各集落ごとにお寺やお宮が当たり前のようにあり境内を遊び場にして育った田舎者で、
現代的な街中のあちこちに寺社が出現する京都に住んでいたこともある自分としては
(ちなみに東京に住んだ時も下町は意外とちょこちょこ小さい寺社がよく残ってると思った)、
お寺が「怖い」って感覚は今いちピンとこない…。
お経も、うちの祖母は自分が幼いころに祖父が死んで以降は毎日毎夕あげていたな。おかげで自分もある程度は暗記した。
よく知らないひい爺さん?とか戦死者の兄?あたりまで遺影がずらっと並んだ仏壇のある居間で遊んで寝起きしていた。

物理的にうるさいとか害虫がとか行事ごとに道の混雑が〜とかで嫌がるのは分かるが、
霊的なものが〜と言い出す人ほど、今までそういう神社仏閣やご先祖様系のモノに触れずに育ってきたんだろうか?
まぁ、そういう育ちで寺やお経自体に「怖い」という感覚を持っている人なら、
音量的にはうるさいという程ではなくても、お経が聞こえてくるだけでも嫌なのかな。
慣れれば美声の坊さんと音痴な坊さんの違いとかも分かるようになって、「お、今日はアタリの日だ」みたいになったりもするけど。