0001名無しさん@お腹いっぱい。2019/05/18(土) 10:19:17.07ID:CZG31Qkj
鍼灸マッサージ関連の雑談スレです
「適応範囲」
1.鍼灸マッサージ師の疑問、悩み、技術的なこと、経営的なことなど
2.関連した立場の話題(患者、その他類似業界、業者の話)
「書き込み禁止内容」
1.鍼灸マッサージとあまり関連性の無い話題を他人に押し付け、誰も反応が無くても書き続けること
(統計学、現代医学で手術の内容など)
2. 1に関して「このくらいわかって当たり前だろ?専門家なんだろ?」などと難癖をつけること
3.将来的なことを語るスレはほかにありますので、延々繰り返すのは禁止です。ほかのスレに行ってください。
4.他人に理解できる文章を書いてください。他人が理解できないとしたらあなたがそれを自分の者に消化できずに他人にぶちまけているかもしれないことを認識してください。
0953名無しさん@お腹いっぱい。2019/07/18(木) 21:44:17.21ID:n3PDkxW9
>>945
君の書込みに深く共感した。
俺が自分のスレに立腹と書いたにはセレブなーんて俗な言葉使ったからなんだ。
普通の市井のおじちゃん、おばちゃんが肩こり、腰痛、疲労、不定愁訴でちょっと話に来るような鍼灸院が常態なんだと思う。
平凡に真面目にやってれば経済的にも成り立って、普通の幸福が送れるというのが自然なんだ。
しゃれた、最新の設備でなくていい、鍼とモグサさえあればやっていけるというのが正常なんだ。
それを潰してきたのは誰なんだ、業界自信だろうな。
スレチだけどさ。 >>951
症状は何ですか?
遠くの名医より近くの凡医と僕は良く言いますが、治療って1回で終わる物ではなく
例え肩こり腰痛でも、その人の生活環境なんかが関与してれば月単位で治療は掛かります。
まず、目安として自分の駅周辺とかで鍼灸接骨院じゃなく鍼灸マッサージとかの実費で5,000円くらいの所に3回くらい通って見てはどうでしょうか。
1回目はその人の鍼の感覚の様子見、まぁ慣れるのと2回目に1回目の結果を参考に微調整、3回目に来てもらってやっと1、2回の治療効果の感じが分かるのでどうしても初診の患者さんは3〜4回まず様子見に掛かります。
それも、肩こりなんか仕事してるとパソコン作業なんか根詰めたら10分15分で作っちゃうので、あんまり酷いと2〜3日空けて2回目3回目やった方が早く良くなります。
遠くて週末しか来れないとかだと、その間にまた悪化させたり、電車に乗ってとかだと、そもそも体調悪いのに余計に疲れます。 >>944
俺的ツボの解釈ね。
中国四千年前、まだ中華三昧が覇権を握っていた頃の話である。
「おい、なんかここ押したら気持ち良くね?」
「んなわけあるかぁ…、あ、ホントだ」
「だろ?だろ?」
「おい、ここ押して見ろ」
「ウヒョー (゚∀゚)なんかキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 」
「おい、なんかここ、何かがあるな!」
「んだ、んだ!」
ある日。
「ぬおぉおおおー!ここ押してぇ、押しまくりてぇ!まだ押したりねぇ!」
「いっそ誰か何か刺してくれぇ!」
チャララーチャッチャッチャッチャッ チャララー
「ぶすっ!」
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
しかも何か身体軽いしよく寝れるしメシウマいし、体調いいよ! (゚∀゚)
ツボの始まりである。
そして何百年、何千年と経ち、人々が「ここ押したらいつも胃が楽になるよな」「俺は背中の辛いのも楽になった」などと経験を持ちより
だんだんと経絡や経穴の主治(主な効果ね)が積み重なってきた。
それが北斗神拳である。
>>950
個人的に自分のツボが効くか効かないかは押して気持ち良ければおkだが
これが、現代医学みたいに「胃がムカついて胃薬飲んだら効いた」っていうのと違って「胃のツボの当たります押してみたら何か軽くなった」っていうのは中々検証しにくいので、
