>207 で友達になった四人のパラレルワールドだと思うと少し楽しいかもしれません。
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『JRでも行けるけど、ここは小田急……当然、ロマンスカーを選びたい。
車内でお弁当を食べたりしたら、新宿を出た時からもう旅行気分!』
ロマンスカー車内で私がスマホで見てるページにそう書いてある。ある人のブログだ。
私たち四人は、今、神奈川県にある観光地・箱根に向かっている。
四人……。
そう、まず四人の名前を紹介しないといけない。なぜなら、ちょっと事情があるから。
まず、私は長崎ねる。大学生。ねるという名前はとても……というより、私以外にいないんじゃないかとまで思えるほど珍しい名前。
そして、他の三人が……。
神村莉菜(かみむらりな)
平手梨奈(ひらてりな)
尾関梨名(おぜきりな)
そう……三人とも“りな”。 “りな”だと音がみんな一緒になってしまうため、区別するために平手がヒラテリナからとった“ラテ”で、尾関は名字のほうで“尾関”と呼び合っている。
莉菜はそのまま莉菜。莉菜は年齢は一番上だけど、前髪ぱっつんの黒髪ロングヘアに童顔が加わって最年少に見える。なんなら、中3と言っても通じるくらい……。
ラテはちょっと無愛想。別に不機嫌なわけではなく、この人はそういう人なので……念のため。
尾関は頭の回転が早く、いろいろな雑学も知っている。でも、時々変わった事をする人。
四人の出会いは大学の演劇サークル。素舞台に自前の服装……ようするに、セットも派手な衣装もないそんなにお金をかけないものだけど、楽しくやっている。
ラテがサークルに入ってきた時に、莉菜は「最高の男役キター」と指さしたとか……。
ラテも女の子女の子した役よりも、かっこいい男子役がやりたかったみたいなのでそのあたりあっさり受け入れた。
さて、この四人の仲間……もともとあった、尾関とラテの「梨(なし)コンビ」に莉菜が加わって「さんりな会」……どっちも尾関の命名……に、さらに私が入れてもらうような形になったので、フォーカードにならなかったスリーカードみたいな状態になった。 この四人で買い物に行ったり女子会をしている。今回は旅行。
中学生や高校生と違って、1歳や2歳の年齢差による上下関係なんてあまりないのでフランクな付き合いをしている。
「私、箱根は初めてだよ」
莉菜が楽しそうに言った。
「千葉県民なのに?」
尾関が言った。
「微妙な距離なの!」
莉菜が尾関を指さした。
尾関は神奈川県民なので箱根方面にはなじみがある。
今日は他の三人に合わせて、逆方向になる新宿まで一度出てきてくれた。
私とラテは上京組。今の住まいは東京だけど箱根は初めて。
私は斜め方向を見た。
ふと、そこに座っているお嬢様的雰囲気を持つ女性が気になった。
他の乗客は、スマホでゲームしたり何かのサイトを見たりメールしたりしている。まあ、要するに旅の途中でもスマホだ。
しかし、その若い女性はカバーを外した文庫本を読んでいる。
服装も持ち物も嫌味にならない程度に高級。
長い黒髪……。
映画のワンシーンみたいな絵になる風景だけど、私は急にそれ以上見たくない気持ちになって視線を外した。
どうか、履いているパンツがダサくあってほしいとまで思った。
意地悪な私……。
前世で何かあったのかな……? ……オカルトか! と、私は自分にツッコんだ。
ロマンスカーは小田原駅を過ぎ、箱根湯本駅に到着した。
お嬢様風の女性は別方向に歩いていった。
「強羅(ごうら)・早雲山(そううんざん)方面の箱根登山電車に乗る前に、一度駅を出て箱根湯本を見てみようよ」
尾関が言った。
箱根湯本駅を出ると夏の日差しが照りつけていた。
「暑いね……」
莉菜が自分の顔を手で扇ぎながら言った
「髪束ねればいいのに……」
私が言うと、莉菜はポーチからヘアゴムを取り出した。
「この髪型、私のトレードマークなんだけどなぁ……」
ちょっと渋りながら、莉菜は髪をヘアゴムで束ねた。
駅前は、“箱根温泉まんじゅう”や“かまぼこ”といったお店が目に入る。
「おまんじゅうとかまぼこ多いね」
私が三人に言った。
せっかくなので、女子受けしそうな、きれいでかわいらしい内装のお店でおまんじゅうを買ってみた。
ラテ以外の三人が買ったのは「箱根のお月さま。」というかわいい名前のおまんじゅう。ひとつ100円。
「……うん。まんじゅうだね」と莉菜。
「……だね」と尾関。
感想はそれだけか……。
私も思った事があったけど……言わない。 ラテが買ったのは黒胡麻あんで皮も黒い「ご黒うさん」ひとつ105円。
黒胡椒あんの味はいかがかな?
「名前がダジャレだ……」とラテ。
味の感想ではないのか……。
日帰り温泉もたくさんあるけどそれはあとにして強羅行きの箱根登山電車に乗った。
「ああ……発車待ちの間に説明したいんだけど……」
尾関が何が言いたそうだ。
「この箱根登山電車は何度かスイッチバックするよ」
「スイッチバック?」
私が聞くと、尾関がすぐに答えた。
「ようするに、傾斜が急すぎていっぺんに登れないから、斜面を横に行ったり来たりしながら登るの」
「まあ、社内アナウンスのガイドもあるからそれも聞いてみてよ」
尾関が両手をひらひらさせながら言った。
発車してすぐ、車窓には鮮やかな緑が広がった。
木々の葉がきらきらと太陽の光に照らされている。
登山電車の乗客には外国人観光客も多い。自国の言葉に混じって「ハコネ」「シンカンセン」という単語が連呼されている。
「あれはスペイン語だね」
と尾関が言った。
「今、オコノミヤキって言った……」
ラテがつぶやいた。 登山電車はゆっくり40分かけて箱根湯本駅から強羅駅まで登りながら走る。
「空が青くて雲が白いね」
と莉菜が言った。
「それはどこも同じ」
と、すかさずツッコミを入れるラテ。
「あーっ……きっと、景色に感動して何か表現がしたかったんだよ」
と尾関がフォローしようとした……。
「それです」
莉菜は尾関を指さした。
登山電車は時々止まって、3回スイッチバックをした。
運転手さんが両側の運転席を行ったり来たりしている。
「なんだか面白いね。スイッチバック」
莉菜は気に入ったようだ。
「それです」
尾関は莉菜を指さした。
登山電車は終点の強羅駅に到着した。
ひとつ手前の駅の彫刻の森駅の名前が気になったけど、今回は下りなかった。
「ここからさらにケーブルカーで上に行きます」
尾関が説明した。
私たちは箱根登山ケーブルカーに乗り込んだ。
「初めから斜めになってる……」
莉菜が車内を見て言った。
見ると、床も階段状になっている。
「斜めすぎて、私、外見てるだけで酔いそうだよ……」
莉菜が首を傾けながら言った。 確かに途中停車駅のホームも急勾配で斜め……。
