>>275
>年齢による感じ方の違い、ということでしょうか。
それはちょっと違います。

>正直こっちは見えにくくなったなら眼鏡をかけたら?の感覚で言ってしまったので、
あなたは合理的に考えて発言したが、当事者はそう簡単には割り切れないのが人間と言うものなのです。

例えばの話です。
あなたには既に子供がいたとします。
ある日、あなたは交通事故に遭い、下半身を著しく損傷しました。
事故は不運によるもので、誰のせいでもありません。
保険金として、あなたは10億円受け取りました。
医者からは、あなたは今後、歩くことはできない、自力で排泄できない、性行為も行えない、と言われました。
あなたは諦めきれず、入院を続けてリハビリに挑戦したいと言い、医者は効果がないことは説明しつつも、あなたの気持を尊重してそれを許可しました。
そこへ、あなたの弟がやってきて、あなたにこう言いました。
「リハビリやっても無理だって言ってるじゃん。それより早くオムツと車椅子買って練習しなよ。車椅子慣れれば普通に生活できるんでしょ?10億円もらえたし、子供もいるんだから、いいじゃん」と言いました。
さて、あなたはそこで、
「確かにリハビリなんてやっても何も改善されないし、無駄だよね!じゃ、早速アマゾンでオムツと車椅子買うわ!」と、言えますか?
『当事者はそう簡単には割り切れない』とは、そう言う意味です。

補聴器は、70歳以上、もしかしたら最近では80歳以上になってから、利用を考えるものらしいですよ。
50代の方が、まだそんな年齢ではないのにそれを使わなくてはならないと指摘されたら、相当ショックだと思います。
しかし、若い方はその辺にまったく気づかないのが普通だとも思います。