「善人ほど悪い奴はいない」
まず「善人」の存在がなければこの文章は成り立たない。
よって「善人」は存在する事を前提とした文章となる。
次にその「善人」の定義になるが、基本的に善い人の事を「善人」と呼ぶ。
当然、悪い人の事は「善人」とは呼ばない。これも前提となる。
そして、その「善人」が「一番悪い奴」という状況を指しているので、
善人が最低、つまり一番下の位置付け、である、と読み取れる。

以上により「善人ほど悪い奴はいない」は即ち
「世の中には善人、もしくはそれ以上の人しかいない」という持論であると結論づける事が出来る。