日本人なら大抵の人なら「肩こったー、肩のここ押したら楽になったー」っていう経験はあっても論文で「ここがツボです!」っていうのは研究が難しいんです。
一番、今の所、効果が確実なツボは内関ですかね。
メマイ、吐き気、車酔い、つわり何かでよく使います。
これは研究でかなり質の高いエビデンスが出てます。
あと効果の実証はそこまでされてないですが、東洋医学では同じ内関のツボでも、精神安定とかを目的として使う事もあります。
不眠症でイライラして寝付けないとか、そういう時とか。
辞書みたいなものがあったとしても、鍼灸師の場合は「◎○病にはこのツボ」という使い方はしないので、そういう論文とかは無いですね。
市販のツボの紹介本もモノによって書いてる事が違うのも、同じ症状でもその人の状態に合わせて使い方を変えるので色んな書き方になっちゃいます。、
逆に言うと、現代医学のお薬と違って、漢方薬や鍼灸なんかはその人の主訴と身体の状態によって別の漢方薬やツボを使って効果が出せるのが一つのメリットかと。 >>954 >>956 ありがとうございました
まず、内関について調べてみようと思います 私は科学が好きなので
気やエネルギー、経絡などは根拠がないし、オカルトレベルだと思ってましたが
実際やってみると、ツボって効果があってすごいですね さてつ氏は、3行バージョンと全行バージョンと、2つ書いてみてはどうだろうかw
ほんと長いから読む気がしない
>>957
今は知りませんが、東急ハンズにツボ発見器売ってましたよ
うちにもあります
作ってる人は科学的にわかってるのでしょう >>958
一人くらい長くてもいいじゃん(´・_・`)
てかね、3行でも読まない人は読まないし。
神経の不応期とかTENSのロシアンカレントとかで利用したのとかあるらしいな。
全くレス付かなかったけどw
ツボ発見器というか刺激器、俺も持ってるw、あれは皮膚抵抗測ってるよな。
>>957
そうそう「良導絡」と言って、皮膚表面の電気抵抗がツボだと変わるという説、それを基準にした治療をしてる人達もいます。
鍼灸師の治療の中でも来月流派というか研究グループ自体は割とメジャーです。
業務用のパソコン解析ソフトとかだと800,000円くらいしますw 0961名無しさん@お腹いっぱい。2019/07/19(金) 14:13:39.07ID:8BTkTFny
>>959-960 ありがとうございます
話しは変わりますが、全日本鍼灸学会のサイト↓
https://ssl.jsam.jp/contents.php/0301034gDjjS/
このサイトで、鍼治療は客観的な実験で、大きな改善効果があるという内容です
情報元も載ってますし、信憑性が高い情報と思います
ただ、ニセ鍼のグループと大きな差が無く、鍼治療はプラシーボによる効果が大きいという内容です
プラシーボの要因として
@施術者が直接患部に手当をしてくれるのでオキシトシンが出て鎮痛作用がある
A体に鍼を刺すので効きそうな気がする
という感じでしょうか? プラシーボも効かない人というのは、どういう原因だと考えられますか? 病は気からというから、正気(せいき)が充実して邪気が弱まれば良くなるんさ
効いたと思い込めば正気が勝つようになる
プラシーボの効かない人は、鍼に嫌悪感があったり、もしくは、己の病を治す気がないんでないか
よって、↑の方の、鍼灸治療を敵視してる人には、効かないw
そもそも何故プラシーボを研究しないんだ?
ガンだか白血病だかが一時的に快方に向かった事例いくつかあったろ
>>961
治療してて感じるのは受ける側の感受性の違いかなぁ
太い鍼使って強い刺激しないと緩まない人もいれば
鍼先の接触のみでこりが緩む人もいるから
強い刺激じゃないと反応しない人は
偽鍼では反応しない可能性はあると思う
あと同じ人物でも、身体の状態か改善してくると
少しの刺激で反応がでてくることもある
日本は接触鍼や浅い鍼の考えや円皮鍼、皮内鍼というのもある
実験での偽鍼は日本だと偽鍼とは言いにくいという気もする
鍼管だけ叩いて刺したふりの実験群があったほうがいいのでは?と思うけど 不勉強で申し訳ないが実験で使われてるシャム鍼てどんなやつなの?