錯覚で私もクラクラしそうだ……。
ケーブルカーは終点の早雲山駅に到着した。
「ここでさらにさらに箱根ロープウェイに乗り換えですよ」
尾関が嬉しそうに言った。
さらにさらに。
箱根ロープウェイ東側、早雲山駅。
「おしぼりくれたけど何?」
莉菜が不思議そうに言った。
「ああ、それは火山ガス対策に鼻や口にあてるもの……」
尾関が説明した。
「袋にそう書いてある」
すかさずラテが言った。
私たちはゴンドラに乗り込んだ。
「あまり待たずに済んだね」
尾関が安心したように言った。
予想よりも広くて人数も乗れる。
「すごくゆっくり動くね……」
莉菜がなぜか天井を見上げながら言った。
ゆっくり動くゴンドラの中はすごく静かだ。ひぐらしの鳴き声が聞こえる。
「すげっすげっ景色! ヒラテ見ろよ!」
男の人の声がした。
ラテが反応して声のほうを見た。
「はい、大声出さない。他の人に迷惑」
別な男の人が答えた。
「トモヤ、冷静すぎ!」
また別な男の人が声をあげた。 ……三人の真ん中にいる男性……他の二人に呼ばれた名前からして、“ヒラテトモヤ”。
「平手だって……」
莉菜がラテの耳元で言った。
「平手姓は愛知県の比率が高いんだよね」
尾関がラテに確認するように言った。
平手の名字の他人が、旅行先でこうして偶然同じ空間にいるなんて……。
「ふーん……」
ラテが平手トモヤをちらちらと見ている。
その時、平手トモヤがラテのほうを振り向き、偶然目が合った。
ラテは斜め下を見て目をそらしてしまった。
「平手梨奈さん、あの人が気になりますか?」
私はちょっとからかい半分で聞いてみた。
「ねる黙れ」
ラテは窓の外に目を向けた。
ゆったりとした空中散歩だったが、急に景色が変わった。
岩だらけの山肌が見えてきたのだ。
下に見える地面からは煙が噴き出し、強い硫黄の臭いがする。
ゴンドラは大涌谷駅に着いた。ここで一度下りるのだ。そのまま乗り継いで下りのロープウェイに乗ってもいいし、噴煙地を見物してもいい。
私たちは噴煙地を見物する事にした。 「みなさん、まずは黒たまごを買って食べましょう!」
尾関が私たちを三人を指さしながら言った。
「たまご!」
莉菜が尾関を指さし返した。
大涌谷の名物「黒たまご」5個入りで500円。
殻が炭のように真っ黒。
温泉の硫化水素と鉄分が結合し、硫化鉄となって黒くなったもの……。
すごい!
私、物知り!
……すみません。袋に説明が書いてあります。
看板に「ひとつ食べると7年寿命が延びる」と書いてある……。
私とラテと莉菜は1個ずつ食べて、残った2個は持ち帰る事にした。2日間もつらしい。
「ん? みんなは分けてるの?」
と、離れたところにいた尾関が戻ってきて言った。
えっ! 尾関、一人で1袋食べたの? ゆで卵5個を?
寿命を35年も延ばした尾関……。
みんなで噴煙地を眺めていると、私はある一人の女性が気になった。
「ねぇ、あれ、土生瑞希(はぶみずき)じゃない?」
私がある女性を指して言った。 土生瑞希は、舞台を中心に活動してる女優。
CMに出たりテレビドラマや映画にガンガン出ているわけじゃないから、誰もが知るというわけではないけど、私たちはわかる。
地味な服装をしてるけど、あのはっきりとした顔立ち、スタイル……間違いない。
「背、高いね……」
尾関がまばたきながら言った。
「ここに小さいのがいるけど」
とラテが言った。
「小柄でかわいいまるで妖精のような莉菜さんがいる……という声が聞こえます」
莉菜が目を閉じて言った。
どうして、女優がひとり……山の上でゆで卵を食べているのだろう?
まあ、そんな事は余計なお世話なんだけど……。
土生瑞希も一人で5個食べるのだろうか……?
私たちは下りのゴンドラに乗って山の反対側に行った。
同じロープウェイでも、乗ってすぐ着いて拍子抜けという事があるけど、この箱根ロープウェイは時間も距離もたっぷり乗ることができた。
「長く乗れたねー景色も楽しめた」
莉菜が嬉しそうに言った。
「営業区間日本一だからね」
尾関が自分の事を自慢するように言った。 箱根ロープウェイ西側、桃源台駅……。
芦ノ湖に着いた。
目の前に青い湖が広がっている。
「ここが第3新東京市でお馴染みの……」
と、尾関が両手を広げて言った。
「ここは東京じゃないだろう」
と、ラテが言った。
「……今のは忘れて……」
尾関が広げた両手をだらりと下げて言った。
ちょっとがっかりしている……。
「ねる……あれだよね? エヴァンゲリオン……」
莉菜が尾関のフォローをするように私にささやいた。
そして、莉菜は言葉を続けた。
「ねるはネルフと関係あるの?」
関係ありません。
私たちは、芦ノ湖を渡る“海賊船”に乗った。
「遊園地の乗り物みたいだ……」
ラテが言った。
まあ、私も同じ事を思った。
甲板で風に吹かれていると、二人の若い女性が甲板の先頭のほうに笑いながら走って行った。
まさか……やるのか……あれを……。
ああ……やった……。
「よね、アホか!」
「みなみもノッたやん」
その関西弁の女性二人は笑いながら戻ってきた。 ちょっと後で外国人カップルもあれをやっていた。……そうか……。
小さい女の子が、テケテケと走って来てコテンと転んだ。
ラテがその子を起こしてあげた。
「おじょうちゃん、いくつ?」
尾関が聞いた。
「さんさーい」
「お名前は?」
今度は莉菜が聞いた。
「にしのななせー」
女の子は莉菜を真っすぐ見ながら答えた。
ななせちゃんの母親と思われる女性が歩いて来た。
「七瀬! ……ああ、すみません……」
「ななせちゃん、いたくなかった?」
私が聞くと、ななせちゃんはうなづいた。
女性は娘の頭をなでながら戻っていった。
船速は速く、対岸の箱根町港には意外なほど早く着いた。
そこで私たちは遅い昼食をとった。
寿命を35年延ばした人はあまり食べなかった……。
そのあと、私たちはバスに乗った。
山道の曲がりくねった道路を走るバスに揺られつつ箱根湯本駅に向かった。 途中、大型温泉アミューズメント施設があったけど、今回は寄らなかった。
「ユネッサンース!」
尾関が乾杯のようなポーズをとった。
「バスのアナウンスではユネッサン前と言ってた」
ラテがまたしても尾関を撃ち落とした。
「ねる……あれだよね?」
と、莉菜がまた私にささやいた。
「ユネッサン……せめて一拍旅行なら……」
尾関が残念そうに言った。
私たちは箱根湯本近辺で日帰り温泉を探し、ある旅館で温泉に入った。
「ああ……とろけるぅ……」
と、温泉に浸った莉菜が言った。
「汗かいたからこれでさっぱりするね」
泳ぐような手つきで尾関。
「冷えた麦茶が飲みたい……たまらなく……」
ラテが言った。
温泉に浸かりながら、私はなぜか黒たまごの事を思い出していた……。
家に帰ったあと、私は今回の旅行の事を日記に記した。
