アンリエットは自室で、一人、ベッドに座り、同僚のメイドから買った、
妖しげな薬ビンをしげしけと眺め、同封の説明書きを読んでいた。
ふ〜ん 何、なに・・
女性ホルモンの分泌を促し・・不感症、不妊症、その他・・ へえ〜 冷え症にも効くのか!
ついつい仲間の誘いに釣られて、高いのに買っちゃったけど・・
本当に効くのかしら、この薬・・
アンリエットはベッドに倒れこみ、薬の入った紙箱を眺める。
でも、なにしろ箱に書いてある文句が「満ち足りた夜のために・・」て書いてあるのが気になるし・・ 仲間内じゃ評判だというし・・ 
ダメね、私って・・
アンリエットは再び、説明書きを読みだす。
え〜と、、 少量の水または唾液に混ぜて良く練り、局部に塗布するか・・・
え〜い、せっかく買っちゃったから、試してみるか!
アンリエットはベッドから起き上がると、ネグリジェを脱ぎズロース姿になった。
 そして、薬ビンの蓋をあけ、指に塗り薬を少し掬いとると、
説明書のとおりに、手のひらに練り薬をのせ、自分の唾液を垂らして、くちゅくちゅと捏ねた。
さてと、これを局部に塗るのか・・