>>962-634 ありがとうございます 患者によって個人差が大きいのですね
治す気が無い人が治療を受けたりするんですね 何かわけありなんでしょうね
正気と邪気というのは、どうやって計るのですか? 単位は何ですか? >>966
ありがとう。良ければ形状を教えてもらえますか? >>967
>治す気が無い人が治療を受けたりするんですね 何かわけありなんでしょうね
「客観的な実験」で連れてこられたような人ですからねぇw
正気とか邪気の単位はありません
計り方は、脈を診て、ある部分がとても強く浮いてる、とかですかね
邪気は、自然界の影響によって人体に入ってくるもので、風邪・暑邪・湿邪・寒邪とかあります
今の季節なら、湿邪がメインですかね
検索してもらえれば色々出て来ると思います あ、邪気とか、中国の古典に書いてあることではあるけど、
治療中にそれを意識してる人は少数派なので念の為
0971名無しさん@お腹いっぱい。2019/07/20(土) 08:47:38.58ID:S/HoZJso
レベル高い。
>>961
>ただ、ニセ鍼のグループと大きな差が無く、鍼治療はプラシーボによる効果が大きいという内容です
プラシーボをご存知ということはある程度は二重盲検法とかはお分かりかと思うます。
まず、基本的に現代薬での治験を考えます。例えば100人、実験に参加する人を集めるとします。それをランダムに二つの群に分け、Aには真の薬をBには偽の薬を投与します。
それである程度の時間や日数を経過し、身体の変化などを紙に書きます(評価する人がどちらのグループか分からないようにする、という意味で評価者もブラインド化される、と表現されることもある)。
お薬の場合は、ここで処方する医師も処方される実験の患者さんも真の薬か偽の薬かは分かりません。
これは処方する医師が「この人は偽の薬」などと分かってしまうと、無意識に態度や表情などに出て真の薬の群と偽の薬の群とで条件が変わってしまうのを防ぐ為です。
当然、処方される側の患者役の人はどちらが処方されるか分かりません。
処方する方と、処方される方と、二者が分からない、ブラインド化されランダムに振り分けられているので二重盲検法によるランダム化比較試験(RCT)などと呼ばれます。
ここで比較しているものは
A.真の薬=真の効果+(正or負の)プラシーボ
B.偽の薬=無の効果+(正or負の)プラシーボ
ということになります。(正or負の)プラシーボと書いたのは、プラシーボ、思い込み効果でも、薬の作用が出ることもあれば、逆に副作用だけ出る負のプラシーボ(ノセボとも呼ばれる)こともあるからです。当然、何も出ない場合もあります。
そして出た結果を統計学で比較して、効果の有る無しを調べます。これが大まかな流れです。
で、これを鍼でやる場合を考えます。鍼の場合は手で鍼を刺すという動作が入るのでちょっとややこしいです。
同様に患者さんをランダムに2群に分けます(ランダム化)。片方のA群には真の鍼、B群には偽の鍼をすることにします。
ここで問題になるのが偽の鍼です。
様々な方法がありますが、例えば、ツボを定位と言って寸法で決める場合は真のツボから2p離れた場所に刺鍼する、あるいは真の鍼では2〜3センチ刺入するのに対して切皮、4,5o程度しか刺入しない、などの方法が取られることが多いです。
円皮鍼、パイオネックスの場合は、鍼先がないパイオネックスZEROというのがあるので皮膚に刺さるパイオネックスと刺さらないパイオネックスZEROで比較はしやすいです。
そして比較します。ここで比較するのは
A.真の鍼=真の鍼治療+(正or負の)プラシーボ
B.偽の鍼=偽の鍼治療+(正or負の)プラシーボ
となります。両方とも鍼治療のしぐさは同じにしてるので、施術者が患部に触れるとか刺さってるので効きそうな気がするというのは同じになります。
さらにランダム化されているので人によってその感じ方が違っても平均化されます。
で、ここで難しいのがお薬と違って、偽の鍼の扱いです。
偽の鍼と言っても、真のツボから2p離れているとは言っても数センチ刺入されている、浅いと言っても数ミリ刺入されている、というとこれは本当に偽の鍼と言えるのかどうか。
専門的ですが、日本の鍼灸では教科書で寸法で決められたツボから反応を取って2pくらい離れた場所に刺鍼することもあります。
また、鍼の響きに敏感な人は切皮、4、5oでも効果が出ることがあります。
それと、2群に分けられた患者さんは真の治療か偽の治療かは分かりませんが、施術する側は真の鍼をするか偽の鍼をするか技術的に分けなければいけないので片側しかブラインド化されていない、一重盲検法というものになります。
それと、あまりここは指摘されていませんが、飲み薬の場合、どの医者が処方しても効果にさほど違いはない(態度には現れるなどはあるが服薬自体は自宅など)ですが鍼の場合は施術者が誰か?という問題も出てきます。
技術の良しあし、響きがあったとか無かったとかも結果を左右します。
これらの差を少なくする為には実験する患者数(いわゆるn数)を大きくして均質化することも必要で、これも鍼灸でRCTが難しい点の1つです。
また、プラシーボ自体も色々研究されていて、飲み薬の現代薬でも、これは偽のプラセボ薬だと分かっていて飲んでも正のプラセボ効果が出るなど、まだまだ不明な点もあります。 >>963
プラセボ製薬が頑張ってます!