そして、私は最後に付け加えた。
『いつもはクールな女友達が、同じ名字の男性にちょっとドキドキしていた』
心に残る夏の空の色……。そして、友達……。
『-SKY- りなりなりなねる』(おしまい) お読みいただきありがとうございました。
【つぶやき】
・旅行記。起承転結もなく、あまり書かないジャンルなので読んで楽しいかはわかりません(特に関東地方以外のかた)が、女役平手(平手梨奈)/男役平手(平手友也)を同時出しできてそこは満足です。
・西野七瀬ちゃんは本当にいたのでやや唐突ですがストーリーに入っています。居た場所は物語とは別。 <次の長い作品>
・二人の主人公が平行してストーリーを進める(例えば、平手友也が建物の外に居て、長崎ねるが建物の中にいる。時々合流する)というやや複雑な構造になっているので完成に時間がかかりそうです。
・菅井由香がいつもの感じで出ます。洋館の主。蒼(次回は菅井蒼)もいつもの感じで出ます。神村莉菜はお休み。乃木坂から一人出します(誰なのかはもう決まっている)三姉妹の次女役。
・人物名以外、欅成分がほぼ皆無なのでどうしようか考え中。これは今に始まった事ではありませんが……。
携帯電話がまだない(あると都合が悪い為)等、時代設定をいじってしまったので、さらに欅坂ネタから遠ざかっています。
・文字数制限が緩和される……要は、次スレッドまで寝かせると思います。
それまでは多分、短編で顔を出します。 <次の短めの作品>
・エロ……かもしれません。かもしれませんというのは……もうできているものの、あまりに酷い(出来がではなく)内容なので公開を躊躇っています。
誰かが傷ついたりDEADという方向ではなく、もっと違った方向で酷い。そのため、登場人物の名前を出さないという処理をしています。登場人物が実質一人なのですぐわかってしまいますが……。
ラストシーンの悲惨さはたぶん自作で一番です(凄まじい勢いで発○するため。突然、パイロキネシスまで出てくる)。手直ししないといけないかも……。
・エロを没にした場合、しれっと爽やか系作品で出てくるかもしれません。 >>374
こういうのもとてもいいと思います
仲良しとはいいながらも4人の距離感と立ち位置がしっかり描かれていて思わずこういう特番もみてみたくなりました。
『〇〇の月』って言うバッタもん増えましたよね〜w
ところで以前お話した人工知能ネル登場のやつは>>319から3レスにわたってコピペしましたので念のため申し添えます >>378
拝読しました。
この作品>>319-321が既出なら、宇宙SF書かなくていいやー。没!(設定構想だけで、まだ何も書いてないくせに……) まじすげえ。
どんだけ時間かけてるの?
スラスラ文が頭に出てくる感じ? >>374
こうゆうの好き
文章が上手い人が本当に羨ましいです 「暑いよう〜」って九十九里浜歩く俺
欅学園の年中行事だかなんだか知らねぇけど馬鹿じゃないのか考えた奴
女の方が圧倒的に多いのに真夏にこんな軍事国家みたいな年中行事考えやがって
文句言いながら歩いてたらクラスの皆に置き去りにされてる俺
これだから女しか居ねぇクラスなんて嫌なんだよ
取り合えず砂浜に俺と理佐ちゃんのでっかい相合い傘書いてみる俺
「相合い傘書いてんじゃねーよ」ってドス効かせながら理佐ちゃん
「戻って来てくれたの?」
って理佐ちゃんにすがり付く俺
「暑いからくっつかないでよ」って俺を制する理佐ちゃん
「はい、これ」
ってカルピス買ってきてくれた理佐ちゃん
「飲んだら行くよ」って立ち上がる理佐ちゃん
「バックレて海で泳ごうよ」って海好きの理佐ちゃんを誘う俺
「みんなちゃんと歩いてるよ」
って海の誘惑に負けない生真面目な理佐ちゃんだから好き 「暑いよう辛いよう帰りたいよう」
って再び九十九里浜歩く俺
「愚痴ってんじゃねーよ」って再びドス効かす理佐ちゃん
「あっ!さっき書いた相合い傘だ」
って俺と理佐ちゃんの名前が入った相合い傘
「理佐ヤバいよ暑さにやられて同じ場所ぐるぐる回ってんのかも?」って焦る俺
「俺君、よく見て」って理佐ちゃん
「うん?名前・・」違う人のだった」って間違いを笑って誤魔化す俺
「ううん、名前は俺君と私の名前だよ」
って理佐ちゃん
「あっ本当だ」
まさか・・・理佐ちゃんの方を見る俺
「俺君のこと迎えに戻ってたら誰も居なかったから・・・つい書いちゃった」
って照れ笑いする理佐ちゃん
「理佐も書いてんじゃねーかw」
腹を抱えて笑う俺に
「もう待っててあげないよ」って拗ねるけど
俺が完走出来るようにちゃんと見守ってくれてそうだから好き 注1・このストーリーはエロティックな要素を含みます。エロと鬱展開が好みでないかたはご注意ください。
注2・展開、結末、諸々を鑑みて、人物名を出しておりません。もう、誰とも関係ないとお考えください。
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私が目を覚ますと、そこは白い空間だった……。
白い壁に囲まれた、箱のような部屋……。
天井も白、床も白、私が着ているドレスも真っ白だった。
その部屋は6メートル四方くらいの広さで、全方向から光が射している。だから、影がない。
それに、その部屋には物が何もない。何一つない白い空間……。
起き上がった私は、壁や床を何か所も叩いてみた。声をあげてみた。
返事どころか叩いた音すらろくにせず、そのやわらかい材質は私の手をゆっくり跳ね返すだけだった。
次の瞬間……。
私は急に苦しくなった……。
全身にミシミシとした痛みが走る……息が苦しい……心臓の鼓動が早くなる……。
倒れそうになった私から、“何か”が、前方にすごい速さで分離した。
……人間だ……。 その人が振り向いた時、私は声をあげた。
私だ……私の顔だ……。私と同じ顔、私と同じドレス……。
私と違うのは、着ているドレスが真っ黒ということと、血の色のようなルージュ……そして、同じく血の色のようなネイル……。
“黒い私”はニヤリと笑った。
私、こんな顔で笑うの?
「ねぇ……」
黒い私が近づいて来た。
「グループ離れて一人でクイズ番組出て楽しかった?」
黒い私が私の頬を撫でながら言った。
「えっ?」
私が答えに困ると、黒い私の右腕が半透明化した。
黒い私がその右腕を私の胸に当てると、腕は私の胸に吸い込まれた。
同時に私の身体に快感の波が広がった。
「うああああああっ!」
私は身体を反って跳ね上がった。
「これがエンゲージ……」
黒い私が右腕を抜きながら言った。
「……エンゲージ……? ……婚約?」
私は不思議に思って今の言葉を繰り返した。
「私とあなたの愛の約束……」
黒い私は私を指さした。 「今のは一部一体化だけど、全身……完全一体化したら、あなたどうなるのかしらね?」
どう……なるんだろう?
