異常に高い自殺率! 自衛隊がひた隠しにする虐待、いじめの陰惨な実態

9月1日、自衛隊でまたもやいじめ自殺が発覚した。海上自衛隊の横須賀護衛艦乗務員が、
上司の1等海曹(42)からペンライトで頭を殴られたり、館内の出入り口の扉で手を挟んだり、
バケツを持って立たせたりするなどのイジメやパワハラを受け、自ら命を絶った。
しかも自殺の2日前、隊員は上司のいじめを理由に配置転換を求め、面談を行うなどの訴えも起こしていた。
自衛隊もイジメを把握していたということだが、にも関わらずそれを防ぐことはできなかった。

 しかし、自衛隊員の自殺はけっして珍しいものではない。それどころか、かなり高い比率で起こっているという。
自衛隊員たちはなぜ自殺しなければならなかったのか、そしてその背景には何があるのか。

『自衛隊員が泣いている』(三宅勝久/花伝社)では自殺に象徴される自衛隊たちの“暗部”にスポットをあて、
多くの自衛隊自殺事例が描かれている。