>>964
これも海外の論文とかだと考慮されてない部分が大きいんだよねぇ。
経絡治療を知らない研究グループだと
A.真の治療→数センチ刺入
B.偽の治療→切皮程度
で真の治療と偽の治療ではなく、深刺と浅刺の群を比較した論文になってるとか。
>鍼管だけ叩いて刺したふりの実験群があったほうがいいのでは?と思うけど
これも管散術もあるw >>972 なるほど その可能性はあると思います 素人意見ですけどw
正確なツボの位置や深さは関係なく、鍼は効果があるという事ですよね
実験で患者にうつ伏せになってもらって、鍼を刺したフリをすれば良いかもですね >>966
>ギリギリ健常じゃない人に使う鍼
ワロタw
シャム鍼は、↑に書いたようにカタチとしては同じ鍼で刺す場所、深さを変えるケース、円皮鍼で鍼先があるのと無いのと、などがある。
また、鍼そのものを工夫して、中が見えない不透明の鍼管で中にゼリーが入ってて、切皮した感じが刺入しない鍼でもワカラナイようにしてる、とかもあるらしい。
が、いずれにしても、鍼管を取り外して鍼そのものを操作するとブラインド化もされないし、ツボの場所か深さを変えるかしか出来ないよね。
>>967
こういう実験の方法は色々あって、全員健康な人を連れてきて、身体の変化を調べるケースもあれば、実際に症状のある患者さんを対象にして治験をするケースもあります。
当然、病気の人にそのまま治療しないまま終わるということは困るので、治験が終わった後にちゃんとした治療を行うなどは考えられています。
これは現代医学のお薬の治験でも同じで、アメリカなんかは貧困層の人が医療費只になる代わりに治験に参加するとか貧困層を使った人体実験だ、という批判もあったりします。
逆に日本の場合は、国民健康保険のお蔭で医療費に困るということがないので、お薬でも治験参加者がなかなか集まらないとかもあるようです。
鍼の場合も、一個人の治療院では同じ腰痛の患者さんをまとまった数集めることが難しいのでどうしてもRCTによる実験が難しい等の問題があります。
>正気と邪気というのは、どうやって計るのですか? 単位は何ですか?