「あらためて……私が聞いている事わかる?」
黒い私は腰を曲げて私の顔を下から覗きこみながら言った。
「私が求める答えは『えっ?』でも『いいえ』でもなく『はい』一択だから」
「そんな……」
私が弱々しく声を出すと、黒い私は私の首に左手を当てた。
首は締まらなかった。
左腕が半透明化していて、左手は私の首にめり込んでいた。ぞくぞくするような快感と幸福感が全身に伝わる。
「うううんっ!」
私は身体をよじった。
「また余計な事を言った……」
黒い私は不機嫌そうな顔で言った。
「あなた、もしかしてエンゲージが好きなの?」
「もう一度聞くわ。クイズ番組楽しかった? 答えは『はい』だから」
「……は、はい」
「よくできました……」
黒い私は、半透明化した両腕で私を抱きしめた。腕は私の背中にめり込んだ。 「ぎゃああああ!!!」背骨を貫くような快感が走った。私は左右に転がり回った。
「私が何故、あなたに肉体的な責めをしないかわかる? ……胸を愛撫しても、女の部分に触れてもまるで微弱だからよ……」
「エンゲージで二人の身体を重ねる事で強烈で濃厚な刺激が与えられるし、得られるの」
「私たちはそれが可能」
「私たち……」
「私はあなた。あなたは私……最終的にはまた一体化する運命。その時あなたが正気を保てればいいけど……」
黒い私は恐ろしい事を言った。
しかし、もっと恐ろしい事がある……。
私は早くも黒い私のとりこになりかけていた。もっとエンゲージして欲しい……もっと大きく一体化して欲しい……。
あれによってもたらされる快感……いや、心地よく感じるなんてレベルじゃない。そう……感電・浮遊・爆発といった感覚と言ってもいい。 そこからは、黒い私に従うしかなかった。
「あなたがぐずぐずしているから、質問の形式はやめましょう……」
「どうせ答えは一択。私の言う通りに言いなさい」
「私は自分が頭のいい子だと思っています」
私はその通り繰り返した。
「私は勉強ができない子を見下しています」
少し疑問に思いながらもその通りに言った。
「私は意地悪な女です」
ここで思った。逆らったり違う事を言ったら、もしかして黒い私はエンゲージしてくれるんじゃないかと……。
試してみた。
「私は意地悪な女なんかじゃない!」
「…………」
黒い私は何も言わなかった。
ねぇ……私を罰して……エンゲージして。……早く……お願い……。
「……しらけたわ」
黒い私はため息をつきながら言った。
「魂胆バレバレ。いい? 私はあなたなのよ? お見通し」
「それなら、別なものをあげる」
黒い私は、両手を半透明化すると私のこめかみに突っ込んだ。 「うぷっ!」
強烈な頭痛と吐き気が襲ってきた。全身に刺すような痛みが走る。
「ダークネスペイン……」
黒い私は両手を戻した。
「こういう事もできるの予想つくでしょ? 頭いいんだから」
黒い私は目を閉じて首を左右に振った。
「早くも快楽に溺れて……恥ずかしい子……恥ずかしい私……」
黒い私は、うっとりした目で私を見た。頬は艶やかに輝き、ほんのりピンク色がかってる。
黒い私の口の端から唾液が一筋流れた。
私の顔だ……さっきまでの私の表情だ……。
黒い私は、ゆっくり唇を舐めた。血の色のようなルージュ……。
彼女はゆっくりと私の顔に顔を寄せ……キスを……。
……違った……。
半透明化した彼女の頭部は私の頭部にめりこんで一体化した。
脳と脳のエンゲージ……!
「!!!!!!」
声なんて出るはずもない。
私は身体を棒のようにしたまま真後ろに倒れてそのまま激しく痙攣していた。
痙攣する身体は反ったり床に落ちたりを繰り返した。 ……床に染みが広がった。
それからわわわ、わたしにわたしのごほーびがずーとずぅーっとくりかえされたよ?
いうことおおお、すなおにきくときもちよーくしてくれるよ?
「よくできました……」
「あああああうぅぅ!!!」
「よくできました……」
「あふぅぅうぅうぅ!!!」
「よくできました……」
「あぎゃああああぁぁぁ!!!」
……もう……他の事は何もかもどうでもいい……。
私の心からの気持ち……。
エンゲージが大好き。
エンゲージに溺れたい。
えんげーじしてよぉ!
きもちよくしてよぉ!
強烈で濃厚な刺激が欲しい……。
そして……黒い私を……愛してる……。
あーしてう! だーすき! だーよりも! ……私はハッとして正常な意識を取り戻した……たぶん……一時的に……。
もし、黒い私が全身で一体化してきたら私は確実に壊れてしまう……。
その時、黒い私が言った言葉が頭に浮かんだ。
(二人の身体を重ねる事で強烈で濃厚な刺激が与えられるし、得られるの)
(私たちはそれが可能)
“与えられるし”……得られる……。
私“たち”は……。
水は高いところから低いところへ流れる。
快感は半透明の身体から……透けていない身体のほうへ流れる……。
半透明の身体……そうね……そういう事ね……。
……でも……。
わあし……どしたらでけるかわーらない。
……でも……。
もかして……どーしたらできるかなんてかんがーるひつようなーんじゃない……?
……できると思えばできる。
そういう映画があった。
仮想現実の世界で、重力なんて忘れてビルからビルに飛び移っていた。
あれも単純……できると思ったからできた。 私は目を閉じた。そして、念じた。
……黒い私……愛してる!
あなたの中に入りたい!
全身であなたとひとつになりたい!!!
次の瞬間、私のつま先が半透明化した。
半透明化は下から上に進み、私の全身に広がった。
そして私は、愛しい私の身体に飛び込んだ。
これが……マリッジ……
……二人のマリッジ……
愛しい私の獣のような叫び声が響いた。
「……よ……できま……」
愛しい私は最高に幸福そうな笑みを浮かべると、私の中に吸い込まれていった。
愛しい私の口からこぼれた唾液が床に残った。
私は床に這って、それを愛おしく舐めた。
一人残された私は、床に横たわり自分の胸を触っていた……。
ゴミみたいな感覚だった。
「ねぇ……してよ……」
私は小さくつぶやいた。 愛しい私がいなくなってしまった……。
愛……。
自分に快感を与えてくれる存在を愛する。
しょせん、そんなもの……。
私の目から涙がこぼれた……。
……………………
「……いじょうぶですか!?」
「大丈夫ですか!?」
「ここがどこかわかりますか!?」
男の人の声がする……。
「……どこ……」
私は目を開けた。
ここは……テレビ番組の収録スタジオ?
「急に失神したのでみんな驚きましたよ!」
男の人が慌てた口調で言った。
私は自分の状態を確認した。
私は椅子に座って、背もたれに寄りかかり、頭を右に倒していた。
この椅子は……クイズの解答席だ……。
「……私、どのくらいの時間、こうでした……?」
私は聞いてみた。
「ええと……3分くらいですか……救急車を呼ぼうかと言ってたところです」
3分……。 激しい頭痛がした……。
私が周囲を見回すと、派手すぎる壁にバカみたいな電飾が点滅していた。
……なんていまいましい。
……ゴミみたい……。
まわりはゴミばかりだ……。
ああ……気持ちよくなりたい……。
あたまのなかがむずむずするよ?
