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弱者=善人

弱者とは、自分の弱さを「正当化」し、自分の無知、無能力、不器用、不手際、
魅力のなさに気がついているのであるが、それをちょっとでも攻める他人の
視線に遭遇するや、その傲慢さを、見識のなさを、優しさのなさを、

徹底的に責め立て、袋叩きにし、決して許さず、血祭りにあげる人のことである。
弱者は理不尽に苦しみを背負っている被害者であるがゆえに「正しい」
のだ。そして、生まれつきの資質に恵まれたもの、結果として報われたものは、
その苦しみを背負っていないがゆえに「正しくない」のだ。

こうして、自分が弱いことを全身で正当化する弱者、すなわち「善良な弱者」が
完成されるのである。