「気」というのは、まぁ分かると思います。普通に日常で使う「元気」とか「気力がある」とかと同じで東洋医学の場合はもっと狭い意味で人間の身体の中を「気、血、水(津液と呼ぶこともある)」が流れていて、
それらが上手く作用することで血(これはほぼ現代医学で言う血液に相当すると思っていいでしょう)が流れる、水(これも浮腫みとかリンパとかに相当する感じ)が身体を回って尿や汗などになって排泄される、など。
「気」はそれらを動かすミナモトのようなものですが、気力がなくなる、疲れると血や水の働きが悪くなって元気がなくなって疲れ切った顔になったりしますよね?こういうのを「気虚」などと東洋医学の「証」という、現代医学の病名に相当する呼び方をします。
漢方だと「気虚」の患者さんには「気」を補う、例えば「補中益気湯」なんかを病後に飲んだりすると元気になったりします。
「邪気」というのは、逆にヨコシマな気、例えば冬場に風にあたるとカゼを引く、これを古代の中国に人は「風の邪気が身体に入って咽の痛みや発熱などカゼの症状を起こす」と考え、この風の邪気を「風邪(ふうじゃ)」などと呼んで邪の気などと言ったりします。
今の時期だと湿の邪があまりに酷いと「湿の邪」が身体に作用して身体が浮腫む、重だるい、などが出る、もっと夏になって暑くなると「熱邪」が作用して熱中症になる、など風寒暑湿燥火の六つの邪気が外から影響して体調を崩すと考えたりします。
また、生エビなどの生ものやチンカチンカのヒャッコイルービーを飲み過ぎたりして身体が冷える、過食生冷とか言って身体の中に寒の邪気が起こりお腹を下す、などの場合はお灸でお腹を温める、
あとは過食肥甘厚味などと言って、味付けの濃いものをたくさん食べると、身体の中に熱邪という熱の邪気が出来て、口内炎が出来たり胃がもたれたりする、などと考えられたりしています。
ここら辺の細かい考え方は中国と日本で微妙に違ったりしますが、「気」の考え方は欧米人にはなかなか伝わりそうで伝わらない、energyともspiritualとも違う微妙に当てはまるものはないけど、ということで「Qi-energy」などと書かれたりします。
余談ですが、「肩こり」も欧米人は知りません。アメリカ人とフランス人に聞きましたw
「肩が痛い」になるそうです。触るとゴリゴリなのに。 書いてる内にレスついた(^ω^)
>>974
お薬は、例えばビオフェルミンほんとに効いてんのかよ、あれ俺の保育園時代のオヤツだったぞ?
という場合に、ビオフェルミンを飲むのとラムネを飲ませるので比較できますが、鍼はそういう比較がしにくいですよね?
現代医学では薬物療法が多く使われるので、お薬の実験のやり方になぞらえて鍼も比較する実験をしてますが、個人的にはぶっちゃけ
a.真の鍼(=鍼治療+(正or負の)プラセボ
b.治療しない
を比較して、治療するのとしないのでプラセボ込だけど効果を出しても良いんじゃね?と思ってますが、世界的な流れでそうなってます。
以前は、そういう「治療した群と治療しない群」との比較で効果があった、という論文もありました。
世界的な流れというのはEBMでのエビデンス・レベルというもので決められていて、まぁこれもちょっと専門的ですが、そういう基準があるのでしょうがない。
ちなみに、外科的手術の場合は全身麻酔をして、片方の真の治療の場合はちゃんと手術をする、もう片方の偽の治療の場合は切開のキズだけ付けて手術を終える
、その後、結果を追跡して、という方法もあるそうです。
もちろん、キズだけの人は可愛そうなんで、あとでちゃんと手術します。
これは比較的、急がない手術などの場合には適応できますが、手術が限られてるとか手術する執刀医の技量にも左右されるなどで、あんまり外科領域でRCTをしてるというのは聞いたことはありません。
ちゃんとその治療が効いてるか確認する、っていうのは簡単そうで難しいんですよね。
その点、漢方薬はお薬なんで偽の漢方薬とか作り易いんで二重盲検法によるRCTなどは多くなされています。 土曜日の営業時間中にこれだけ長文をかけるなんて患者一人もいないのか?