愛しい……
愛しい私を……
愛しい私を返して!
永久にエンゲージするの!
与えて与えられて……。
二人でいつまでも気持ちいいの!
バカ電飾がまたピカピカした。
イラつく……。
バカなゴミ人間たちが私の前を歩いている。
お前らムカつくんだよ……ゴミ!
私は髪の毛をかきむしった。
こんな毒々しいセット、無くなってしまえばいい!!!
燃えてしまえ!
燃えちゃえ!
ゴミは燃えろ!
−−− 燃えろ! −−−
次の瞬間、スタジオに炎の柱があがった。
スタジオは大混乱になった。 バーカ……でけるとおもえばでけるんだぉ!
もえーろっ!
複数の炎の柱があがった。
私の背骨を電撃のような快感が貫いた。
ぎもぢいいいい!!!
炎の勢いが増した。
がぁああああああああああ!!!
私は椅子から跳び上がり痙攣した。
ぎぼちいいのぉぉぉ!!!
炎は渦となった。
この炎は何?
私がやったの?
この炎は私の心……?
ねぇ……もえてるよ?
わぁ……きれい……おもしろーい!
私の心が渦となっている。
私はそんな事はどうでもよかった。
今、考える事はひとつ。愛しい私の事……。
ああああああ!
愛しい私!
愛しい私!
愛しい私! 私は目の前の台を両手でバンバンと思い切り叩いた。
何度も何度も何度も何度も。
私は両手の指先を見た。
血の色……。
わぁ……愛しい私のネイルだ……。
愛してる……。
私はむさぼるように両手の指先をしゃぶった。
あたまのなーがぐちゃぐちゃらよ?
愛しい私を返して!
愛しい私を返して!!!
もっともっと激しい刺激が欲しい!
二人のマリッジ……。
きもちいーのだーすき!
ほしいほしいほしいほしいほしい!
もっと私を愛して!
もっともっときもちよくしてよ!!!
愛しい私を返せ!
愛しい私を返せ!
愛しい私を返せ!
私の私を返せ!
私を返せ!
きもちくなりい!!!
あああああああああああああああああああ!!!
まわりはひでいっぱいだよ???
バカなゴミ連中、全て燃えちまえ!
あはははははははははは!!! もえちゃえ!!!
もえちゃえ!!!
もえろ!!!
ぎもぢいいいいい!!!
がぁああああああああああ!!!
もっと!
もと!
くれ!
ひがもえてるよ?
ひ?
なにそれ?
いとしいわたしをかえせ!
ふーりできもちくなーたい!!!
いと!?
わた!?
ぁぃ!?
なに?
あはははははははははは!!!
んぇ?
かえっきて!!!
あぁえ???
ぎゃああああああああああああああ!!!!!!
『NAIL』(burn & burning desire) この酷い話をお読みいただきありがとうございました。
短めなどと書きつつ実は意外と長かったので文字数制限がより厳しくなる前に投稿しておきます。そろそろ900切るくらい。
【瓦礫】
・ひとつ、もうエロは書きません。メンバー愛がないのはダメだ。『よねねる』ですら、よねさん愛があったのに(あったんですよあんなのでも)。
・ふたつ、もう精神に異常をきたす系の結末は使いません。今回のでメーターを振り切ったので、次は無い。
・諸々ご不快な方、ラスト近辺をギャグだと思ってお読みください。少しは……です。 せっかくの文章力だから過激な表現に走るんじゃなくて
もうちょい登場人物の個性を掘り下げて物語性があるのが読みたいかなw
お手軽な妄想書いてる分際で贅沢言ってすいませんw 平手友梨奈×尾関梨香←上村莉菜
ドロドロしててかつエロが入ってるお話です。
完結しない可能性大
全員高校生設定です
◇__◇
「ねぇ、こんなとこに呼び出してどうしたの?立派な生徒会長さん。。」
「立派って…皮肉?」
「あはは、皮肉じゃないよ〜(笑)」
「なら、いいんだけど……」
廊下にて
「トランペット無かったなぁ…」
「うぅーーん。。あー!」
「生徒会室だ!!!」
「よし、行くぞ。。」
タッタッタッタ………
生徒会室、生徒会室前の廊下にて
「ねぇ尾関」
「ん?」
『尾関と平手がいる。。ちょっとだけ、
聞いてみよう』
「好きだよ。付き合ってよ」
「…っ///よろしく。」
「ありがとう…!」ニコッ
続く >>401
『…あれれ。。尾関と平手付き合っちゃった……』
『ふーーん。。』
『私のこと、好きだと思ったんだけどなぁ……』
「ねぇ、平手、このこと、2人だけの秘密にしよう?」
「うん、いいよ?」
「ほんとう??ありがとう、平手!」
「うん。じゃあ行こっか。尾関。」
「うん!」
2人が出てくるようなので私は咄嗟に隠れた。
『2人だけの秘密…ね、ちゃんと守るよ。だって、尾関のことが…」
続くかは不明 >>400
そうなんですか。
次回作も期待してます
お疲れ様です! >>403
現段階の登場人物紹介です
この物語マジで不快になるのでやめておいた方がいいんですかね←
平手友梨奈 ヒラテ ユリナ
現生徒会長
口が悪いが、皆からの信頼は厚い
多くの人と群れるのが苦手。
普段は2,3人で話したりしている。
尾関梨香 オゼキ リカ
割と真面目でインテリ人間
尾関スタイルで有名
嘘が嫌いで優しい
あだ名は尾関、梨香
割とモテる
上村莉菜 ウエムラ リナ
純粋無垢
明るくていじられ役。
クラスでいう1軍
トランペットが好き。だが、吹ける時と吹けない時がある
あだ名 ブハブハ むー 莉菜 ブレーンワールド(その43)
近くの公園の中のベンチに“ねる”は座り、 “ねる”の太腿を枕にして俺は横になった。
空を見上げながら、あの後のことを回想した。
食事は喉を通らず激しく衰弱し寝込んでいたが、“ねる”の献身的な世話のおかげで回復することができた。
その後、研究室に顔を出した。異常な強さの重力波のデータ解析とその分析で活気づいていた。
理論物理をやっていて難しいのは、微分方程式から複数の解を導き出した後、その選択をどうするかということである。
現実にそぐわない解は切り捨てなければならない。とはいえ、その見極めはとても困難である。
中性子星、ブラックホール、ダークエネルギーなどは方程式の解として見つかったときにはそんな奇妙なものはあり得ないとされた。
しかし、その後に現実に見つかり、その予見は正しかったという具合に宇宙では何でもありなのだ。(続く) ブレーンワールド(その44)
