突然死でした。
病院の薬が減って、やっと食欲が戻り、母が亡くなる前日、母の大好きなたい焼きをたんと買って、寝ていたので起きたら喜ばせようと思っていました。ときどき、寝ぼけて起きる母のことが心配で朝の5時まで眠らず見守っていました。
その前に入院したときには、暴飲暴食さえしなければ何の問題もないと言われていたので、3時間だけ仮眠をとりました。
わたしが目を覚ましたとき、母はもう息をしていませんでした。
元気になってほしくて、厳しい言葉ばかりかけていました。
何でもっとやさしくしなかったんだろう。
母の車椅子を押して、美容院に連れていき、一緒にハンバーグ食べに行こう、桜が咲いたら、飲み物と軽食を買ってお花見しよう、と言っていた矢先のことでした。
母の車椅子を押していた時間がいちばんしあわせだった。

長文、申し訳ありません。
ただただ、いま言えるのは、
お母さんに会いたい。