>>976 鍼灸師で、二重盲検法などで客観的に知ろうとする人って初めて見ました
その外科手術の話しは、聞いた事があります 心臓の手術ですよね
私は、科学論文を10年ほど読んでますので、実験デザインなどは知っています
科学的な話しができる人が居て、とても嬉しいです
私は、プラシーボでも改善すればOKという考えですし
ツボ押しの効果を実感してますので、肯定的な考えです
鍼を刺したフリのグループと、適切に鍼を刺したグループが同じ程度に
改善する可能性はあると思います 理由は、痛みに共感したり、患部に触れるだけでも
オキシトシンが出るので痛みが軽減されるからです ただ、数日で元に戻ると思いますが
それと、世界一の権威の先生みたいな人に治療をしてもらえると思い込むと
大きなプラシーボ効果があると思います 西洋医学ではプラシーボを排除しますが
施術者は利用した方がいいですね >>978
もう10年以上昔になりますが、鍼灸とは全く別にアメリカで「トリガーポイント:TP」というのが見付かった、というか提唱されて
これが東洋医学のツボと9割り方一致する、ということで日本の鍼灸師が「ツボはやっぱあるんだ!」と深く考えずに万歳したことがあります。
今はTP注射やら鍼灸でもTPアプローチとかで普通に使ってますが、肩こりとかの痛みのコリコリなんかはTPが関係してるのは明らか(TPについては>>852参照)だし
それと別に体性-内臓反射で同じ脊髄レベルで刺激を入れると脊髄反射で内臓が動く、例えば胃もたれしてる時にみぞおちを揉んだり刺鍼すると胃が動く、などは生理学の基本的な仕組みを用いてます。
患部に触れるとオキシトシンが出るのは、小児針と言って、これは生後数週〜小学校高学年、あるいは大人まで
皮膚を擦る鍼というのがあるのですが
子供の場合は神経系が未発達でツボや経絡が出来てないタメ、皮膚を撫でることで発育を促したり精神的な緊張を和らげ、昔で言う夜泣き疳の虫、オネショなど今で言う小児神経症的なものには昔から使われてました。
これに皮膚-内臓反射などもそうだしオキシトシンや成長ホルモンの分泌が関与するのでは、という話を生理学の研究をしてる先生から聞いたことはあります。
古い研究ですが、ラットでブラッシングをした時に人がブラッシングするのでも成長ホルモンやらオキシトシンが分泌されたが
ラットの親がやる(恐らく舐めたんだろう)のには敵わなかった、とか聞いた記憶があります。 >>979 ありがとうございます オキシトシンについて質問です
さてつ先生が日常的に1人でオキシを出すとしたら、どういう方法をしますか?
鍼を使わない方法がいいです
目的はアスペルガー症候群の治療です オキシが出ると症状が軽減するからです
また、オキシがどの程度出たかをSUDの様に数値化したいのですが
何か良い方法はありますか? うーん、なかなか難しい質問ですねぇ。
まず、鍼そのものの作用メカニズムとして
・鎮痛
・血流促進
・筋緊張緩和
・自律神経の影響(主に副交感神経の興奮)
・脳血流量増大
というのがあります。
オキシトシンは下垂体後葉からバゾプレッシン(抗利尿ホルモン、ようはオシッコ出なくさせる)と共に分泌されるホルモンですが
これらが分泌されるのはその下垂体の上にある視床下部(自律神経の最高中枢)からの放出されたりします。
さらにややこしいのがホルモンは「フィードバック機構」と言って、出過ぎると、それが視床下部などに伝わって、じゃあ少なくしろ、とか
ストレスが強く加わったら中枢神経から自律神経を通して副腎皮質からアドレナリンを出せ、とかそういう複雑なメカニズムで微妙に働いています。
ホルモン自体も極微量で色んな作用を示し、種類も大きく分かってるもので数十種類、マイナーなのも入れると百とか行くんじゃないでしょうか。
なので、一時期、「セロトニンが不足するとうつ状態になる。そうだセロトニンを食べれば元気になる、バナナ沢山食え (゚∀゚)!」とかありましたが、そんな簡単な話じゃありません。
ただ、オキシトシンに関しては、上の仕組みと別に(って全く読まなくていい文章でしたね、ハイ)、上のレスで書いた様にブラッシングで出るという事も知られています。
なので、ちょうど小児針がやり方としてはブラッシングに近いので、特に子供のアスペルガー症候群に対して臨床的に効果があるのでは?という仮説は成り立ちます。
逆に言うと、小児針でも他のホルモンも出てしまうので、オキシトシンだけ分泌させるというのはムリです。
と一応、自分でググってみたのですが、wikiソースですが「アスペルガー症候群」の項で小児針が紹介されていて