あの日、おとめ座の中のどの場所が光ったのかは鮮明に覚えていたので、それを満たさない無縁解を捨てることで正しい結論に導けた。
むろん、学部生の俺に論証する能力はなかったが、そこは教授の力もあり、研究室一丸となった論文が作成された。
「二つのブレーンワールドの接触によって起こる重力波の放出」というタイトルで論文は「ネーチャー」に教授名義で掲載された。
なぜ、重力波が「長濱ねる」の名前を浮き上がらせたのかは依然として謎のままではあった。
もっとも、それがあったからこそ、ねるにも“ねる”にも出会えたという数奇さが俺には感慨深かった。 ブレーンワールド(その45)
それとアイドルには全く興味を示さない“ねる”がテレビのワイドショーに一度だけ釘付けになったことも思い出した。
それは、センター候補と言われながらも、鳥居坂46結成前にグループを離脱した平手友梨奈を中心としたひらがなとりい坂の結成というものだった。
メンバー数は12人であったが、平手以外の11人には見覚えがあった。(続く) ブレーンワールド(その46)
「ねえ、なに、物思いに耽っているの?」と耳元でささやく声で我に返った。
下から見上げても“ねる”は美しい。その“ねる”の可愛らしい声は快適に響く。後頭部に当たる“ねる”の太腿の感触も心地よい。 “ねる”の服から漂う柔軟剤の甘い匂いもした。
視覚も聴覚も触覚も嗅覚も一体となり、仕合せな気分に包まれそうになったとき、これはデジャヴなのかと不安になった。
「大丈夫です。私はどこにも行きません」と俺の顔を撫でながら見透かしたように“ねる”は言った。
今度こそ本当に仕合せな気分に包まれ、この思いを誰かに伝えたいと思った。
澄み切った青空を見ると、鳶がサーマルを捕まえ、高く高く上昇していた。
俺の顔を見つめていた“ねる”は俺の視線を追った。
「トンビに何をお願いしたの?」と“ねる”はいたずらっぽく笑った。(続く) ブレーンワールド(その47)
そこは地獄の戦場だった。
やけどをして苦しむ人々、姿や焼け野原となった爆心地。その様子を見てねるは身震いしている。
今、ねるは長崎市にある原爆資料館に来ている。
欅坂およびけやき坂の中心メンバーである長濱ねるは長崎県の大使を請け負った。
原爆で亡くなった人々に祈りを捧げて、平和を希求するというのも役目の一つである。
この後、浦上天主堂で行われるカソリックとプロテスタントの合同500周年記念祭にゲストとして呼ばれている。
さらに、その後には、長崎と天草のキリシタン文化が世界文化遺産に推薦されたことを受けて、ユネスコにアピールするための地元のテレビ局の番組への出演もある。
それらが終わったら、飛行機でとんぼ返りし、初の東京ドームでの欅坂のコンサートに出演しなければならない。
充実しながらも、忙しい一日である。(続く) ブレーンワールド(その48)
ねるはコンサート会場のバックヤードに入る。
ひらがなけやきのメンバー全員を不思議そうにねるは見つめる。
彼女たちの分身は今どうしているのだろう?11人そろったとき天啓を聞いて、それに導かれて私はやって来たんだった。
バックヤードにやって来た女性マネージャーからねるは尋ねられる。
「ねる、漢字欅かひらがなけやきかのどちらか一方に専念するということだけど、どちらを選ぶのかという決断はついたの?」
「あ!忘れていました。でも、ツアー終了までには必ずお返事します」と現実に戻されたねるは答える。
「ねるちゃん、ずっと一緒だよね」と復帰したばかりの今泉佑唯がねるの左腕を引っ張る。
「だめ、ねるちゃんはひらがなのもの。これだけは絶対に譲れない」と佐々木美玲がねるの右腕を引っ張る。
「あんたたち邪魔、一曲目はねるのソロだから早く準備して」(続く) ブレーンワールド(その49)
舞台に行くまでの途中でねるは考え込んでいる。
ああ、迷うな。ひらがなのメンバーとはずっと一緒にいたいけど、彼女たち一人ひとりにスポットがより当たるためには私がいないほうがいいような気もするしなあ。
でも恐れはしない。どんなことよりも大きな決断をすでに私はしているのだから。
マイクの前にねるが立つ。欅のシンボルカラーである緑色のサイリウムが一斉に灯る。
ねるは五島の海の前に立っているような錯覚を起こす。
サイリウムの色がねる個人のシンボルカラーに一斉に変わる。
そこにねるは幻影を見る。ああこれが私の希望の光だったんだ。
ソロでの一曲目という大役を無事果たし、万雷の拍手が鳴り響く。
万感の思いがねるの脳裏に去来する。
私は長濱ねる、アイドルでありたい、ただそれだけ。(了) >>414
素晴らしいですね
もうこの一言に尽きます
>>403
是非続けてください 『You may say I’m a dreamer』
1
朝の散歩はどうして気持ちが良いのだろう。
砂利を踏みしめる音と、雀のさえずり、それだけしか聞こえない。
この静けさを心に処理させるため、志田愛佳は家までの小径をわざとゆっくり歩いた。
数時間もすれば街は喧騒に包まれるのだから、今くらい落ち着きたかった。
しかし、その澄ませた耳には、誰かの足音がゆっくりと近づいていた。
2
横に並んだ男は、志田より少し背が高かった。
そこそこにスタイルもよく、丸眼鏡に隠れる瞳はなかなか知性的だ。
少し親愛感を抱いた志田は、彼の顔を覗き込んで挨拶をした。
「おはようございまーす」
「上を見てごらん。空があるよね」
確かに空は存在していた。志田は彼が何を考えているか一瞬でわかった。
つづく 3
どこの誰かはわからないけど、この人になら話が通じると思った。
志田は立ち止まった。
「どうすれは幸せになれますか?」
「世界中がそう思っている。君だけじゃないよ」
「そうなればいいなあ」
「夢想家だと思うかもしれないけどね、この世界をひとつにしたい」
それきり、男の声は聞こえなくなった。
街に少しずつ音が増えて、またいつもの騒がしさが聞こえ始めた。
「誰が夢想家なんて言うもんか」
おしまい 『ねるのたからじまだいぼうけん』
だいかいぞくのおたからをさがすため、みんなのヒロインねるちゃんとたよりになるおともだちのてちくん、それからちょっぴりドジなりなちゃんが、ひろいうみをぶたいにだいぼうけんするよ!
