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あくまでお主から観て、真面目で純粋でない者が得をしてるように見えるのぢゃろう
不埒で悪どい者などがのぅ。実際そうかもしれんし、いや、そうであろう
戦争にしろ、経済にしろ「詭道」が効果的に働くのが世の中であり知恵で生きる人間ぢゃ

何も信じられなければ、信じないほうがよいが、信用と信頼は別ものぢゃ
どんなものであれ、それがそうあるものと理解できれば信用はできるものぢゃし
信頼することは、これ依存なのぢゃ。己がしっかり生きとれば何者も信頼などせんでよい

若ければ多くの者が処世術に乏しく世渡り下手でも仕方あるまい。真に受けすぎるならば
聞こえてくる言葉に、あまり囚われすぎぬように気をつけてあれば良い

気づかいも、思いやりも、優しさも、誰かに金を貸すのも、初めから一方通行で上等
そのように踏まえておれば、後でお主が無駄に不信感に苦しまずに済むであろう

ベストな生き方など、無いのぢゃ。お主はお主であって、周りは周りであり
皆んな違って皆んな良いのぢゃ。運の要素もあり気なのぢゃ。賢者も貧乏人が多いしのぅ

「どうにかしたい」。そのような思いが最もに、お主の心を遠くへ引き離して苦しめとる
そういう落とし穴にハマるのが凡夫の常ぢゃ。あらゆる経験は学びであり
日々の暮らしの中で色々なものを感じ取りつつ、自己観察して暮らし、そのうち腑に落ちる

南無ぅ (-人-)