「「発達障害での小児はり効果を検討 ADHDの薬剤投与で個性抹殺の懸念も 日本小児はり学会特別講演会」『ナラティブメディカ』、ナラティブ出版、2015年5月、 45-48頁。」が出典元に挙げられています。
ただ、これは私も検索しましたが、原典は出てこなかったのでどの程度信頼性があるか不明です。
これと別にかなり専門的ですが
自閉症スペクトラム障害(ASD)患者における鍼療法
https://www.cochrane.org/ja/CD007849/zi-bi-zheng-supekutoramuzhang-hai-asdhuan-zhe-niokeruzhen-liao-fa
というエビデンスの高い論文の紹介は出てますが、個々のASDの研究の質があまり良くないので、結果として良くワカランという感じです。
個々の症例報告では
アスペルガー障害をもつ女児に対する鍼灸治療
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsam/60/4/60_4_737/_article/-char/ja/
という全日本鍼灸学会でのものもあるので、全く鍼治療が無効という所まではいかないかと。
具体的に、軽度のASDなどで、小児針でのブラッシング的なものを家庭で行う事は悪くはないと思います。
そもそも、小児針自体は100均で売ってるコロコロローラーみたいなモンなので、それを年齢にも依りますが毎日2〜3分全身コロコロするだけのものです。
コロコロ以外に熊手の小さいのみたいなので皮膚を軽く撫でるのとか形は色々ありますが、どれもやり方は簡単なものですし、
小児針の副作用というか有害事象などはないので、まずはやってみるのが一つかと。
昔、鍼灸院が多くあった頃は学校帰りに鍼灸院で小児針やって帰った、とかありますが、今はわざわざ子供連れてお母さんが鍼灸院に来るのが大変なので
僕はお母さんにディスポの小児針があるのでそれでやり方を教えて、お家でやって貰うようにしてます。
ASDの治療としては経験したことは無いですが、疳が強い、落ち着きがない、小学校低学年の学校行きたくない、などASD的な症状が和らいだなどはあるのでオキシトシンや、
それだけでなく、母子のスキンシップによる症状軽減などの効果はあるかも知れません。
やるならご自宅での小児針ですかね(結局一行で済む話だがw)。 なんかマニアックな長文になったので、簡潔な結論だけもう一度書きます
>>980
>さてつ先生が日常的に1人でオキシを出すとしたら、どういう方法をしますか?
やるならご自宅での小児針ですね。
経験的には毎日やって土日休む、3週続けたら1週休む、などと昭和の頃に聞いたことありますが、根拠ないと思います。
多分、身体を刺激に慣らさないタメでしょう。
僕は現代は平日毎日やるのは大変なので、お風呂上がりの裸で出来る時にやるので言いと言ってます。
やる強さも、ちょうど良いと赤ちゃんや子供が気持ち良くなって大人しくなったりちょっとトローンとします。
逆に刺激量は年齢とか体重がどーの、SUDがいくつとかよりトローンとするのが目安かと。
>また、オキシがどの程度出たかをSUDの様に数値化したいのですが
これも、鍼に限らず東洋医学のコンセプトが「一つの現代医学的疾患のみを治す」というより、身体全体の調子を良くする、
小児の場合は健全な発育を促す、ということなので、オキシトシンそのものの分泌量よりもその子供を見て改善してるかどうかを見る方が、一般の方には簡便です。
専門家が評価をする上では、SUDなどに加えて小児の心理アセスメントなど複数のテストを組み合わせて、小児科医などの診察と合わせて評価すべきでしょう。 >>980
横レスだけど、さてつが書いてるコロコロするやつはローラー鍼というのがあって
自分でケアするのには便利だよ
手足だけじゃなくて首や肩にも使える 0985名無しさん@お腹いっぱい。2019/07/21(日) 15:30:58.24ID:Wf3bR6wI
←既にボケた爺さんへ
お前が今現役世代ならもう詰んでるだろ
暇持て余して毎日書き込んでんだから
小遣い稼ぎで良い爺さんと俺たち若い世代は状況が違うんだよ
俺たちはラグナロクのフラグが立ってる
お前等の愚行蛮行のせいでな
おまえだよおまえさ〇つ
くずてつはボケる年までいってない
見た目はすごいけど
>>987
逆に清々しいw
でも、選挙って晴れたら遊びに行って投票率下がる、雨なら家出なくて投票率さがる、って鍼灸院も晴れたら遊びに、雨なら外出なくて、って同じかよw
とか思うが、毎回この投票率の低さはなんなんだろうね。
選挙が法律だけに関係してるとか思ってるバカが世間の大半なのか?