まずは、てにいれたたからのちずのあんごうを
……そこまで書いて、やめた。
私の名前は、桜沢姫乃……。
32歳主婦。そろそろこの名前と年齢に明らかにギャップが生じているのを自覚している。
結婚を期に辞めてしまったけど、元はゲームの会社でシナリオを書いていた。
でも、いつも別な人の名前で発表されていたので私の名前が表に出る事はなかった。
ある日、インターネットで偶然、アイドルグループ欅坂46を題材にした物語を発表するサイトを見つけた。 みんなが欅坂46のメンバーを題材に楽しく作品を書いて発表していた。
物語が書ける! そう思った。
私には書きたいものがたくさんあった。
出産育児の間、溜まっていたアイデアがたくさんあった。
だから、順番が逆になるけど、物語を書くために欅坂46の事を勉強した。
AKB48は、グループ自体は知っていたけど人数が多すぎて誰が誰だかわからない。
欅坂46のお姉さんグループの乃木坂46は、女性誌でよく見かける数人はわかったけど、顔がわかるくらいでどんな人なのかまではわからない。
欅坂46のほとんどの情報源はテレビの歌番組とバラエティ番組だった。それと、彼女たち主演のテレビドラマ2作。
私はCDも買った事がないし、もちろん握手会もコンサートも行った事がない。
夫が許してくれないからだ。お金の面の都合もある。 歌番組とバラエティ番組、それとインターネット動画でいろいろ勉強したつもりだった。
しかし、どうしても全員の個性や性格を知ることはできない。
メンバーブログを詳細に読んだり握手会に行けば、その人の個性や性格がつかめるはずだけど、私にはそこまでの時間がないし行けない。
そこで、名前にインパクトのあったねるちゃんを毎回主人公にして書くことにした。
バラエティ番組を見続けるうちに他のメンバーの個性もほんの一部だけどわかってきた。その人たちをキャラクターとして追加していった。
かわいらしい上村莉菜ちゃんをヒロインにする事が増えた。
なんだか面白い尾関梨香ちゃんには色々な役をやってもらった。
私はいろいろなジャンルのものを投稿した。学園もの、SF、ラブコメ、ホラー、ギャグ……。 ある日、夫が「お前は何に時間を使ってるんだ? それでお金が貰えるのか?」と聞いてきた。ひどい夫だとは思わない。至極当然だ。
でも、私は創作物を発表する場が欲しかった。
私には主婦としてやる事があるため、書くのはどうしても深夜になる。夫と子供は先に寝ていて、キーボードの音がカチャカチャうるさいと言われた事もある。
今回は、今までやらなかった子供向け絵本風の物語を書くつもりだった。
でも、書くのをやめた。……書けなくなった。
先日、感想欄にこういう意見があった。
「この作者はメンバーの上っ面の個性だけで書いている」
「オリジナル小説が書きたいなら他に行って書けばいい」
やや手厳しいものの、それは事実なので私はそれを受け入れるしかなかった。さすがにファンはよく見抜くとドキッとした。 書けないのなら寝てしまえとベッドに入った。
ややあって私は眠りについた。
夢にある人物が出てきた。
私が一度も物語に使った事のない、欅坂46のメンバー小林由依ちゃんだ……。
「どうして私を出さないんですか?」
彼女は悲しそうな、拗ねているようなそんな顔をしていた。
“ええと、愛称がゆいぽんで……楽器が得意で特にサックスが……あと、ぽんかんさつ……” すると、別な人の声がした。大勢の男の人の声だ。
「上っ面」「上っ面」「浅い情報 乙」「全然わかってない」
私は目を覚ました。陳腐なテレビドラマの演技のように上半身をガバッと起こして……。
……心臓がドキドキした。思わず頭を振った。
確かに知らない……知らないまま、大勢のメンバーを上っ面の情報だけで使っていたのだ。
……でも、私は告白しなければならない……。
実は、私が一番よく知らないのは、ずっと主人公として使ってきた……長濱ねるちゃんなのだ……。
『ひめの』(完)
----
と、いうことで今までやっていなかった私小説風の物語(完) >>403
不明なんか〜いw
>>414
最後まで凄い熱量w
お疲れ様でしたm(__)m
>>415
これもヒントが無いとなんの曲か分からんw >>423
良く見抜くファンですw
取りあえずねると欅ちゃんに失礼過ぎてワロタwww >>423
漫才ネタをはじめとする私の駄文のほうが遥かに浅い知識で遥かにリアリティないですけどね(笑)
ていうか私の場合は、彼女たちのリアルを投影・追求するよりも、台本のあるドラマやコントを演じてもらってる風な感覚のほうが強いです
例えば実際にてちもんがあんな漫才するわけないし(笑)
それにメンバーを素材に何か書くという行為自体がキモい、ということも十分承知してるので
知識が深い浅いは二の次かなと(笑)
>>424
今回はボケようがないので
1940年10月生まれで当時はロン毛で丸目がねで日本人の奥さんを連れていた白スーツの男が歌う『イマジン』っていう曲のはず >>426
イマジンと言えばジョンレノンですね
ありがとうございますm(__)m >>425-426
『ひめの』
何か、問題作を書いてしまったようですが、フィクションです。
といいますか、メンバーの癖や個性(うえむー指さし、尾関走りなど)をピックアップしてキャラクターとして遊ばせていただく点「何か問題でも?」という姿勢です。ドキュメントではないのでリアル本人である必要なし。
ただし、このスレッドを読んでいるのが5〜6人のはずはないのでサイレント・マジョリティはやや怖い。そこだけノンフィクション。
2作続けて駄作を書いたので、これからは『-FLOWER- てくりな』みたいなものを中心に書くようにしようと考えています。作者も読者も幸せな気持ちになりますし。>>376で書いた二人主人公ものはもったいないのでそのまま。 『ひめの』で、名前のみ登場で“ねるというキャラクター”を出さなかったので、ねる縛りが崩れました(実質、1作前で崩れている)。今後、あまりこだわらないかもしれません。無理に自己ルール破棄する必要もありませんが。
ねる縛りがらみですが、名前を「『○○ねる』の人」から変えます。その方が作品タイトルを自由に考えられますので(こちらも『GATE』で既に崩れている)。桜沢姫乃にしようかと思いましたが、それはさすがにアレなので何か考えます。 >>415
>>424
ありがとうございます。
キャラの迷走、力任せの辻褄合わせ、広げた風呂敷をたためない・・・
途中で何度も投げ出そうと思いましたが、
あの愛くるしい顔を思い浮かべると、何とか書き続けることができました。
そういう意味では、長濱ねるさんに感謝です。 意図的に参考にしたものが4つあり、自分の記録のためにも挙げときます。
>>129は東浩紀「クォンタム・ファミリーズ」の「資料C」の箇所。
単行本だとP14からP19までのところ。
>>214はエドガー・アラン・ポーの最高傑作という呼び声も高い「メェルシュトレエムの渦」。
荒れ狂った夜の海を月が照らす情景描写にインスパイアされました。
(創元推理文庫のポォ全集3では「メェルシュトレエムに呑まれて」というタイトル名となっていて、そちらで読んだ。) >>342はワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」の第三幕の死にゆくトリスタンとイゾルデが別れる箇所。
光、香り、音、体を包む波。そのエクスタシーの中にイゾルデは落ちていき。幻影は共感覚synesthesiaとなるといったところ。
(WOWOWで放送された「メトロポリタン・オペラ」によるもので視聴した。)
>>253はラシーヌの戯曲「フェードル」
岩波文庫だとP43とP44の箇所。 >>432
教養の範囲が広いですね
道理で文章がしっかりしているわけだ
俺なんか全然読書しないから、小学生みたいな文章しか書けません(;´д`)トホホ…
>>423
フィクションの作品でありながら、ノンフィクションの人物を書く
これほど難しいことは無いですね
>>426
>>427
その通り、ジョンレノン『imagine』です
タイトルが最大のヒントでした
「You may say I'm a dreamer But I'm not only one」
ここのメロディーが好き過ぎて、一時期めっちゃヘビロテしてましたw
志田ちゃんは初期のちょっと変わった感性の時の方が好きだったなあ 「ねぇ俺君、起きてよ」
電車の揺れに気持ち良く寝てる俺を揺り起こす理佐ちゃん
理佐ちゃんに付き合って親戚の家に向かう電車の中はほどよく空いている
「どうした?」
って眠い目を擦りながら理佐ちゃんに聞く俺
「あれ」
って離れた席に座る女の子とおっさんを指差す理佐ちゃん
「痴漢だね」
イカツイおっさんが女の子の太ももを撫でている
「助けてあげて」
って無茶ぶりする優しい理佐ちゃん 「助けてあげて」って言う理佐ちゃんに
「もうちょっと様子見た方がいいね」って寝たふりする俺
あんな恐そうなおっさん相手に俺ごときが何を出来ると言うんだろうか?
