世の人は、自分でしたいと思うことを楽しみとするので、かえって、その楽しもうとする余りに苦しい目にあう。

道に達した人は、意にそまないことでも楽しみとするので、結局、苦しみの心が楽しいものにかわっている。

(菜根譚)