回り回って自分の給料、将来の年金、もっと言えば鍼灸師会に協力する議員に表を入れるのだってあるのに、不満を言いながら投票しない。
鍼灸師は文句は言うけど現状動かないとか言うけど、もしかすると鍼灸師だけじゃないのかも、とか思う。 抑圧されたこのスレの人々の投票率は80%超えそう
(´・ω・`)
0992名無しさん@お腹いっぱい。2019/07/21(日) 20:35:08.28ID:5DAOOyRX
0993名無しさん@お腹いっぱい。2019/07/21(日) 20:42:23.97ID:jxPuBcnn
>>990
抑圧されてたら選挙行く気力もないんじゃない?
腎虚になってると思う。八味丸。
抑圧を感じてて与党も変だけど業界的にはそうだろう。
ほんとに抑圧されてたらタロさんとか。
ま、期日前で行ったけどね。
俺の上げた2つの処方は党にならない。
オキシトシンが足りないようだ。
世間は吉本とジャニーズばっかだもんね。
こんなに情報が増えて知的な社会になってるはずだけど。
大事な患者さんが来なくなりそうでつらい。
落ち込むな。
抑肝散。 0994名無しさん@お腹いっぱい。2019/07/21(日) 20:46:35.48ID:jxPuBcnn
あれ、文章ばらけてる。
貴重なスレを消耗した。
悪い。
0995名無しさん@お腹いっぱい。2019/07/21(日) 21:00:40.42ID:jxPuBcnn
>>988
2つの点をしておきたい。
1、漢方薬の保険診療の維持ということもあるだろうな。
2、モダン漢方なんかが提唱されてるのも連動してそうだ。
しかしたった一人の患者さんのことでつらい、ってだめすぎる。
あれ、あの人しばらく来ないけどどうしたんだろう、とかふと思い出すくらいじゃないと。
以前は転勤する人にプレゼントとかわたしてたんだけど。 引っ越しとか、いい方で来なくなるのは仕方ないけど、何か体調悪くてとかだと辛いな。
でも、この仕事、やっぱ人の健康に関係することだから、どうしてもそう言う事は起きてくる。
開業したての時は、治療に自信もないし患者さんの数も少ないしで、まず量より質だ、って思ってやってきたが
今でもそれはそれで大事だと思う。
最近は肩こり腰痛とかだと、カルテ見ないと患者さんの状態思い出せないとか多くなってきたけど、カウンセラーの資質の話じゃないけど
入れ込み過ぎてもダメだし、引きずらずに直ぐ忘れるけど、直ぐ思い出せる、っていうのも一つのスキルだなぁ、と思う。
てか、昨日は久々に大学のゼミで吊し上げになってる夢見たw
そういや最近はブレーキの効きの悪い車(大学の時に乗ってたヤツ)の夢は見なくなったけど、あれも気持ち悪い夢だったなぁ
思いっきり踏んで、やっと止まるんだけど、停止線から歩道少し前まで出て辛うじて交差車線の車とぶつからないの。
地味だけどジワジワくるw
0998名無しさん@お腹いっぱい。2019/07/22(月) 00:49:44.23ID:W4sVgSCY
怒りは脳が気持ち良くない状態な
脳に入ってくる全ての情報に対して脳が反応する
反応が気持ちよくない状態が怒りな
気持ちよくない時は何か物質がでてんだろ?
殴られた怒るだろ?
わかる場合もわからない場合もある。
よってわからないから怒りではない。
何処からか持ってきて満足して、自分で考える事が出来ないからお前は無能なんだよw
0999名無しさん@お腹いっぱい。2019/07/22(月) 00:51:05.07ID:W4sVgSCY
お前の長文は沢山の人間が気持ちよくない状態なんだよ
だから怒られ叩かれる
叩くことで怒りを抑制または中和してんだよw
1000名無しさん@お腹いっぱい。2019/07/22(月) 00:51:33.04ID:W4sVgSCY
だから、くず鉄なんだよw
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