毎日女しか居ないクラスで理佐ちゃんに守られて軟弱の極みにいる俺
せめて己れの情けなさを噛み締めて寝た振りするしかないじゃないか・・・
「寝た振りしてんじゃねーよ」
って俺の寝た振りを見抜く理佐ちゃん
「俺君が助けてあげないなら私が注意してくるよ」
って言って立ち上がるも怖くてガクブルになっちゃってちゃんと歩けない理佐ちゃん
生まれたての仔馬みたいで可愛いから好き 「じゃあさ、次の駅で俺がおっさんボコボコにしちゃうから、理佐はあの子連れて電車降りちゃって」
愛しの理佐ちゃんを危険な目に会わせたくない俺
「大丈夫なの?」
俺の言葉に不安そうな理佐ちゃん
「中坊の頃チンピラ3人と引き分けて有名になった俺だぜ」って胸を張る俺
「そうなの?」って頼もしげに俺を見る理佐ちゃん
「1個先の駅で待ってるから安心して来てくれ」って言う俺に
「やっぱり俺君はカッコ良いよ」
なんて言ってくれそうだから好き 「俺君大丈夫?」
理佐ちゃんの声が遠くから聞こえてくる
どうやら意識を失ってしまって気がついたら駅のホームみたいな俺
「おっさんにやられちゃったの?」
ってホームに転がる俺に心配そうに聞いてくる理佐ちゃん
思ったより痴漢のおっさんが強くて・・・
不意打ち空しく一方的にボコボコにされてしまった激弱な俺
「ねぇ歩ける?」涙声で聞いてくる理佐ちゃん
「うーん?無理」ってまたもホームに寝っころがる俺
「ちょっと、しっかりしてよ」
なんて俺を抱き起こしてくれる理佐ちゃん
これはこれで幸せかもしんない 「あの女の子俺君にお礼言ってたよ」
理佐ちゃんに介護してもらってなんとか電車に乗った俺
流れてく景色と電車の揺れが心地良い
「意識飛んじゃってたから覚えてないや」って苦笑いの俺
「こんな目に会わされて、お礼になんかしてもらわなきゃ合わないよ」って涙目の俺
「あの子の代わりにに私がなんでもしてあげるから泣かないでよ」
なんて俺の肩に頭をちょこんと預ける優しい理佐ちゃん
「なんでもしてくれんの?」って理佐ちゃんに甘える俺
「うん、今日の俺君頑張ったから良いよ」
なんて優しいこと言ってくれそうだから好き 「今日の俺君頑張ったから良いよ」
おっさんにボコられて弱ってる俺に完全に油断してる理佐ちゃん
「オッ、オッ、オッパイ・・・」
照れながら理佐ちゃんと反対方向見ながら呟く俺
「えっ?なに?」
聞こえてるけど意味が分からず聞き返す理佐ちゃん
「死ぬ前に理佐のオッパイ触りたかった・・・死なないけど」
ってさすがに怒られるかって思いながら後に引けない俺
「ねぇなに言ってんの?」
って俺の言葉に怒る代わりに戸惑い困る理佐ちゃん
戸惑い困る理佐ちゃんが可愛い過ぎて横向いちゃう俺
しばしの沈黙が二人の間に流れた後に
「良いよ」
なんて優しく言ってくれそうだから好き 「良いよ」
そう言って俺のささやかな願いを叶えるために
俺の手をとって自分の胸に持っていこうとする優しい理佐ちゃん
「ごめん、冗談、今の冗談」
っていざとなったらビビちゃって手を引っ込める情けない俺
再び電車に揺られる俺と理佐ちゃん
さっきは思いもよらない理佐ちゃんの反応にビビっちゃったけど・・・
横に座る理佐ちゃんの胸を見てたらムラムラしてきちゃう俺
疲れたり死に近づくと本能でムラムラするって言うけど本当だなって感心する俺
「ねぇまだどっか痛い?」
様子のおかしい俺を心配して聞いてくれる理佐ちゃん
理佐ちゃんの可愛い顔が近すぎてドキドキしちゃいそうだから好き 理佐ちゃんの可愛い顔が近すぎてドキドキな俺
痴漢のおっさんにボコられたせいでそのドキドキがまたもムラムラに変わっちゃう疲れマラな俺
「やっぱり触らしてもらえば良かったかなぁ」
って無意識に呟きが漏れちゃう俺に
「後悔してんじゃねーよ」
なんてドス効かせながら俺の手を自分の胸に持っていく男前な理佐ちゃん
突然の理佐ちゃんのオッパイに緊張で手が震えちゃう俺に
「もんでんじゃねーよ」
って手の震えを勘違いして再びドス効かす理佐ちゃんだけど
「今日の俺君は弱かったけどカッコ良かったよ」
なんて言ってくれそうだから好き >>441
タイトル見ただけでも爆笑してしまったww
やはり妄想の真髄ですなw >>442
そろそろ文字制限がキツいみたいなので
長編書く人たちには新スレに投稿していただいた方が良いのかなと思いまして
それに伴って新スレの保守用に書いてた『欅学園の理佐ちゃん』とこっちのスレの『パラレル編』を統合しようかなと思いまして
結果、こんなアホなサブタイになってしまいましたw 作家の皆さん日々投稿御苦労様ですm(__)m
このスレを立てた>>1です
>>443にも書いたんですが
そろそろ文字制限に邪魔されて思うような作品に仕上がらない人たちも居ると思うんで
長い作品は東京都さんが立ててくれた新スレの方に投稿していただいた方が良いと思うんですけど・・・
その際、分割出来たり短編や中編を書ける方は引き続きこちらのスレに投稿して埋め立てに協力していただきたいのですが
皆さんのご意見どうでしょうか? >>441
こういうシンプルなエロが一番好きです
でもこの物語なんか既視感があるような、ないような…
>>444
埋め立てマスターチワンさんの出番ですねw
俺もできるだけ協力しまーす >>445
欅学園のスレに書き始めた時の設定が『隣の席の理佐ちゃん』とモロ被りなんで油断してるとどんどん寄ってちゃうんですよね(汗)
あと好きなシチュエーションはマイナーチェンジして何回でも書きたいんで既視感からは逃れられませんねw
これからも理佐ちゃんに金玉蹴られる俺君を書き続けますw >>445
チワンさんの埋め立て力は半端ないですからねw
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