>>301
何を考えるにしても、考える材料は常に不足しているということを念頭に。
正しい答えを自分が知ることは“絶対に”ありませんので。

1つの事象には様々な要因がありますよね。
その要因となる1つ1つにもそれを構成する様々な要素があります。
1つの事象を突き詰めれば、そこには太陽があり水があり世界があり、と、なります。
これが縁起を理解するということです。
1つの事象における残虐性というものも、独立した存在では決してないということです。
事象に対して生ずる感情や主観に囚われず、自分の感情が波立つ要因、要素の1つ1つを検証していくことで
自分の思考には根拠のない思い込みがたくさんあることに気づいていくと思います。
それによって無智、無明から離れていくことができます。

がんばってください。