夫は幼少期に両親からネグレクトや虐待を受けていました。父親はヤクザで仕事でほぼ帰ってこない、母親は専業主婦でご飯もつくらず毎日パチンコ。あまりにも酷く祖母のところに預けられた期間もあったみたいです。
嘘をつくのは両親から教えられ、小学生の時にはお金の作り方を覚えて親の財布からお金をとってもバレて増えていれば怒られたことはなかったみたいです。
頭は良いので中学のときから外仕事の会社を20くらいまで自分でやっていました。
ですが、いわゆる不良というもので普通の仕事のかたわら喧嘩や悪いこともたくさんしていました。
元々気が弱く、辛いことや怖いことが多い世界なので生きていくために覚醒剤をやっていました。
一般的には物心つくときに周りとの違いに気づき反抗期があったりするものですが両親のことが大好きで20過ぎまでこれが普通だと思っていたようです。
車も家も買ってあげて生活費も毎月入れていました。嫌われたくないし愛されたかったんだと思います。