書いてる内にレスついた(^ω^)

>>974
お薬は、例えばビオフェルミンほんとに効いてんのかよ、あれ俺の保育園時代のオヤツだったぞ?
という場合に、ビオフェルミンを飲むのとラムネを飲ませるので比較できますが、鍼はそういう比較がしにくいですよね?

現代医学では薬物療法が多く使われるので、お薬の実験のやり方になぞらえて鍼も比較する実験をしてますが、個人的にはぶっちゃけ
a.真の鍼(=鍼治療+(正or負の)プラセボ
b.治療しない
を比較して、治療するのとしないのでプラセボ込だけど効果を出しても良いんじゃね?と思ってますが、世界的な流れでそうなってます。

以前は、そういう「治療した群と治療しない群」との比較で効果があった、という論文もありました。

世界的な流れというのはEBMでのエビデンス・レベルというもので決められていて、まぁこれもちょっと専門的ですが、そういう基準があるのでしょうがない。

ちなみに、外科的手術の場合は全身麻酔をして、片方の真の治療の場合はちゃんと手術をする、もう片方の偽の治療の場合は切開のキズだけ付けて手術を終える
、その後、結果を追跡して、という方法もあるそうです。

もちろん、キズだけの人は可愛そうなんで、あとでちゃんと手術します。

これは比較的、急がない手術などの場合には適応できますが、手術が限られてるとか手術する執刀医の技量にも左右されるなどで、あんまり外科領域でRCTをしてるというのは聞いたことはありません。

ちゃんとその治療が効いてるか確認する、っていうのは簡単そうで難しいんですよね。
その点、漢方薬はお薬なんで偽の漢方薬とか作り易いんで二重盲検法によるRCTなどは多くなされています。