瞑想にふけって神秘体験を得ても、あるいは書物を読み勉強を重ねても、
日常生活に戻ったとたんに欲望にかられたり、ヒステリーを起こしながら議論ばかりをして争っていたとしたら、何の意味もないではないか

日常のさまざまな活動、色声香味触法の六塵である現実の中で、
正念を打失するのはどの時かと、常に自己点検しなくてはならない